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スマホ選びも重要だが、あまり差がなくなった通信事業者(MNO、MVNOのいわゆる通信キャリア)のどれを選ぶか、キャンペーンの観点で見ていこう。
MVNO、MNOについてのニュースのまとめはこちら。
4月が学校、就職の季節である日本では、2月3月が携帯電話回線の新規契約、MNP転入が多い時期だ。
いつもはスマホ選びをこの時期に書いているが、今年は通信事業者選びを書いていく。
総務省の指導による低価格化により、MNO4社のサービスは大差なくなった。MVNOについてはMNOとの差別化のため、より小容量、低価格にシフトした。
どういう使い方をするかによって選び方も変わる。まずは使い方のモデルを決めよう。
想定するユーザは小中学生で初めて使うスマホ。あるいは高齢者。
自分からスマホを操作してネットのサービスを使うことはまだ少なく、主に家族との通話のために持っている。
想定するユーザは高校生、大学生、あるいは社会人。ただし自宅では固定回線によるネットワークがあって、携帯電話回線でデータを使うのは外にいるときだけ。
想定するユーザは一人暮らしをする大学生、社会人。自宅に固定回線によるネットワークはないので、すべてをスマホで賄うユーザだ。
こういうユーザはテレビを家に置かず、見逃し配信サービスで見る場合が多いだろう。
また最近は減ったと思うが、在宅での講義受講、在宅勤務の際に必要なネットワークも携帯電話で賄う。
家庭を持って働く世代。すでに持っているので新規にスマホを購入することは少なく、より条件がいいキャリアがあればMNPで転入するかもしれない。
では、それぞれのモデルに適した通信キャリアを紹介していく。
1,2年前の比較になるが、あまり変わっていないので各社のサービスの比較は下記記事を参照。そろそろ更新しないといけないな。
通話は家族内が多く、データは月3GBあれば十分だろう。
家族内通話無料が欲しければ、家族で同じ通信キャリアにする必要がある。その場合は楽天以外のMNO3社になる。
ただし、MNOでは最安プランの基本料金は高い。家のネットも揃えたら1,000円程度にまで安くなるが条件がそろわず安くしたい場合は、家族内通話をあきらめる必要があるだろう。その場合は5分間通話定額などで代用できるだろう。
通話定額などは不要でデータ通信を月20GBくらいは欲しいユーザだ。このレンジはMNO4社が揃え、一部のMVNOも提供している。
キャリア | プラン名 | 月額料金 | 参考 |
---|---|---|---|
ahamo | 2,970円 | 通話5分間定額つき |
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povo2.0 | 基本料0円 | 必要に応じてパケットをトッピング |
|
LINEMO | スマホプラン | 2,728円 | LINEトークはパケットカウントフリー |
楽天モバイル | 最強プラン | 2.178円 | 契約者はいつでも楽天市場でSPU+4倍 |
NURO | NEOプラン | 2,699円 | あげ放題、SNSカウントフリー |
家で使うネットも賄うので、データ通信は無制限に近い容量が欲しい。
最適なプランは、MNOの無制限プランだ。3社は月額約7,000円になるが、ここから各種割引で最安で4,000円台になる。ただし一人暮らしなら最安にするのは難しい。
また、楽天のみは3,278円でデータ容量無制限になる。
MNPで転入すると、キャンペーン中のキャリアでは端末を安く買える場合がある。
キャリア | プラン名 | 月額料金 | 参考 |
---|---|---|---|
IIJmio | ギガプラン | 410円~ | |
mineo | マイピタ | 1,298円~ | MNP転入で端末割引セール中 |
楽天モバイル | 最強 | 1,078円~ | MNP転入で13,000ポイント還元 |
家族通話無料を取るか、安い月額料金を取るかなど、家庭の事情に応じて選ぶといい。
我が家では以前は家族間通話無料を取ってauでそろえていたが、あまりパケットを使わないことから安くするため、夫婦はpovo2.0に乗り換えた。
子供は契約できる年齢制限のためauに残していたが、3G停波がありスマホに変えたことを契機に、今はLINEMOにMNPで変えて、LINEトークを無料で使えるようにしている。
今後どうなっていくかはわからないが、メイン回線はしばらくは上記のままだろう。
ちなみに自分はサブ回線をいくつか持っており、最近ではIIJmioを契約している。
MNP転入については下記記事を参考。
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