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MMD研究所から楽天UN-LIMIT利用者の調査結果が公開されている。
楽天モバイルについてのまとめはこちら。
4月から開始された楽天モバイルのUN-LIMITサービスは初年度無料(上限人数あり)で提供され、
アプリケーションを使った通話無料、自社網の場合はデータ通信上限なしを売りにして
先行するMNO3社を追撃している。
詳細を知りたい方は公式HPや下記を参照。
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MMD研究所にて6月末に26000人を対象に調査した結果が下記に公表されている。
特徴的な結果をここで紹介する。
MNO3社を含む契約している通信会社の結果は下図のように、ドコモ、au、ソフトバンクと
想像通りだ。続いてMVNO各社が並ぶ。楽天は5位。
興味深いのはY!mobile、楽天モバイル、UQ mobileとサブブランド2社の間に楽天が
入っていること。やはり位置づけ的には楽天モバイルはMVNO以上、MNO未満のサブブランド扱いか。
出典:MMD研究所
ただしこの楽天モバイルは4月で新規加入を停止したMVNO事業を含んでいる。その実態は6割がMVNO、
UN-LIMITが3割で、実際にUN-LIMITのシェアは全体で2.1%となる。
楽天UN-LIMITをメインかサブか、どういう扱いで使っているかの回答。
67%がメインで過半数。残りはサブスマホ、あるいはタブレットなどだ。
データ通信の上限がないことから、モバイルルータに2.2%が使っている。
初年度無料であることから賢い使い方といえる。
出典:MMD研究所
では、メイン、サブスマホにかかわらず使っている端末はどれか。
楽天から購入した端末を使わないとSIMのアクティベーションができないが、いったんアクティベート
したSIMがあれば、SIMフリー、あるいはSIMロック解除した端末をつかえるようだ。
このためなのか、上位は楽天が販売するAQUOS、OPPO、Galaxy、Rakuten Miniが並ぶが、続いて
iPhone、HUAWEI、Xperiaが続く、これらは楽天からは販売されていない。
出典:MMD研究所
自分もアクティベーションの問題を聞いていたので、急遽OPPO RenoAを購入した。
ん、アクティベート屋さんがいるのかな?あるいはアクティベートしたら楽天で購入した端末を
中古販売しているのか。実際そういうヤフオクの出品をよく見た。
ではUN-LIMITを使う上での満足なところ、不満なところは何か。
出典:MMD研究所
総合的には満足、やや満足をあわせて80%が満足している。
中でも料金プラン、通信速度と品質、端末の安さはよいととられている。
一方で端末ラインナップ、サポート対応はいまいちと感じるひとが多いようだ。
これはiPhoneが公式に対応されていないための不満だろう。
最近通話アプリケーションがリリースされた。公式にサポートといわれる日は近そうだ。
調査結果を見る限り、好意的な回答が多い。
やはり通話かけ放題、データ上限無制限というところが割安に感じるし、毎月の使用料が定額になって
読めるのがいい。
今後もこのサービス品質が維持されれば、利用者は徐々に増えていくだろう。
それまで、大盤振る舞いによる赤字に楽天が耐えられるか、だな。
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