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Windows11がインサイダプログラムを対象に提供開始されたと聞き、早速更新してみた。
今回は設定を確認した。
Windows10についてのまとめはこちら。
前回はこちら。
では、まずはログインする。マイクロソフトアカウントを既存のものを流用する場合は、パスワードなどは同じだ。ログインする。
最初にこんなウインドウが開く。あとで分かるがこのウインドウはスタートメニューだ。
アイコンが見えるが黒塗りっぽい。あとで分かったが、どうやら裏でインストールしているようだ。
これってAndroidと同じように、バックアップから使っているアプリの情報を引っ張ってきて自動でインストールしてくれるってことかな。そうなら、使いやすくなり、良くなった。希望はアカウント情報も引き継いでくれることだ。
では右上の設定アイコンである歯車アイコンをダブルクリックして、設定に進む。
まずは第1階層の確認。Windows10からなくなったのはデバイス、電話、検索だ。(似たような趣旨のものは除く)
逆にWindows11で追加されたのは、Bluetooth&Deviceくらいか。
実際にはWindows10のデバイスは、Windows11ではBluetooth&Deviceになったようだ。
まずはシステムを見ていく。最初に右下にあるバージョン情報を確認する。下図にあるようなハードウェア構成が確認できる。この下にビルド番号などが表示されている。
改めて上に戻る。上から、ディスプレイ、サウンド、通知、集中モードが並ぶ。
さらに下には電源、記憶域、マルチタスク、ライセンス認証、トラブルシューティング、回復、このPCへのプロジェクション、リモートデスクトップが並ぶ。いくつかのメニューは別の機能を統合したように思える。
その下にはクリップボード、バージョン情報がある。
では詳細を見て行く。
ディスプレイの設定項目になる。ここでは上から夜間モード、HDRに関する設定がまずある。
続いて拡大縮小、解像度になる。この辺りはWindows10でも同等の設定がある。でもHDRはなかったな。(HDRについては後述する)
さらに下には画面の向き、マルチディスプレイの設定がある。
画面の向きは仮想化環境なので無効になっている。マルチディスプレイのメニューを展開すると、下図のように表示される。
ウインドウの記憶と、未接続時はウインドウの最小化をする設定がある。これらはWindows10はない。
さらに下にあるGraphicsの設定を見てみる。アプリ単位のカスタムグラフィック設定を選択できる画面だ。例えばEdgeに省電力設定がされているとわかる。PCなら省電力はそんなに厳しく言われてこなかったが、これはおそらくARM CPUを見据えての仕様なのだろう。
次に、Windows10でのデバイス設定に対応すると思われる、Bluetooth&Deviceだ。
上からDevices、プリンターとスキャナー、Your Phoneが並ぶ。Windows10の電話メニューがここに入ったようだ。
その下にはカメラ、マウス、ペンとWindows Ink、自動再生、USBが並ぶ。カメラはWindows 10にはなかった。
続いて、ネットワークとインターネット。
イーサネット、VPN、プロキシ、ダイヤルアップ、ネットワークの詳細設定が並ぶ。並び順は変わっているがだいたいWindows10と同じ。ただし、Windows10では機内モードがあり、ネットワークの詳細設定はない。
続いて個人用設定はWindows10でもあるものだ。
※デスクトップ画面がちょっと派手なので一部マスクしている。
まずはテーマを選択して適用する選択肢がある。Windows10ではサブメニューにテーマがあった。
続いて下に表示されているメニューだが、背景、色、テーマ、ロック画面、タッチキーボード、スタート、タスクバー、フォントが並ぶ。
Windows10にはタッチキーボードはなかった。
設定項目自体はWindows10と同じだ。
これはWindows10の設定とかなり変わっている。
まず上2つはなかった。ペン使用中はメニューを表示する、いつもタッチキーボード(ソフトキーボードのことと思われる)のアイコンを表示するとなっている。下はセキュリティ通知を表示する、そして会議の開始。
会議の開始はTeamsを統合したため、OSの設定メニューに追加されたのだろう。
そしてその下にはTaskbar alignmentなどが並ぶ。順番に
が並ぶ。
タスクバーの配置が中央揃えになっているので、Windows10と異なりスタートメニューが左端にないのだ。アイコンが増えるか、ここを左揃えに変更すればWindows10と同様の表示になる。
Windows10と異なり、タスクバーの位置は下に固定されている。これは大きなポイントだ。
次はアプリ。アプリと機能、既定のアプリ、オフラインマップ、Optional features、Webサイト用のアプリ、ビデオの再生、スタートアップが並ぶ。Windows10にないのは、Optional featuresのみ。
順番に見て行く。
Choose where to get apps、Share across devices、More Settingsが並び、下にはアプリのリストが続く。
先頭のものはWindows10にもある。
選択肢はWindows10と同様で3つ。入手元を選ばないがデフォルトだが、他はマイクロソフトストアをベースにしている。
次のものはWindows10にはなかったと思う。自分のアカウントに紐づいた他のデバイスでもアプリを使うかという事と思う。
インストール後の起動時にアプリが自動でインストールされた話を冒頭にしているが、そういうことをする仕組みなのかな。
次がアプリ実行エイリアス。5つ目のペイントがいい例なので書くと、同じ「ペイント」と名乗るアプリを複数個登録できるが、スタートメニュー上はおそらく1つしか表示できないのだろうか。このためペイントを起動したときに、5番目のmspaint.exeを起動するのか、6番目のpbrush.exeを起動するのか、ここで選択できるようだ。
続いて、アプリをアーカイブする。 名前の通りで使用頻度の低いアプリをストレージ容量節約のため圧縮するのだろう。あるいはデータだけ残してアプリ本体は削除し、使用時にネットから再インストールして復元するのかもしれない。
Windows10ではファイルの拡張子に対して起動するアプリを設定していたが、Windows11では各アプリの既定値の設定に変わっているようだ。
下の方に行ってEdgeの設定をみると、ここで拡張子が出てくる。Windows10とはアプローチの仕方を変えたようだ。
設定項目はWindows10と同じなのでこれは機能変更されていないようだ。
オプション機能という事だが、ここでWindowsの追加機能を設定できるようだ。
先頭のAdd an optional featureがそれ。次のOptional feature historyは設定履歴だろう。
下にはインストールされているオプション機能が並ぶ。
先頭のボタンをクリックすると、未インストールのオプション機能一覧が表示され、ここからインストールできるようだ。
Windows10ではプログラムと機能のサブメニューにあった機能に相当すると思う。
下にあるインストールされているオプション機能をクリックするとその機能の説明が表示される。Internet ExplorerモードというのはEdgeのオプション機能だ。
Androidのようにアプリをインストールしている場合はURLリンクのクリックでそのページをWEBブラウザで表示するのではなく、アプリが開くようになる。ここではそのアプリを設定できる。基本はアプリで開くのだろう。
ネット環境で快適に視聴できるように解像度の調整を行うようだ。つまり広帯域なら4K、狭帯域ならSD画質というように。
インサイダプログラムなのでアクティベートしていないため、カスタマイズはできなかった。
関連設定のHDRを開く。これは冒頭のディスプレイ>>HDRそのものだ。
HDRに対応するディスプレイはここで設定変更できるようだ。我が家にはないので当分使えないな。
次回はアプリ>>スタートアップから。
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