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任天堂が年末にプレスリリースした、マリカー訴訟の結末。
任天堂スイッチについてのまとめはこちら。
詳細は下記公式サイトを参照。
2017年に提訴した、任天堂が著作権を持つマリオを使ったゲームであるマリオカートを
公道上で再現する第3者のサービスの停止と損害賠償について、最高裁判所が被告の上告を
受理しない決定をしたため、原告である任天堂の勝訴が確定した。
まず被告の会社はマリオカートを連想する「マリカー」という社名を使っていた。
そして利用するユーザに対してマリオなどキャラクタの衣裳を貸し出して、カートを模した
車を貸し出していた。公道上でレース気分で運転する人もいたかもしれない。
マリオを使わないとしても、公道でレースをしたらどうなるか、結果を容易に想像できる。
利用者はそれで怪我をしたとしても文句を言えないかもしれない。でもその巻き添えになりかねない
一般の車、歩行者の被害が心配だ。数年前のことなので実際に怪我をした人がどれだけいたのか
分からないが、この行為はいわゆる公衆良俗に反する行為である。1台1台のカートは法律違反で
なくても、集団でレース行為をすることは条例違反である自治体もあるだろう。
そこに自社が著作権を持つマリオを使われた任天堂は見過ごすわけにいかないだろう。
あたかも任天堂のビジネスのように見られかねない。
かつてディズニーの模倣商品がつくられ、ディズニーはそれを徹底的につぶしていた。
多分今でもそうだろう。
任天堂も同様に、自社の権利を徹底的に守っているのだ。それが企業の収入減であり、
企業の価値に通じているからだ。
最後にプレスリリースの結びの分を引用する。
当社は、長年の努力により築き上げてきた当社の大切な知的財産を保護するために、当社のブランドを含む知的財産の侵害行為に対しては今後も継続して必要な措置を講じていく所存です。
他人が頑張って作った著作物のタダノリはだめだ。
ブログの記事も他人の記事の引用だけではマリカー訴訟と本質は大差ないように思っている。
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