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自作PC7代目のJisaku7の調子が徐々に悪くなってきた。壊れると日々の作業に支障があるので、ちょっと早めだがちょうどセールがあったので自作PC8代目のJisaku8を作ることにした。
この連載は自作PCのパーツ選び、構築中のトラブル解決などを経て最後には使えるようになるところまでを書いていく。
今回は使う中で不便なところをカスタマイズする。
Ryzen 5700Xで作ったAI対応自作PC Jisaku8についてのまとめはこちら。
使う頻度が高いソフトウェアはPC起動時に合わせて起動してほしい。例えばブラウザ、メールクライアントだ。
これができないと毎回起動しないといけない。面倒だ。
Jisaku7のときに不便だったので調べて設定した。Jisaku8でも設定する。
まず、設定項目に自動起動があるのでここを設定する。アプリ>スタートアップをクリックする。
まずスタートメニューから目的のソフトを表示させて、右クリックする。
詳細メニューが表示されるのでこれをクリック。
続いて表示されるメニューから「ファイルの場所を開く」をクリックする。
すると実行ファイル(拡張子がexeのもの)のショートカットがおかれている場所が表示されるのでそこから目的のソフトウェアを探す。
注意点は同じフォルダにインストール、設定変更用の実行ファイルがある場合もあるので、どれが目的のファイルか名前から探す必要がある。
最後に目的のショートカットをコピーして下記フォルダにコピーする。
c:\user\<ユーザ名>\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
ユーザ名は、ログイン時にソフトウェアを自動起動させたい人のアカウントに対応する。
自分の現状はこうなっている。Edgeは設定のアプリ>スタートアップでできるのだが、それでは起動してくれない。
またタスクマネージャはここにおいても起動してくれていない。Jisaku7もそうだった。
新しいPCを作ることが3年ぶりなのですっかり忘れていた。席を外してしばらく放置していたら動いていたはずのPCが止まっており、電源ボタンのLEDがゆっくりと点滅していた。
あら、またKP41問題で再起動したか?と思ったが、何のことはない、Sleepしていたようだ。
電源を切らないけど使わないときにSleep状態になって節電される。メモリ上のデータはすべてメモリ上にあるので、電源を強制的に切れば失われる。
一方でハイバネートは電源オフの前にメモリ上のデータ、CPUのレジスタ情報をすべてストレージに書き出し、電源ONの際にはこれらを読み戻す。
Windows XPのころは重宝して使っていたが、Windows10では通常のシャットダウンが以前のハイバネート相当というので今はメニューにも表示されなくなった。
話が脱線したが、Sleepをせずに一生懸命動いてもらうので、禁止にする。設定から電源メニューに行って、「スリープ状態になるまでの時間を変更」をクリックする。
一番手間がかかるのはこれだ。メールクライアントであるOUTLOOKは昔のバージョンではメールの入ったデータファイルをコピーして設定すれば使えていた。
いつのころからかそれだけでは動かなくなった。面倒だ。
そのまま使用すると下図のようにデータファイルにアクセスできないという。
ネットで探すと、この場合は、新しいプロファイルを作って設定すればよいそうだ。
まずはスタートボタンの横にある検索ボックスに「コントロールパネル」と入力する。コントロールパネルが開く。ここから「Mail」をクリックする。
※Officeのバージョンによっては名称が異なるかもしれない。
「プロファイルの表示」をクリックする。
ここで新しいプロファイルを作成する。
追加ボタンをクリックして新しいプロファイル名(例えばOutlook2)を登録し、下の「常に使用するプロファイル」にOutlook2を設定する。
あとはメールアドレスを再設定していく。その際に使用するプロファイルはOutlook2だ。
この先でデータファイルを既存のファイルを指定する。これでアクセスできるようになる。
次回はいよいよAIに挑戦。
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