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年末に迫るCentOSの終了によりその後どうするかを関係者が気に病んでいるが、Alma Linuxというディストリビューションが後継に名乗り出て、人気が出てきているようだ。3月に正式バージョンがでて2ヶ月。早くもバージョンアップされていた。
社会を支えるインフラになったLinuxのまとめはこちら。
ひさびさ公式ページを訪れたら2つ気が付いた。
下の方にサポート企業のアイコンが並んでいるが、いつの間にかawsやarmも名を連ねていた。
出典:Alma Linux WEBページ 以下同じ
awsはamazonのバックエンドを支えるクラウドサービスの提供元だ。amazon提供のためにawsが作られたようだが。
armって、SoCのarmだよな?
そのほか、EQUINIXはDC業者。IT業者というよりは不動産屋という感じだ。
awsの支援はおそらく、CentOSの後継OSとして選択肢を増やすためだろう。すでにRocky Linuxもawsが支援を表明している。
支援が増えれば業界のデファクトスタンダードになる。今のところAlma とRockyしか名前が出てこないのでこの2つでCentOSの後継を争っている。支援企業数が一気に動けば業界標準になるだろう。
ISOのリンクをみるとしばらく前はRC版だった8.4が正式になったようだ。つまり8.4が正式にリリースされている。
マイナーバージョンなので今回はインストールしたりはしないが、大きな差はないだろう。
Rocky Linuxの方はまだRC版のままだ。ただしRockyはarm版も準備している。Almaにはない。
見た感じはAlma Linuxが一歩リードした状態。年末のCentOS終了に向けて、今後どうなっていくか注視していかなければならない。
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