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そろそろ冬のボーナスの季節。サラリーマンの冬の楽しみ。
今のところすぐに新しいPCは必要ではないが、仮に買うとしたらと
たまにシミュレーションしてみる。今回は空想の話し。
PC、周辺機器についてのまとめはこちら。
かなり昔からある、PCメーカが提供するカスタマイズをさす。
Build To Order, 略してBTOだ。
自分の場合はWindows95の頃にDellでBTOでカスタマイズして購入した記憶がある。
当時はあまりなかったが、その後はショップブランドでもBTOを扱うようになった。
当時BTOを選択するモチベーションは、単純に自分の欲しい仕様のPCをメーカの提供する
ラインナップからは買う事ができなかったこと、それからメーカ製よりも安く買いたいという事だった。
そんなメリットもBTOの普及と自作PCの価格差の縮小でなくなってきて、いまや自作PCをやる人の
ほとんどの人の目的は価格差ではなく自分の求める仕様になっている。
メーカ自身のBTOが普及し、一から部品を集めて作るBTOが価格差のメリットがなくなった今、
ユーザはどのようにして新しいPCを求めていくのか。
コアな自作ユーザをのぞけば多くはメーカのBTO、一部はショップのBTOではないかと思う。
メーカのBTOは安心だ。メーカが組合せを保証してくれるのだから。
一方でショップも以前に比べたら自前で検証システムを持つなど頑張っており、メーカのBTOと
遜色ない。自作PC同様に部品を集めて組んでくれるので、ショップBTOは今や自作PCの組み立て代行の側面がある。
冬のボーナスも近いので、例えばBTOで今欲しい仕様のPCを組んだらいくらになるか?
試しにやってみた。試したものはPC工房のサイト。
ベースの仕様として下記のものを選んでみた。
STYLE-M049-iX7-UHX [Windows 10 Home]
今回のターゲットはインテルCPUだが、もちろんAMDのモデルもある。
価格は87,980円(税別)。このほかに送料がかかる。
この構成では普通の事務仕事はできなくないが、オフィスはないし、
ストレージも500MBしかないので心もとない。
使い方を想定して、メリハリを考えてみる。仕様を落とすことは基本できないので、
仕様を上げるポイントを考えて、予算を配分する。
(CPUスペックを落とす、などは
今回の仮の想定は2つ考える。
まさに自分が良く使うPCの仕様だ。
強化しなければいけないポイントは下記のもの。
以上で155,606円(税別)
PCでゲームをしたい場合を想定する。
強化しなければいけないポイントは下記のもの。
以上で157,080円(税別)
今回のケースではモデル選択の際にCPUとケース形状を決めて、そのほかをカスタマイズした。
メモリやストレージは細かく選択できるのだが、例えばメモリはクロックの指定が限られる、
ストレージはOS用にM.2 SSDが固定でデータ用はHDD固定だ。データ用もSSDにしたいとしてもその選択肢はない。
こういう細かい点を一般ユーザがしたいかというと、自作の沼に落ちる前のユーザなら
この選択肢でも十分だろう。
自分や諸兄のようにすでに自作の沼に首まで浸かってしまった人には物足りなさを感じる。そういう人は
BTOでは物足りないのかもしれない。1からパーツを選ぶ楽しみも作るモチベーションの1つだ。
その一方で自分自身もパーツの組合せ、相性で苦しめられた。その時間を楽しむ余裕があればよいが、
仕事が忙しい時期に当たると半年放置なんてことになる。
CPUが1年で変わっていく移り変わりの早いこのご時世に半年も放置したのはもったいなかったな。
安定したPCが欲しいけど、ちょっとだけ仕様を変えたい場合にBTOは便利だ。
冬に向けて、コロナウィルスの猛威が予想される。再度在宅勤務が広まるかもしれない。
冬のボーナスを前に、PCの新調を考えている人の助けになれば幸いです。
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