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【CentOS後継】Alma Linuxが9をGA CentOSなき時代の開始

 

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【CentOS後継】Alma Linuxが9をGA CentOSなき時代の開始
 

CentOS後継の第一人者になっているという印象のAlma Linux。
先日Alma Linux9のベータを提供開始したが、無事GAしたそうだ。
CentOS後継問題のまとめはこちらから。

  

バージョン9の提供開始

ベータ提供開始の記事はこちら。

先日クローン元のRHEL9もGAしたが、それに対応したのだろう。Alma LinuxもGAした。

Alma Linux9 GA

Alma Linux9 GA 出典:Alma Linux

RHEL9のGAの記事はこちら。

RHEL 9の機能

改めて、クローン元のRHEL9の機能を振り返る。
8からの差分はだいたいこんなもの。

  • Linuxカーネル5.14
  • SHA-1の提供終了
  • SELINUXの無効化ができなくなる
  • network-scriptsパッケージが削除
  • OpenSSHではrootのアカウントのログインが禁止(ただしパスワード使用時)
  • DB,GCC,PHPなどのバージョンが更新

個人的には2つ目のSELINUXの無効化ができない点が非常に困っている。いつもは無効にしていた。
9ではそれができないようなので、セキュリティには相当考えてEnabledのままで動くように考えなくてはいけない。

ベータ版と大差ないと思うので、インストールは今回はやらない。ベータ版でやっているが、特に問題はなかった。

CentOSは8で終わり、昨年末でサポートが終了した。
2022年になって半年弱で次のバージョン9がでた。RHEL9は予定通り出たが、クローンOSであるCentOSの代わりは一本化されず、Alma LinuxとRocky Linuxが覇を争っている。

Rocky Linuxの状況

9をGAしたAlma Linuxとは異なり、Rocky Linuxの進みは遅い。いまだ8.6だ。

勢いを感じるのはAlma Linux。でもRockyにも何かを感じる。何なのか、わからないが。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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