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[更新]シャオミから11インチミッドローレンジタブレット Redmi Pad がグローバル向けに登場

 

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[更新]シャオミから11インチミッドローレンジタブレット Redmi Pad がグローバル向けに登場
 

日本市場向けに発表があり、仕様と価格が判明した。
RAM/ROMが3GB/64GBモデルと4GB/128GBモデルの2つが用意され、価格は39,800円と44,800円。
11月6日までの購入で5,000円の割引を得られる。

Pad5とは20,000円の差であるが、性能差があるので妥当なところか。


ファーウェイの退場により、Androidタブレットが冬の時代になって数年。高性能タブレットを出しているシャオミから新たなタブレットが登場。
Redmi Padは海外通販から5万円前後で10月15日発売予定。他にスマートウォッチのSmart Band 7 Proが登場。
高性能シャオミ製タブレットのまとめはこちら。

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この記事のポイント

  • Redmi PadはミッドローエンドのSOCを搭載した安価な11インチタブレット
  • iPadと同等の価格であり、先日のOppo Pad Airとも競合
  • ゲームなどの用途には向かない。文教向けか

 

Redmi Padの概要

Xiaomi 12T Proと同時にグローバル向けに発表された。海外通販経由で日本でも10月15日以降に入手できるようだ。価格は5万円前後。

シャオミ Redmi Pad

シャオミ Redmi Pad 出典:シャオミ 以下同じ

その特徴は、以下の4つ。

  • 10.61インチにディスプレイ。リフレッシュレートは90Hz
  • 4つのスピーカ。Dolby Atmos対応
  • SoCはMediaTek Helio G99
  • 8000mAhのバッテリ、18W急速充電可能
シャオミ Redmi Pad  特徴

シャオミ Redmi Pad  特徴

では、Pad5との違いを見ていこう。

仕様

Redmi Pad Xiaomi Pad5
OS MIUI for Pad MIUI12.5  for Pad(Android11)
SoC MediaTek Helio G99

シャオミ Redmi Pad SoC

シャオミ Redmi Pad SoC

Snapdragon 860
RAM/ROM 3GB/64GB
4GB/128GB
6GB/128GB
6GB/128GB
6GB/256GB
リアカメラ 800万画素 1,300万画素
4K動画(30fps)
フロントカメラ 800万画素
フォーカスフレーム対応

シャオミ Redmi Pad

シャオミ Redmi Pad

800万画素
FHD動画(30fps)
ディスプレイ 10.6インチ
1,200 x 2,000の解像度
10億色表示
リフレッシュレート:90Hz

シャオミ Redmi Pad 画面

シャオミ Redmi Pad 画面

11インチ
1,600 x 2,560の解像度
10億色表示
リフレッシュレート:120Hz
DCI-P3サポート
スピーカ 4つ、Dolby Atmos対応

シャオミ Redmi Pad スピーカ

シャオミ Redmi Pad スピーカ

4つ、Dolby Atmos対応
バッテリ 8,000mAh
18W急速充電

シャオミ Redmi Pad バッテリ

シャオミ Redmi Pad バッテリ

8,720mAh
接続 WiFi5(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)
Bluetooth5.3
WiFi5(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)
Bluetooth5.0
大きさ、重さ 250.38 x 157.98 x 7.05mm
455g

シャオミ Redmi Pad

シャオミ Redmi Pad

254.69 x 166.25 x 6.85mm
511g
その他 micro SD搭載可能 ペン対応(別売り)
カラー グラファイトグレー
ムーンライトシルバー
ミントグリーン
パールホワイト
コズミックグレー
価格 50,000円前後
39,800円~
59,800円~

 

感想

SnapdragonではなくMediaTekという時点でミッドレンジ~ローエンド製品といえる。
円安のためではないと思うが、最近はSnapdragon以外のSoC搭載が増えたように思う。
このため、Pad5と同じような性能は期待できなく、おそらく無印iPadやOPPO Pad Airと同等の性能だろう。
負荷の高いゲームには向かない、しかし大きな画面で写真を見たりするには向いている。
残念ながらDolby Visionには対応していないし、DCI-P3にも対応していない。普通のタブレットだ。

Pad5に満足すると、どうしても格下、という感がある。実際に価格も仕様もそうなのだが、ではこのタブレットを購入すべき人はだれか?
それは従来なら選択肢がなくてiPadを買っていた人、スマホでは画面が小さいがPCは買いたくない人だろうか。
また教育用に学校の大量購入の可能性もありそうだ。そういう用途には困ることはないだろう。

スピーカを4つ搭載してDolby Atmosにも対応している。Prime Videoなどで映画を見るにはいいと思われる。
新たにエントリ向けタブレットを欲しい人には、OPPO Pad Airと並んでいい選択肢になるだろう。

その他新製品

新製品紹介の発表会ではほかにスマートウォッチも出している。Xiaomi Smart Band 7 Proだ。

シャオミ Smart Band7 Pro

シャオミ Smart Band7 Pro

詳細は調べていないが、アップルウォッチ並みの機能を持つまでは普及はなかなか苦しそうだ。FitBitもGoogle傘下で近日Pixel Watchを出すようだが、インパクトのある機能、価格である可能性は低そうだ。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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