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Ivybridge世代の自作PC Jisaku5の構築(1) 要件とパーツ選び

 

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Ivybridge世代の自作PC Jisaku5の構築(1) 要件とパーツ選び

*この記事は2013 年1月1日に投稿しました。
今さら5年前に作った話もどうかと思ったが、
自作という観点ではたいして変わってないんだよなあ。
という事で移転した。
パーツの要件定義、調査をすっ飛ばして、
いきなり購入後から話は始まっているので、まずは追記。
Core i7-3770Kで作った自作PC Jisaku5についてのまとめはこちら。

要件

Jisaku5をつくるにあたって、要件を改めて書く。
新たな自作PCの要件は、Jisaku4作成の反省を踏まえて下記を考えた(と思う)

  • Windows8が動作すること
    UEFI対応が必須。
  • 必須機能
    USB3.0 複数のポート利用可能
    ケース前面にUSB3.0ポートが2つ以上
    電源600W以上
    マザーボードがATX  拡張性はPCIeスロットで提供
    ストレージ SSDとHDDを各1搭載できること
    静音性のあるケース
  • 新しい技術の採用
    SSD、Thunderboltなど、今後5年くらいで主流になりそうな機能、コネクタを持つこと。
  • 性能向上
    Kナンバのオーバクロック可能なCPU、16GBメモリ。2、3年は第一線で使えること。
  • メンテナンス性
    大きなケースがいい。小さいものは手を切ったりするので危険。
  • チップセットのみで3画面同時出力
    2画面では足りない。3つ表示したい。
    といってゲームをしないので、GPUボードは不要。
    内蔵グラフィックだけでやりたい。

ケース選びは、Jisaku4の反省から

今回の自作では前回のWindows7で使用したケースが小さく狭く、
作業しにくかったことを反省し、幅広いものを事前に調べた。
結果、AntecのP280がよいと評判を聞いた。

実際買ってみたら

でかい

の一言に尽きる。外観はこういう感じ。

P280外観

P280外観

P280扉を開けた

P280扉を開けた

ATXだけでなく、XL-ATXにも対応するケースは広々としている。

XL-ATXも大丈夫

XL-ATXも大丈夫

電源が底にあるが、見ての通りマザーボードとの間がある。
横幅が長いビデオカードでもOKということらしいが、ゲーマーではないので今回はパス。
箱にこんな風に説明書きがあった。

箱の説明

箱の説明

組み立て始めて気づいたので遅かったのだが、このケース、
3.5インチのベイはすべてシャドウベイになっている。
カードリーダをつけようとしてあれっと思った。
静音、熱対策ともに現時点では問題ない。

初の電源選び

今まではケースに付属の電源で十分だったが、Jisaku4を組んだ後、
どうも不安定な動きをすることがある。

このところの寒さのせいなのか、USBの電力がオーバしました!
なんて警告まで出ている。まずい。
そういう訳で、電源は今回は別に買うことにした。

いろいろ探したが目移りするので価格comで人気のあるものから、
今回は玄人志向の電源を選んだ。

電源

電源

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ケースに組み込んでみた。

電源設置

電源設置

さすが、余裕あり。
このケースは背面配線ができるのだが、マザーボード上のファンの電源コネクタが
4極のペリフェラルのものだった。PATAのHDDに使っていた、あの4極の電源コネクタだ。

背面に回して結線しようとしたがさすがに短く、無理だった。
仕方ないので、電源から空中配線でマザーボードに接続したが、不格好になってしまった。
エアフローに影響ないかな。

空中配線

空中配線

マザーボード選び

個人的にはASUSのマザーボードの安定さが気に入っている。
しかし安定故に保守的。
これは、と心動かす機能がない。全くない。
仕事用なら一択なのだろうが、趣味用だからなあ。

Jisaku4を作ったときは、当時最先端のUSB3をサポート!というふれこみでGIGABYTEにした。
まだチップセットでサポートされておらず、別のチップマザーボード上に実装して提供していた。

