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auが3G回線の終了予告を発表 DSDSからDSDVへ

 

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auが3G回線の終了予告を発表 DSDSからDSDVへ

auの3G回線サービスの終了が発表された話。
auについてのまとめはこちら。

サービス終了

先日新規回線受付を終了したばかりのauの3G回線のサービス終了が発表された。

KDDIの発表によれば、2022年3月末に終了する。
およそ3年半弱で現在使われているガラケーはすべて使用できなくなる。
現時点で契約ユーザが機種変更する場合は、契約手数料が無料になる
キャンペーンが始まった。
またガラケーからスマホへの機種変更になると、「初スマホ安心サポート」が
無料提供される。

ガラホのように姿かたちはガラケーでも中身はAndroid、しかもLTE回線なので使用できる。
(一部3Gのガラホがあるかもしれないので注意)スマホでもかなり古い機種は3Gのみなので注意。
まあおそらくそんな古いものを使っている人は少ないだろう。

通話の方式

3Gというと最近のスマホではデータ回線よりは音声通話で使われてきた。
LTEでは専用の音声回線があるのではなく、VoLTE(Voice over LTE)という方法で
LTEのデータ通信回線上に音声データを流している。
実際、最近のau契約の機種同士で通話するとVoLTE通話になり、明らかに音声の質が違う。
S/N比が良くなっているといえばよいだろうか。
測定するツールがないのでデータは持っていないが、au回線同士でもガラケーとの通話、
あるいは他社回線との通話とは一線を画している。

今後auでは通話はVoLTEになる。
他社も順次移行していくだろう。
そうなったときに、DSDS(Dual SIM, Dual Standby)として重宝したモトローラ製
moto g6 plusのような機種が問題になる。

このDSDSでは同時にLTEの待ち受けができない。
片方は3Gという前提だ。
moto g6 plusはau回線にも対応しているが、au回線系だけで2枚入れようとしても
音声用のSIMを調達できなくなる。
まだ終了を発表していないドコモ系のSIMで3G通話を賄うより選択肢がなくなる。
Zenfone5のようにDSDV(Dual SIM, Dual VoLTE)対応の機種、すなわち2枚とも
LTEに対応する機種を用意しないと2022年以降はau回線の利用時に困ることになりそうだ。

まあ、今使っているmoto g6 plusを2022年に使っているかというと、おそらくないだろう。
その時までに素晴らしい機種が発売されていると思っている。

キッズケータイを契約して1か月。
3年後には使えなくなるが、想定通りと考えている。

3年後にはたぶん、スマホがほしいといっているだろう。
そのとき何を与えるかはその時にまた考える。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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