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ユーザの満足度が高いMVNOといえばmineo。mineoが今年始めたサービスについて一部のプランでの新規加入受付を停止とした。
mineoのブログやDMでユーザ宛に送られているが、その内容が真っ当なことだったので紹介する。
顧客満足度の高いMVNO事業者 mineoのまとめはこちら。
mineoのスタッフブログに掲載されているので要約を書く。
ブログによれば、下記コースに対するパケット放題Plusの新規加入が11月28日で停止になる。利用中のユーザは影響なし。
シングルタイプ(データ通信のみ)の3GB以下のコース。具体的には、
だ。音声通話できるデュアルタイプは対象外。
ちなみに自分はずいぶん前からデータ専用の500MBを使っているので、まさにこの対象になる。
停止の背景がブログに書かれている。
要約すると、以前試行した際はユーザのお互い譲る気持ちがあったので、価格を安くしても事業として成立すると判断した。その結果が350円だ。当初は1,000円程度で検討していったそうだ。
しかし使い放題サービスについては過去の歴史が繰り返されるように、一部のユーザが大半のトラフィックを占めて、他のユーザに迷惑をかける事態を呼ぶ。
そして使い放題サービスは停止になるか、料金が高騰していった。
MNOも3Gの頃には各社で使い放題のプランを提供していたが、同様の理由でLTEは見なくなり、5Gで一部残っている。残ってはいるが月額料金は高い。
同様の事態がmineoのパケット放題Plusにもやってきたようだ。
ブログにはこう書かれている。
当人からすれば同じ値段なので使い倒した方が短期的には賢いおトクな方法なのですが、そのような使い方のせいで値上げや改悪せざるを得なくなり、一部のユーザー以外の大多数の人が不利益を被り、利用者が減り、サービスが終了して使い倒していた人も使えなくなる、という負のスパイラルに陥ってしまいがちです。
同じことを繰り返すのは、サービス設計に問題があると考えたほうが良いだろう。使い放題ではあるけど、一般ユーザはほぼ使わないであろう上限が設定されていれば一部の高トラフィックユーザを締め出すことができ、3GBとか10GBといった中途半端な定額制を使わずに済む。
もちろん3GBも使わない人には、今提供されているサービスでいい。
例えば月間100GBを上限にして100GBでサービスを設計すれば高トラフィックを回避できるだろう。100GBというとahamoの大盛オプションを付けた場合のデータ通信量だ。
これを超えるデータ通信をしたい人はそれに応じた金額を払えばよい。
あるいは、1日で〇MBを超えるトラフィックがあったら翌日から3日間は速度制限される方法でもいいだろう。ただしmineoの場合はもともと低速なので効果はなさそうだ。
最後にmineoからのお願いを引用する。
・ 混雑時間帯以外であればたくさん使っていただいて構いませんので、アプリダウンロードや更新は時間帯をずらす
・ 動画の画質にこだわりのない場合、ラジオ的に動画を視聴している場合などは画質を落として再生するなど、ほんの少しの気遣いでも結構ですので、みんなで回線を有効活用していきましょう。
皆さんがゆずり合いながら使っていただけるからこそ、他の会社にはないサービスが提供できる原動力になっています。
サービス継続のためには、欲張らない使い方が必要だ。
自分の場合は、500MBのデータ通信専用コースだが、現在はメインスマホのXiami 11TProのサブSIMとして使っている。mineoは繰り越したパケットが大量にあるのでそれがなくなるまでは解約は必要ないと考えている。このため、パケット放題Plusの契約は考えていない。
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