今回もThunderboltをサポート!というだけでGIGABYTEにした。
やはり、先端機能を試せるのは嬉しいし、満足度が上がる。

しかも2chも提供。
ディスプレイなら4台まで同時接続可能(Thunderboltの仕様。内蔵グラフィックの制約は別にある)。
ああ、デイトレでもやろうかしら。

ということで、マザーボードはGIGABYTEのZ77X-UP5THにした。

Z77X-UP5TH

Z77X-UP5TH

このマザーボード、無線LANやBluetoothにも対応している。
背面の拡張スロットからアンテナを出す。
デスクトップPCがだんだんノートPCに近づいているのだろうか?
USBドングルを別に買わなくて良いのはいい。

開封する

マザーボード

マザーボード

一般的だな。バックパネルはどうだろうか。

バックパネル

バックパネル

左上から、

  • アナログRGB、DVI
  • USB3.0 2つ、HDMI
  • USB2.0 2つ、eSATA
  • 1Gbps LAN、またUSB 3.0 2つ
  • Thunderbolt 2つがならび
  • オーディオ関連

Thnderboltのコネクタを拡大。

Thunderboltコネクタ

Thunderboltコネクタ

ケースに収めるとこんな感じ。

バックパネルの様子

バックパネルの様子

USB 3.0が4つ。
今のところ使い道がないが、5Gbpsの速さでHDDの外付けも安価に高速でできるようになるだろうな。

コネクタにキャップをかぶせてあるのは、ディスプレイ関係。
左上がDVI-D、その右がアナログRGB、1つ下の左がHDMI。
使うのはHDMIだけで、他は今更感がある。

ディスプレイを増設する場合はThunderboltをMini DisplayPortとして使う。
Mini DisplayPortは変換コネクタが色々あり、DisplayPortだけでなく、HDMIにも変換できる。
DP、HDMI、DVIは信号レベルで互換性がある。

DisplayPort対応で考えると、まだまだ対応しているディスプレイが少ない。
しかし、昨今はフルHD以上の解像度の安価なディスプレイが増えてきており、
今後増えるのではないだろうか。
(注:Displayportには問題があり、AV系の4K化の流れもあってHDMI2.0が本命になったようだ。
Displayportはマイナーな規格のまま消えていきそう。)

初のSSD

3年前にJisaku4を組んだ時は、SSDって多分なかったんじゃないだろうか。
あっても非常に高かったと思う。

いつの間にやら安価なSSDが出てきて、起動が早いという。
Windows8の起動終了は十分早いが、それを更に加速してくれるはず。

買ってみた。インテルの335シリーズという最新のもの。
容量は240GBなので、7、8年前のHDDレベルかな。
Cドライブのプログラムを入れる分には十分な容量。

CPUとSSD

CPUとSSD

まずはインテル同士でCPUと並べてみた。
左がCore i7 3770K。
一昔前のCPUの箱は巨大だったが小さくなった。
2.5インチのSSDの箱とたいして変わらない。

CPUとSSD中身

CPUとSSD中身

箱を開ける。左がCPU、右がSSD。
3.5インチにマウントするキットもついている。

SSDはこんなようになっている。
HDDに比べるとなんだか金属チック。
放熱のためだろう。

SSD

SSD

ベイにとりつけてみた。

SSD設置

SSD設置

上がSSD、下がHDD。
このケースは2.5インチ専用のベイがあるが、あえて3.5インチのスロットにマウントした。

ブルーレイドライブ

ブルーレイは素人なのでわからない。
わからないまでもパイオニアは最近まで国内生産をしていたとか。
質のよさをよく聞いた。

輸入物のS社、L社は値段は安くてよいのだが、評判はいまいち。
なぜなのだろう。
購入したものはこれ。

Blurayドライブ

Blurayドライブ

BDXLは今はメディアが高いが、いずれ安くなるだろう。
もっともその頃はBDXLでは間に合わない容量なのかも。
なんの苦労もなく設置できた。

続く

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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