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NTTドコモのahamo発表から始まったMNOの安価な20GBプランの登場。
日本通信に続いてnuroからも対抗と思われるプランが登場。
nuroについてのまとめはこちら。
nuroの発表はこちら。
プランの内容は文字通りデータ容量無制限。上限なしだ。これで月額3,480円。利用開始翌月から
24か月間はさらに安く2,855円になる。
MVNOであるとはいえ、ahamoの20GB 2,980円に比べたらけた違いに安い。
以前もWiFi提供業者が無制限で提供してサービスが破綻したようにMVNOが無制限でできるはずがない。
できるようになるのはMNOとMVNOの契約も無制限になるときだ。これはMNOがうんといわない。
それでどんな裏があるかというと、ありました。下の方の注意事項に。
当日を含む3日間の合計データ通信量が、10GBを超えた場合、当該SIMカードを使った通信の速度を制限することがあります。通信速度制限は、翌深夜~朝方に解除いたします。
もしこれが忠実に実行された場合、3日に1回、通信速度が制限される。このため実質無制限のデータ容量は
100GBに制限速度700kbpsで通信されるデータ量を加えたものになる。
低速の700kbpsを含めたら、データ容量は定額の範囲で無制限になる。もちろんnuroはうそを言っていない。
しかし。
使うユーザから考えれば、実質100GBのデータ容量でおそらく通信速度が遅いMVNOのSIM契約となる。
これで割引が終わったらahamo,povo,SoftBank on LINEより500円高い月額料金。
遅くても80GB余分に使える回線と、20GBしかないがMNOが提供する品質の回線とどちらが良いか。
これは使うユーザの用途で決まるが、多くの人はahamoなどMNOのサービスになってしまうだろう。
ごく一部の人をのぞけば毎月のデータ容量は20GBもあれば十分だ。大容量が必要な人はごく一部だ。
もちろんこの容量の目安は高画質化によってどんどん大きくなっていく。今の目安が未来永劫の目安ではない。
大容量を活用して在宅勤務などに使う事を考えるひとも出てくるだろう。
でも無線は不安定だ。基地局との距離や家の建ち方、周囲の建物によって、速度は変わる。
nuroはお試しプランを提供しているので、まずはこれで使えるか試してみて、問題ないと判断できたら
契約するほうが良いだろう。
まだほかのMVNOの出方を見てからの判断でいいだろう。本命はMNOのプランだが、MVNOが生き残りをかけて
うんと値下げしたプランを出してくるかもしれない。MNO戦国時代はMVNOを巻き込んで延焼中。
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