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あの地デジ用NASのnasneに3つの安心サービスが追加

 

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あの地デジ用NASのnasneに3つの安心サービスが追加

かつてソニーから発売されていたテレビ番組録画用のnasne。今はバッファローが引き継いで、今春から販売を開始しており毎週amazonでは売り切れ続出の模様。
そのnasneに安心になる3つのサービスが追加された。
ストレージに関するニュースのまとめはこちら。

  

この記事のポイント

  • 地デジ対応NASのnasneに3つのサービスが追加
  • HDDの故障予知により、速やかにデータ移行を行うことが可能(有償)
  • 価格がまあまあするので、普通のレコーダとどちらがいいか比較を

 

nasneとは

前回も書いているの下記参照。

nasneでできる主要なことは下記の通り。

  • 放送中の番組や録画番組を、同じネットワークに接続したさまざまな機器から視聴
    録画番組の配信は2台まで。同時配信は1台まで。
  • テレビ、PC、スマホ、タブレットで視聴できる
    テレビはPS4とtorneが必要。PC、スマホ、タブレットは有料のアプリが必要。
  • 家の外から録画予約、視聴可能

なお、録画した番組をブルーレイに書き出したい時は、PC TV Plusを使ってPCで書き出すことで可能。
詳細は下記記事参照。

新サービスの概要

新サービスはテレビ番組保存用のNASとしてはあるとうれしいサービスばかりだ。

nasne2107

nasne2107 出典:バッファロー WEBページ

  1. データ故障予測機能
    「みまもり合図 for nasne™」
  2. ハードディスクが壊れる前に録画データを安全に引越し
    「nasne™向け録画番組引越しサービス」
  3. バッファロー正規データ復旧サービス

順番に見て行こう。

1.みまもり合図 for nasne

ずいぶん前にバッファローがほかのNASで提供するとアナウンスしていた機能と同等と思われる。
HDDは壊れやすい記録媒体だ。電源投入中に移動させると、ヘッドと磁性体の円盤がぶつかって、データが壊れることがある。その際運が悪いと、HDD丸ごと故障になる。
最近は加速度を検出して、ヘッドを退避させるような機能を持つHDDもあるが、動かさないに越したことはない。
その一方で移動させずにしていても経年劣化や個体不良などでHDDは突然壊れる。

バッファローはそういうHDDの故障を予測する手段としてSMARTを使って異常検出時に通知するようにしたようだ。
異常検出時は前面のランプが点灯してユーザに知らせる。またPS4やPCがNASに接続していれば、そこでも確認できる。
異音がしてからでは遅いので、ランプがついたら即交換したいものだ。まずは他のNASにデータ退避をすべき。

2.nasne向け録画番組引越しサービス

上記のサービスとペアになって、故障予知したnasneから録画番組を丸ごと移行する。
番組を退避するNASを他に持たない人はこのサービスを使うといいだろう。

日本の地デジは記録した機器のMACアドレスを使って暗号化しているそうで、データをそのまま他の機器に移してもMACアドレスが異なる限りは復号できない。つまり視聴できない。
困った仕様である。
このサービスはそれを乗り越えて、移行できるそうだ。おそらく移行時にMACアドレスを変更して書きこむのだろう。

このサービスは有償で、おそらく故障したnasneをサービスセンタに送り、新しいHDDに書きこんで戻してもらうようだ。価格は不明。
もしかしたらダビング回数は減らないのだろうか?その点は気になる。

3.データ復旧サービス

故障予知があってもHDDは壊れるものなので、壊れた際に復旧してくれるのはありがたい。テレビ番組の復旧にいくらかけられるかは個人の主観によるのでこの有償サービスを使う人は限られると思うが、あれば便利、安心と思うだろう。
なお、HDDの故障だけでなくnasneの基板故障で視聴できなくなることもあるので、単純に予備のHDDに書き写すとか、RAIDで保全するというアプローチとは異なる方法だ。

nasneの今後

PS5にtorneが年末予定で登場すると、PS5とディスプレイがあればテレビを見ることができる。テレビにPS5をつないでゲームをするのと逆に、高機能なディスプレイにPS5をつなぎ、これでテレビを見ることができる。
どこまで需要があるかは未知数ではあるが、PS5の使い方を広げてくれる。

nasneの価格とほぼ同額で500GB程度のブルーレイレコーダを購入することができる。

HDMIでテレビにつないで操作できるが容量が少ないものと、PCやスマホで操作が必要だが、WiFiでテレビがない部屋絵も視聴ができ容量が大きいnasne。
用途は個人で異なるので、多数レコーダを持つ人なら試し買いもありだろう。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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