任天堂にまつわる話題 海賊ソフト対策裁判、資料館、Directの開催
最終更新:2021年6月6日 投稿:2021年6月12日
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任天堂に関するニュースが3つあったのでまとめる。
任天堂スイッチについてのまとめはこちら。
海賊ソフト対策裁判
ニュースを見て知った。
元のニュースはこちら。
要約して引用する。
USにおいて2019年に会員制ROM配布サイトを訴えていたが、先日判決がおりて任天堂が勝訴。
サイトではゲームのROMやISOファイル、映画、電子書籍などを配布
海賊版のNintendo Switch向けゲームは約30万回、ニンテンドー3DS向けゲームが50万回以上ダウンロードされていたと任天堂は指摘
サイト運営者は有料会員制度を設定して、2019年に3万〜3万6,000ドル(330万〜394万円)の収益 を得ていた
ここの得ていた収益の金額がポイント。
著作権侵害については一件あたり最大15万ドル(約1,650万円)を、商標権侵害については一件あたり最大200万ドル(約2億2,000万円)の損害賠償金を求める裁判を任天堂が起こした
サイト運営者は戦う道を選び、クラウドファンディングサイトで寄付金を募った。しかし全く集まらず。
任天堂は、サイト運営者の関与を示す証拠を提出し、結審。
著作権侵害については171万5,000ドル、商標権侵害については40万ドルの損害賠償金を認定。合わせて211万5,000ドル(約2億3,000万円)
つまり1年間で得た収益400万円弱に対して、任天堂はトータルで2億3000万円の損害賠償を出させることにした。
運営者が何年間サイトから収益を上げていたのかは分からないが、仮に5年としても2,000万円。10倍になる賠償金だ。
個人が払える金額ではないだろう。そのくらい任天堂は著作権侵害に対して厳しい姿勢で対応している。
任天堂資料館(仮称)の建設
凍てつく話の次は資料館の話。
生産をやめた工場跡地を資料館にするそうだ。
任天堂資料館
出典:任天堂WEBページ
過去に販売した製品を展示する設備になるようだが、ファミコン以前の花札からの歴史が展示されるのだろう。
もしかしたら懐かしいゲーム機でゲームができるスペースもあるかもしれない。
2024年3月までに開館の予定。近くに行ったときは寄ってみたい。
Directの開催
もうすぐE3が開催される。それに合わせて新作タイトルを紹介するDirectが配信される。
6月16日1時の予定。日本では夜中だがUSに合わせているのであろう。
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著者プロフィール
irvine
ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。