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かつてソニーから発売されていたテレビ番組録画用のnasne。今はバッファローが引き継いで、今春から販売を開始しており毎週amazonでは売り切れ続出の模様。
そのnasneに安心になる3つのサービスが追加された。
ストレージに関するニュースのまとめはこちら。
前回も書いているの下記参照。
なお、録画した番組をブルーレイに書き出したい時は、PC TV Plusを使ってPCで書き出すことで可能。
詳細は下記記事参照。
新サービスはテレビ番組保存用のNASとしてはあるとうれしいサービスばかりだ。
順番に見て行こう。
ずいぶん前にバッファローがほかのNASで提供するとアナウンスしていた機能と同等と思われる。
HDDは壊れやすい記録媒体だ。電源投入中に移動させると、ヘッドと磁性体の円盤がぶつかって、データが壊れることがある。その際運が悪いと、HDD丸ごと故障になる。
最近は加速度を検出して、ヘッドを退避させるような機能を持つHDDもあるが、動かさないに越したことはない。
その一方で移動させずにしていても経年劣化や個体不良などでHDDは突然壊れる。
バッファローはそういうHDDの故障を予測する手段としてSMARTを使って異常検出時に通知するようにしたようだ。
異常検出時は前面のランプが点灯してユーザに知らせる。またPS4やPCがNASに接続していれば、そこでも確認できる。
異音がしてからでは遅いので、ランプがついたら即交換したいものだ。まずは他のNASにデータ退避をすべき。
上記のサービスとペアになって、故障予知したnasneから録画番組を丸ごと移行する。
番組を退避するNASを他に持たない人はこのサービスを使うといいだろう。
日本の地デジは記録した機器のMACアドレスを使って暗号化しているそうで、データをそのまま他の機器に移してもMACアドレスが異なる限りは復号できない。つまり視聴できない。
困った仕様である。
このサービスはそれを乗り越えて、移行できるそうだ。おそらく移行時にMACアドレスを変更して書きこむのだろう。
このサービスは有償で、おそらく故障したnasneをサービスセンタに送り、新しいHDDに書きこんで戻してもらうようだ。価格は不明。
もしかしたらダビング回数は減らないのだろうか?その点は気になる。
故障予知があってもHDDは壊れるものなので、壊れた際に復旧してくれるのはありがたい。テレビ番組の復旧にいくらかけられるかは個人の主観によるのでこの有償サービスを使う人は限られると思うが、あれば便利、安心と思うだろう。
なお、HDDの故障だけでなくnasneの基板故障で視聴できなくなることもあるので、単純に予備のHDDに書き写すとか、RAIDで保全するというアプローチとは異なる方法だ。
PS5にtorneが年末予定で登場すると、PS5とディスプレイがあればテレビを見ることができる。テレビにPS5をつないでゲームをするのと逆に、高機能なディスプレイにPS5をつなぎ、これでテレビを見ることができる。
どこまで需要があるかは未知数ではあるが、PS5の使い方を広げてくれる。
nasneの価格とほぼ同額で500GB程度のブルーレイレコーダを購入することができる。
HDMIでテレビにつないで操作できるが容量が少ないものと、PCやスマホで操作が必要だが、WiFiでテレビがない部屋絵も視聴ができ容量が大きいnasne。
用途は個人で異なるので、多数レコーダを持つ人なら試し買いもありだろう。
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