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MediaPad M3 レビュー 1年使った感想

 

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MediaPad M3 レビュー 1年使った感想

2020年5月19日更新
2017年のamazon Prime Dayで買ったファーウェイ製MediaPad M3。
1年の感想を記録する。
ここに書いたことの多くは、新機種のMediaPad M5と共通と思う。
MediaPad M3についてのまとめはこちら。

買う前

厚み

厚み

今もまだ違和感を残しつつ使っている。
ファーウェイは社長が元軍人ということで、製品にバックドアを仕掛けられていると言われている。
実際に素のAndroidと異なり、WiFi接続にすると怪しい通信をしていることがログでわかっている。
宛先はBaiduらしい。
(改めて確認すると見つからなかった。最近変わったのだろうか)
そういう情報があるので、US政府が政府調達先から外しているのも、国防上の理由なので仕方ないだろう。
あるいは単に、5Gの覇権をとられないためのつぶしだろうか。

買ってから

まずは以前の記事の紹介。

感触

まず、8インチであるが縦長なので、成人男性なら片手で十分持つことができる。
Nexus7はともかく、Nexus9は重いし大きいしで、片手で持つのは無理だった。
自分は通勤電車では使っていないが、これは立ったままでも十分使えると思う。

重さ比較

MediaPad M3 310g
Nexus9 436g
Nexus7(2013) 299g

購入したプレミアムモデルはケース、フィルムとヘッドホン(AKGと共同開発)が付属する。
しかも、ストレージが64GBに増量されている。
純正ケースだからいいとは限らないが、色合いを除けば満足している。

MediaPad M3付属品

MediaPad M3付属品

HUAWEI MatePad Pro 10.8インチ Wi-Fiモデル RAM6GB/ROM128GB ミッドナイトグレー 【日本正規代理店品】

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外観

大きさ 124.2×7.3×215.5 mm
重量 310g
プレミアムモデルはゴールドのみ。好きではないが、ケースに入れると側面しか見えない

画面

画面サイズ 8.4インチ
解像度 2560×1600ピクセル(2K)

当初は悪評高いスマホ画面だったので、購入をためらっていた。
スマホ画面とは、高解像度、大画面なタブレットなのに、画面構成がスマホであることを言っている。

Chromeで説明するのが早いだろう。
Chromeでは複数のタブを使って、いくつかのページをタブの行き来で閲覧できる。

スマホでは、タブは右上の数字が表示された四角のボタンを押し、
切り替わった画面から目的の画面を選択する。
画面がせいぜい6インチで、文字が読みにくいので大きめに表示されている。

一方のタブレットは、PC同様にウインドウ上部にタブが表示され、タブを押すことで切り替わる。
7インチ、8インチ、あるいは10インチなので、文字はスマホのように拡大しなくてもいい。

スマホ画面

スマホ画面

タブレット画面

タブレット画面

これらは購入時にすでにインストールされていたOSバージョンから最新へのバージョンアップで解決した。
設定>画面>表示モードの変更だけ。
にすればタブレットモードになる。

表示モード

表示モード

それ以前はadbコマンドで無理矢理dpiを操作していたそうなので、楽になった。

操作感は、1年経っても変わらない。
ヌルヌルサクサクだ。
遅い場合はLTEの通信速度の問題だろう。

カメラ性能

前面、背面共に800 万画素。
特に感動するほどの要素はない。

いい音。
それもそのはず、Harman KardonとAKGとのパートナーシップにより開発している。
ファーウェイはカメラについてはライカと共同開発しているが、
妥協なく最上の端末を探求している点は好感を持つ。
また、処理用に下記チップがあり、音質向上に貢献していると思われる。
AKM社製オーディオチップセット AK4376が、CDのクオリティを遥かに超える音質を忠実に再現。

通信

WiFi

すぐつながる。moto g4 plusがなかなかつながらないが、これは速い。
速度はac対応で433Mbps。
普通に使う分には、大丈夫。

LTE

mineoのドコモSIMを使っている。
週一回出かける同じ場所で使うくらいで、あとはまる一日出かけるときに持って行っている。
画面が大きいのは、やはりいい。
速度は150Mbpだが、MVNOを使う限りはあまり関係ない。

ストレージ

内蔵64GBにマイクロSDHCカード16GBを追加している。

ストレージ

ストレージ

マイクロSDHCカードには主にカメラで撮影した画像が入っている。
以前ガラケーで内蔵ストレージに撮影した画像を保存していたが、
故障で画面が見えなくなり救出できなくなったことがあった。
以後はこうしている。
ただし、ネットに繋がればGoogle フォトやOneDriveにアップロードするように
設定しているので、最悪の場合はクラウドから救出できるようにした。

内蔵ストレージはほとんどがアプリケーションで、使用量は半分以下。
マイクロSDHCカードは24%程度とまだまだ容量に余裕がある。

内蔵ストレージ

内蔵ストレージ

バッテリ

1年経てずいぶん劣化したのかなと思う。
最近は8時間程度使うと充電が必要になる。
Nexus9は最近は週に1回も起動しないが、起動したときに溜まっていた
アプリケーションの更新を20~30個ぐらいしたら、満充電だったバッテリが半分になる。
そうなってくると買い替えの時期かなと思う。

バッテリ

バッテリ

バッテリ詳細

バッテリ詳細

性能

GeekBenchで測定した。

GeekBench-MediaPadM3

GeekBench-MediaPadM3

Xperia XZ1はSnapDragon 835だが、1915/6511なのでクアルコムのハイエンドには劣っている。
しかし遜色ない程度と思われる。

まとめ

バッテリの劣化が気になるが、他については買った1年前の頃と同じ使い勝手で使えている。

状態

状態

今後いつ買い替えるか。
まだ考えていないが、遅くなって使いにくくなるか、バッテリが切れたときかな。


2019/4/28補足
4月のAmazon タイムセール祭りで結局M5を買った。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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