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川下が川上を買収する。
ということが数年おきにあるみたいだけど、家電の小売りのノジマが日立の家電事業を買収すると発表した。家電撤退が相次ぎ日本に残るは日立とパナソニックくらいだったが、この先どうなるのだろうか。
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かつて、家電メーカというと日立、東芝、三菱電機、パナソニック、シャープ、サンヨーくらいだろうか。
似たような機種が似たような価格で発売され、リモコンの使い勝手とかデザインでファンが分かれていた。
当時から日本の家電メーカは多すぎるといわれていた。
その分析が当たったのだろうか。日本経済はバブル崩壊に飲み込まれ、いくつもの企業が家電を切り離した。価格面では韓国、中国勢に勝てず、近年は機能、性能も大差ない。自然と減っていき適正な数に落ち着くのだろうと思ったが、どうやら絶滅に向かっているようだ。
東芝は中国企業に売却し、シャープは丸ごと台湾企業傘下だ。サンヨーに至っては解体され、パナソニックに吸収されたが、そのパナソニックも先行き不安でリストラが行われている。
これまで家電を保有していた日立もITに注力するため「本業」と関連性が薄い家電事業を売却するとして売却先を探していたが、やっと見つかった。


ノジマ 日立家電事業を買収 2604 出典:日経
家電量販大手のノジマは日立製作所の家電事業を買収する方針を固めた。買収額は1000億円以上とみられる。家電メーカー買収で商品開発力を高める。家電量販市場の安売り競争とは一線を画し、高付加価値品の販売による成長をめざす。
日立の思惑は単純だ。非中核事業を売却してその資金を中核事業に投資したい。それだけだろう。
ノジマはどうだろう。PB商品として日立の商品を手に入れることで、ノジマの顧客に合う商品をそろえることができ、売り上げ増を目指すことができる。
現状の販路も維持できるだろうから、日立の家電事業を大きくすることもできそうだ。
ノジマは以前VAIOを買収した。
次はどの企業を買収するのだろう。ノジマの動きに注目だ。
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