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光モデムの交換を試みた(1) WEB会議の音切れを分析する

 

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光モデムの交換を試みた(1) WEB会議の音切れを分析する

フレッツ光を利用する際にガラスの光ファイバを終端して
イーサネットに変換する、ONUと呼ばれる機器。
ここでは光モデムと呼ぶが、それを交換するための調査の話。
光回線についてのまとめはこちら。

背景

在宅勤務が長引き、家では毎日の様にweb会議をしている。
その時にカメラはほとんど使わないが音声と画面共有だけだ。
最近、時々ではあるが、音が途切れると言われる。どこにボトルネックがあるか調べてみた。

自宅

ONUからは1Gbpsのハブを介してカテゴリ6のLANケーブルで分配している。

誤った接続

誤った接続

PCからスピードテストを有線LANで実施しても昼に40Mbps以上、深夜は80Mbpsは出ているので
宅内配線に問題はなさそう。上図では光モデムから右の部分。

フレッツ光

ニューファミリー契約なので200Mbpsだ。このほかにテレビ配信用の帯域が使われる。
10Gbpsでのサービス提供も行われているので、ここの帯域が足りないはずはない。
フレッツ光

プロバイダ

当時問題があり、IPoEにした。

このため、自宅とプロバイダはPPPoEを使わず、IPv6でカプセル化されて届く。
プロバイダ側はここからパケットをインタネットに流す。おそらくここは100gbpsくらいの帯域があるはず。
なのでここがボトルネックのはずもない。

会社施設

そうなると、会社内のネットワークが原因か。
詳細は知らないが、オンプレミスで構成する会議サーバは会社のネットワークで乗り入れて届く。
この先に会議ブリッジなどあり、音声会議ができる。
VPN装置か、中のWEBサーバかあるいは両方か。そのあたりで発生しているのかなぁ。

音声通話の帯域

では、WEB会議で音が途切れるとはどういう事だろうか。

昔の知識になるが、音声をデジタル化し配信するための規格がいくつかある。
代表的なものがg.711というもので、帯域は90Kbps弱だ。
VPNによる暗号化で倍になったとしても、帯域は200kbpsあればいいはずだ。

帯域が足りなければ通知すべきデータが相手に届かないので、その時点で音声は途切れる。
これが音が途切れて遅れるという現象の原因だ。

しかし最悪でも我が家はインタネットに40Mbpsで繋がるはずなのに、どうして音が途切れたり、
聞こえないと言われるか?会社側に問題があるのか?

音声通話が途切れる原因は何か?

以下のように推測。

フレッツ光はベストエフォート。ときどきとてつもなく遅くなっているかもしれない。
これが100kbps程度まで下がれば、ぶつぶつ途切れたり、聞こえないのはありうる。
会社側のVPNゲートウェイのアクセス集注に加え、フレッツ光でも時々速度が落ちているのではないか。

会社内のネットワークはどうにもならないが、フレッツ光の部分は速度を速くすれば途切れている時間を
短縮できるかもしれない。

そう、200Mbpsの契約を1Gbpsに変えれば、帯域が増える上にリカバリも速くなりそうだ。

そう考えてNTTにプラン変更について相談してみた。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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