第10世代 iPad/M2搭載 iPad Pro 発表　今年のiPadは高いぞ

       

2022年モデルのiPadとiPadProが発表された。iPadは毎年恒例、iPad Proは１年半ぶりの更新だ。
新iPadのまとめはこちら。

  

この記事のポイント

 

発表内容

昨年はiPadとiPad miniだったが今年はiPadとiPad Proの組み合わせで発表された。iPadは秋に毎年更新される毎年恒例の時期だ。

iPadは先のEU法の決定を先取りしたのか、USB-Cに端子が変わった。また画面下のTouch IDがなくなり、Air同様に電源ボタンが兼ねるようになった。
画面が10.9インチにやや大きくなり、Airと同じになった。アクセサリも同じものを流用できるのかな。

iPad ProはSoCにM2を採用。前世代のM1搭載iPad Proも十分速かったが(妻がサクサク動くといっている)、M2になり爆速になったのだろう。
CPUは15%、GPUは35%向上になったが、他は前世代と大差ない。

iPadの仕様

では前世代とiPadを比較する。

※2021年版のiPadの価格は発表当時。

差があるところは下線で強調しているが、USB-Cコネクタ、ディスプレイの大きさ、5G対応、Touch IDの移動と色だろうか。
もちろんSoCがよくなったりと改良されているが、それは毎年のこと。今年は大きな違いがあるほうではあるが、それでも大差ない感が漂う。

画面が広がったおかげでPCチックな使い方ができる。Magic Keyboard Folioを使えばノートPCにしか見えない。

iPadOS16により、複数のアプリを同時に使える。上位機種ではPCのように使うことが可能だが、iPadはそこまではできない。

昨年同様に、フロントカメラはセンターフレームに対応。WEB会議を複数人でやる場合は結構使える機能だ。

カラフルになって、低年齢層に受けるかなぁ。

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iPad Pro の仕様

iPad Proのほうも前のM1搭載世代と比較しよう。まずは11インチ。

※2020年版のiPad　Proの価格は発表当時。

続いて12インチ。

※2020年版のiPad　Proの価格は発表当時。

ipad Proについては、変わった点はSoCをM2にしたことだろう。MacをM2で出したわけなので順当にiPad ProもM2になる。

iPadをローエンドのPCとしてみれば、iPad ProはミッドレンジのノートPCだ。クリエータの最低限の作業はiPad Proでできる。
それ以上やりたい人はMacに行けばよいということだろう。

仕様を見る限り他には大きな変更はない。ない中で差があるのは最大4KのProRes撮影だろうか。

ProResとは動画編集ソフトといえばいいだろうか。M2の高速性をフル活用して、動画のエンコードを高速にしている。従来比の3倍だ。
5つのマイクにより映画館レベルのサウンドを録音して動画作成ができる。この点ではPCを超えているように思える。

他は、12インチはミニLEDバックライトを従来通り搭載。

なお、USB-CはThunderbolt3なので、40Gb/sの性能。

カメラは変更なし。

apple TV

同時にapple TVも発表されている。

まとめ

円安のおかげで前モデルからiPadは倍近くの価格になっている。
2022年のiPadが$449、一方で2021年のiPad は$330だったようなので、円安だけでなく5G対応などで値上げをしているようだ。
一方でiPad Pro 12インチは2022年モデルが$1,099、2021年モデルが$1,100なのでこちらはドルでは値下げしている。価格差は円安のためだろう。

iPad Proは昨年モデルから大差ないのでこの価格ではカウに変えない悔しい人が多いと思う。
iPadのほうはこの価格では年末の福箱に入っても買える価格にはならないなぁ。新たな目玉ができるのだろうか。