スポンサーリンク
楽天モバイルが11月4日にオンライン会見を行って、サービスの変更点を
説明した。ここではその内容を確認して、ユーザへの影響を考える。
楽天モバイルについてのまとめはこちら。
まず、ZERO宣言をしている。
出典:楽天モバイルWEBサイト
ZERO宣言の内容は、下記の手数料を0円にするという事だった。
契約事務手数料は3,000円程度かかるものであり、携帯電話サービスが開始された20世紀末から
ずっと存在してきた。MNPはここ数年のものであるが、MNPで出ていくユーザに対しては容赦なく
手数料を請求してきている。昨年9月までは結構高額であった。
楽天モバイルは10月から開始した、SIM交換手数料、SIM再発行手数料の無料化に加えて、
これらも無料にするという。
これにより、楽天モバイルが破壊した、既成の料金はこれだけ無料になっている。
出典:楽天モバイルWEBサイト
あとは通信料が無料になればなぁ。え、それはならないって。
5Gサービス開始に伴い、従来のサービス名をRakuten UN-LIMIT Vに替えた。この特徴は他のMNOと異なり
5Gであっても4Gと料金が変わらないという点だ。
このサービスの普及のため楽天ポイントを贈呈するキャンペーンが始まっている。
12月1日までの申し込みで8,000ポイント+対象スマートフォン購入で最大20,000ポイントが贈呈される。
eKYCとはelectronic Know Your Customer、つまり電子本人確認のことで、本人確認資料である
運転免許証などをスマホで撮影し、さらに自分の顔写真を撮影してアップロードすることで
本人確認を終了できる。
SIMカードや端末であれば輸送時に業者によって本人確認資料の提示を受けて確認ができる。しかし
回線だけ、しかもeSIMで契約となるとこの手が使えない。
このため、オンラインで本人確認できる方法が必要になった。時代が要求したのだ。
これにより、申し込み後すぐにeSIMで利用できるような世界がやってくる。
my楽天モバイルアプリがiOSに11月30日に提供される。これで公式にiOSにも楽天モバイルは
対応したといえる。次のステップはMNOとしてアップルから販売台数をコミットして、
直接販売することだ。これで(今の日本では)一人前のMNOといえるようになる。
20GBゾーンの料金値下げがあり、楽天モバイルの優位性が崩れてきている。
PR