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楽天モバイルが契約者数が500万件になったことを発表した。
楽天モバイルについてのまとめはこちら。
プレスリリースで、楽天モバイルが500万契約になったと発表。この内数は以前からやっているMVNOサービスとUNLIMIT VIだ。
UNLIMIT VIは390万契約を4月に超えている。それから5か月弱で100万契約を獲得したのだろう。
獲得の原動力はおそらく、新規利用3か月無料とiPhoneの販売開始だろう。
外であまり使わないユーザにとって、1GBまで月額料金無料の楽天モバイルはありがたい。
ただ、一点引っ掛かる。
500万ユーザとは言わず、500万契約といっている。
1人で何回線契約したとしてもユーザ数なら1だが、契約数ならその数になる。
また、契約したのちに解約した数が入っているか否かも分からない。累計契約数なのか、現状使っている契約数なのか。
この辺りを明らかにしてほしいものだ。
急にサービスが追加された。
従来からUNLIMIT VIではRakuten Linkアプリを使うことで通話料無料で通話ができている。
ただしこれはIP電話だ。音質は良くない。
これに対して今回始まったサービスは、通常の電話回線の音声通話で行う10分通話定額だ。
SMS送信は上限回数なしで無料になる。価格は月額1,100円。
povo、LINEMOのように5分定額550円。
10分と5分なので価格は違って当然だが、楽天にしては驚きがある価格ではないなという印象。
また、ahamo、povo、LINEMOのように24時間定額は提供されていない。
楽天自身はこの通話定額を実験的に提供を始めたのだろうか。
Rakuten Linkの無料通話があるのに開始したのは、何らかの外圧があってのことだろう。
これがないと競合に負ける、という危機感だ。
このため、24時間通話定額はまだ様子を見ているのだろう。要不要を決めかねているように思える。
半導体不足で人口カバー率96%の達成が数か月遅れる。
楽天の決算でローミング費用負担が大きいと三木谷氏が話していた。
このように楽天モバイルの事業運営に問題になりそうな懸念点はあるが、5Gネットワーク運用ソフトウェアの
輸出が決まったとも聞く。
楽天モバイルにとっていい方向に向かえばよいが、今はまだ迷走中という印象だ。
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