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Chat-GPTから話題が続くAI分野。Googleが焦りをにじませて爆速で進めているBardが先日トライアル開始になったので、試してみた。
IT業界に関するニュースのまとめはこちら。
昨年末のChat-GPTのリリースから、AIの話題が止まらない。
最近ではテレビの情報番組でも取り上げている。マイクロソフトがChat-GPTの開発元に大きな投資をしており、すでに検索サイトのBingやOfficeとの連携が始まっている。
Chat-GPTの場合はこうだ。聞きたいことを質問すると10秒程度でぽつぽつと回答が表示される。
ただしその内容はもっともらしく書かれているが正しくないことも含まれている。使う人は注意が必要だ、と。
先日Bingで登録できるようになったので、試してみた。Bingの裏にはChat-GPTがいるそうだ。
まず「irvinejp」で検索すると、自分の自己紹介などから組み合わせた情報が表示される。
これでは不十分なので、「irvinejpのirvineさんについて教えてください」と入力。すると、自己紹介などに書いている情報から組み合わせた情報に、ソフトウェアのirvineとは無関係であることが書かれている。(下図の一番下の赤線部)
Bing検索の良い点は、引用した情報の出所を数字をつけて下にリンク情報として置いているところだろう。AIの判断だけでは不十分なので、人間が確認してほしいという暗黙の要求なのかもしれない。
Chat-GPTの登場で検索サービスの存続の危機と感じたGoogleは全社を挙げてAI事業を加速しているという。先日のリストラについてもAI事業への集中のためだとか。
で、こちらもトライアルに登録できるようになったので早速やってみた。
参加方法の詳細はこちら参照。
Bing同様にしたいところだが、こちらはまだ日本語に対応していない。シンプルに「irvinejp」と入力してみた。
その結果がこちら。
Bingはかなり短い文章だったが、こちらはこんなに出てきている。書かれていることで気になるのは下記ポイント。
1はその趣旨を自己紹介などで書いているのでわかるが、他はどこから出ている情報だろう。
フォロワはそんなにいないし、ホームシアターの選び方は一度も書いていない。テレビとレコーダだけなんだけどな。
テクノロジの最新のニュースは書いているけど、それに追いつく方法は自分が教えてほしいし、最後のは極めつけ。どこからこんな情報が出てきたのだろう。まあそう思っているので当たりなのだけど。
Bardにはもう一つ話があって、実はこの前日にも検索して取得しているが、内容がかなり違う。たった1日でこんなに変わるのかなぁ。1回目の検索時はPC自作しか書かれてなかった。ご参考までにスクショを置いておく。
まだまだ。
正しくない情報もそれなりに書いてしまうので、これを丸ごとコピーする人が増えると、学習能力が伸びないように思える。
大学などで調べるにはよいが、レポートには使うなというお触れが出ているところがあるとも聞く。
イタリアではChat-GPTの禁止をするという話も出ていた。このため抵抗感の少ない日本にAI勢が日本にすり寄ってきている。
まだまだではあっても、今後の伸びしろは大きい。すべてがAIで管理される世界は想像したくないが、AIに助けてもらえる世界は避けられないだろう。
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