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楽天モバイルがMNOサービスを正式に開始した2020年4月に購入したOPPO RenoAが購入から2年経った。恒例の2年経過レビュー。
有機EL画面搭載した高コスパの端末、OPPO Reno Aのまとめはこちら。
仕様は製品発表時の記事を参照。
これを買った理由は、楽天モバイルの回線アクティベートに、楽天モバイルで購入した端末が必要だったからだ。
当時は楽天専用のファームウェアを持つ端末でなければアクティべートできなかった。今は知らない。
いくつかある候補からこの端末を選んだのは、さっしーのTVCMのためではなく、仕様を見てこの端末は使えそうだと思えたからだ。なんと言ってもSnapdragon 710をSoCとして搭載し、Snapdragon 600シリーズよりも高速に処理できる。
700シリーズもその後数多く出ているし、ちょっと高価格帯だが、Snapdragon888搭載のシャオミ11T Proも手が届く範囲だ。今では決してハイエンドでもないのだが、遅くて使えない、という印象はいまだない。
当時35,000円くらいのこの端末を購入して楽天カードで支払い、24回の分割にした。やっと払い終わった。
楽天モバイルの購入を楽天カードで行うと、分割払いの金利が不要になる。もしかしたら会員ランクも関係するかもしれないが、クレジットカードの金利はけっこう高いのでこれはありがたい。
では、2年使った使い心地を書いていく。
先代のサブスマホであるmoto g7 plusや今のサブスマホのXiomi Redmi Note10 Proと比べると若干薄いこともあり、重く感じない。170gだ。しかし大きさは6インチクラスなので、片手操作は無理。必ず両手で操作している。さすがに指は隅々まで届かない。
Redmi Note 10 Proを購入して、長時間のドラクエウォーク専用スマホの地位を譲った。最近は毎日ちょっとだけ起動しているのみだ。自宅で在宅勤務なので、ほとんど楽天MNOではなくWiFiでつながっている。
ちなみに自宅は昨年WiFi6(ax)に切り替えた。速度はどうだろうか。測定は平日の夜。
一方で楽天モバイルのLTE。我が家はまだ5Gは入ってないし、LTEも基地局が遠いようだ。
おかげでこんな速度。ドコモ回線のMVNOの方がましかもしれないが、基地局が近ければ状況が異なる点に注意。
ちなみに1年前の楽天モバイルの速度はこちら。時間帯や条件が異なるとしても落ちているのはユーザが増えたからか。
この1年はたまに使うのみで充電も数日に1回のペースだ。だから劣化する状況ではないので応答性に不満はない。
メモリは6GB搭載している。ちなみにストレージは楽天で販売するモデルは128GB。
有機EL搭載でこの値段は衝撃的だった。当時有機ELといえばiPhoneかXperia XZ3のようなハイエンドしかなかったので、このようなミッドレンジに搭載されたことに驚いたものだ。
今はシャオミのRedmi Note 10 JEのような低価格でも有機ELの機種もある。有機ELを特徴としてSOCなどを削る売り方も出てきている。
実際、高性能なSoCが必要なのは、主にゲームだ。WEBをみるだけならミッドレンジから下のSoCでも問題はない。
このため後継機にReno3 Aがでたりしたが、売れ行きが悪かったのかReno5Aでは有機ELをやめる代わりにSoCはSnapdragon7xxシリーズにもどした。
話がそれた。画面の大きさは6.4インチで、ミッドレンジでは一般的だ。これだけ大きいとバッテリ消費も激しいはずだが、有機ELの採用で省電力に貢献している。
液晶はバックライトが必要なのでバッテリの減りが早い。黒を表示する時も無駄にバックライトが点灯している。一方で有機ELは画素自体が発光するので、黒は電気を使わずただ、黒い。おかげでバッテリの持ちが長い。
輝度は低目、起動して毎回30分程度で切ってまた翌日使うような使い方をしている。
連続して使わないので実際どのくらい持つのか今は不明だが、表示を信じるとおよそ20時間程度は使えるようだ。
もっとも、ドラクエウォークのように常時ネットで通信していれば短くなる。1年前がバッテリの持ちは8時間くらいと書いてあったので、今なら6時間程度だろうか。
とすると、ここで表示される時間は、連続使用なら1/3あるいは1/4しか持たないと考えておけばよさそうだ。
この1年で新しいスマホを3台も買ってしまったので、OPPO Reno Aのカメラ撮影はほぼない。
使うのは比較のために撮影する時ぐらいだ。
最近撮影したのはこの写真かな。1年前の比較記事のものだ。
当時の写真を比較すると、Xperia XZ3はソニーのCCDを使っているからなのか、撮影した素材への加工のチューニングなのか、他の2機種とは異なる傾向だ。空の雲は明るめ、テーブルの上のフィギュアは暗めに写っている。OPPO Reno Aは設計時期がRedmi Note 10 Proと同じ頃だからか、似た傾向だ。
この価格帯でおサイフケータイ、つまりFelicaを搭載している。OPPOの本気度を感じた機能だ。
今もまだおサイフケータイ機能は重要だ。コンビニや店の支払いはQRコードでできるとしても、交通はまだまだだ。
まだ数年はあるに越したことはない機能であろう。
OPPO Reno Aで使ってたmineoのSIMはXiaomi 11T Proを購入したときに移している。今は楽天モバイルだけだ。
楽天モバイルは当面は1GB以内の利用で無料なので制度が変わるまでは残しておく。
今のところSIMは余ってないので追加しないし、そもそも外に出る機会も少ないのでOPPO Reno Aを持ちだすことはまずない。
楽天が1GBまで無料の制度を捨てたら、解約するだろう。それまでは継続する予定。
パッチはもうこなくなった。9月のパッチ適用と表示されているので、おそらくこれが最後だったのだろう。発売から2年経っているのでサポートはもう期待できない。
バッテリが持つ限り、なにも問題なし。
楽天回線であるのでカバー率は良くなったものの、電波の質はまだいまいちなところもある。
でももうちょっと我慢すれば他の3社並みになるのではと期待している。
OPPO Reno AとXperia XZ3は、サブスマホとして使うRedmi Note 10 Proのさらにサブの扱いになっている。どちらも必要な時だけ電源を入れて自宅内で使っている。
SoCが徐々に旧型となっていき、アプリの反応が重く感じてくると引退だ。でもまだOPPO Reno Aは現役で行ける。
半年くらい前までは、まだセールで出ていた。さすがに最近はもう見ない。在庫がなくなったのだろう。
今から買うならOPPO Reno5 Aだろうが、こちらもそろそろ代替わりと思う。
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