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1月のauのpovo発表に合わせてUQ mobileが思い切った料金値下げに走った。
発表を12月にしていたソフトバンクが慌てて対抗値下げを開始。
ソフトバンクについてのまとめはこちら。
12月の発表時点ではY!mobileの位置づけは、MNOであるソフトバンクとMVNOであるLINEモバイルの
中間であった。つまり通信速度は中間、料金も中間。
ところが1月のUQmobileの発表が踏み込んでいた。なんと通信速度は中間の位置づけのまま、
料金はMVNO並み(注意:発表当時のMVNO)になった。
この料金プランをぶつけられると、MVNOは即死だ。そう思えるインパクトのある発表だった。
詳細はこちら。
このままでは当然ユーザを持っていかれるので、予想通りY!mobileから対抗策が出た。
2月18日から提供開始になる。(UQmobileは2月1日から提供済み)
出典: Y!mobile WEBサイト 以下同じ
では新プランがどうなったかをみよう。
割引がないところではまだまだ高い印象だが、SoftBank光・Air加入か家族割引の加入で今までの500円引きを
1080円割引に増額。これにより、下記のように月額料金になる。
povo発表当時のMVNOは、データ通信専用SIMで月3GBで900円がふつうだった。
Y!mobileはデータ通信だけでなく音声通話も可能だ。つまり、MVNOを上回るサービス提供をするのに
MVNOを下回る価格になった。画期的だ。
1月に発表した後の更新はないので下記のままだ。更新したY!mobileに比べると割高に見える。
参考までに先日更新したmineoも並べる。mineoはデータ通信量があっていないので料金が近い大容量の
プランを書いていることに注意。
月額データ通信容量 | Y!mobile | UQmobile | mineo |
---|---|---|---|
3GB | 900 | 1,480 | 1,380(5GB) |
15GB | 1,900 | 2,480 | 1,980(20GB) |
25GB | 2,700 | 3,480 | 設定なし |
この表で見ると、Y!mobileとUQmobileの勝負は見えている。もちろん、家族割など割引があってこその話だ。
おそらくUQmobileから合わせてくるような再発表があるだろうな。でも提供開始済みなので容易に変更できる
ものかどうか。もう今は料金の許認可は無くなったんだっけ?
mineoの発表内容には危機感をもった。
nuroの方は実質100GBという無制限プランなので別格だが、mineoは大容量はないし、そんなに安くもない。
価格差を考えると通信が速いほうを選んでもいいくらいだ。
まだIIJmioの発表を待っているが、期待外れになるのかな。
音声通話なしでいいから20GBで1,500円くらいのものが欲しい。
それができそうになければ、MVNOはこの春一斉に経営危機に陥るかもしれない。
ahamoなどのサービス開始まであと1ヶ月ちょっと。さあどうなるのか?MNO戦国時代。
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