スポンサーリンク
ソニーのXperiaから新機種が登場。なんとミッドレンジ向けのAceの後継機を出してきた。
ソニー製スマホのまとめはこちら。
ドコモから2021年夏モデルが発表されて下記が紹介されている。
この中でローエンドというべき2機種にArrows Be4とXperia Ace IIが出ている。
Xperia Aceは2019年6月頃にリリースされていた。後継機種の登場は2年ぶりだ。
出典:ソニーWEBページ 以下同じ
2年経って、Aceとの仕様はどう変わっているか簡単に比較してみる。Aceリリース当時は仕様表を書いていなかったので、改めて書く。仕様はどちらもドコモのもの。
機種 | Xperia Ace II | Xperia Ace |
---|---|---|
OS | Android 11 | Android 9 |
SoC | Helio P35 | Snapdragon 630 |
メモリ | 4GB | |
ストレージ | 64GB 外部:マイクロSDカード(1TBまで) |
64GB 外部:マイクロSDカード(512GBまで) |
通信規格 | 4G:不明 3G:不明 2G:不明 |
4G:B1/3/19/21/28/42 3G:不明 2G:不明 |
WiFi Bluetooth |
Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) Bluetooth 5.0 NFC/おサイフケータイ |
|
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD+ | 5.0インチ液晶 フルHD+ 2,160 x 1,080 |
カメラ | 背面:12M(f/2.0) 正面:8Mピクセル(f/2.0) |
背面:12M 正面:8Mピクセル |
認証 | 指紋認証 | |
バッテリ | 4,500mAh | 2,700mAh |
大きさ、重量 | 140 x 69 x 8.9mm 159g |
140 x 67 x 9.3 mm 154g |
その他 | 防水防滴対応、イヤホンジャック | 防水防塵対応、イヤホンジャック |
ドコモから2万円ちょっとで発売されるそうだ。Aceは4万円弱だったと思うのでミッドレンジというよりはローレンジに落としたという位置づけだろう。実際、SoCがクアルコムではなく安価なものに変えられている。
メモリもストレージも変化がないが、バッテリだけは容量を多くしている。カメラ性能は変わっていないようだが、ディスプレイは大きくなっている。これが意味するところは何か?
ドコモとしてはガラケーを終わりにしてスマホに移行してほしい。しかしスマホは難しいと特に高齢者の抵抗感が強い。ならばと文字を大きくできて、ガラケー並みの機能しか提供しない、しかも安価、場合によっては0円で配布できるスマホ機種が必要だ。海外メーカではこの価格よりも安価なものがあるが、旧富士通とソニーで2万円強でローエンドの機種を用意したのはさすがドコモというべきか。
下の図を見てほしい。一時期のかんたんケータイをXperiaが提供しているようだ。必要なボタンはドコモメールと+メッセージ、それから電話と短縮1~3だけで高齢者の多くは足りる。ショップでカスタマイズしてもらえれば、触らないものは表示しないことで、ガラケー並みの使い勝手になる。こうなった場合に問題になりそうなのは電池の持ちだが、Aceと比べて倍近くの容量にした。これでガラケー並みにはならなくても2日に1回程度の充電で済むだろう。
ソニーも黒字化のためになりふり構わぬやり方を始めたようだ。とうとう、ハイエンドのソニーではなく、ローエンドも出すようになった。これでシェアが拡大できれば様々な端末を作ることができるが、コケルと取り返しがつかなくなりそうだ。
大丈夫かなぁ。
PR