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Xperia XZ3の購入、性能、カメラレビュー(9) 有機ELディスプレイ

 

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Xperia XZ3の購入、性能、カメラレビュー(9) 有機ELディスプレイ

夏に機種変更したXperia XZ3のレビューの続き。
今回はディスプレイを比較。
Xperia XZ3についてのまとめはこちら。

有機ELディスプレイ

我が家初の有機ELディスプレイの実力をここで見ておこう。

そもそも、有機ELとは

液晶は液状の結晶に光をあてることで、発色するディスプレイなどに利用できる素材となった。
有機ELとは何だろうか。

液晶とは全く異なる素材。柔らかく、曲げられる。

日本では ずいぶん前に研究されていた。
しかしバブル崩壊後の経済不安のために研究を打ち切られ、
その成果を引き継いだ韓国メーカを中心に近年商品になった。
昨今では曲げられる画面のスマホが発表、発売されている。素材に柔軟性がある。
これも有機ELという素材の特徴だ。バックライトがいらないので薄くできる。

バックライト不要

液晶と異なり裏に発光のための光源が不要で、黒の発色がいい。
液晶では真っ黒な画面でも光源は光っているのでなんとなく明るい黒になる。
有機ELは素材自体が発光するため、裏に光源は不要。コントラストがよい。
このため「なんとなく明るい黒」にはならない。

画面の比較

液晶のXperia XZ1とmoto g7 plus、有機ELのXZ3を比較する。
表示する写真はそれぞれの端末に最初から入っていたもの。

暗い室内

左からmoto g7 plus、Xperia  XZ3、Xperia  XZ1。

明るさ最小

明るさ最小

明るさ最大の同じ写真。なんとなくだが、両端は背景の黒が明るい。

明るさ最大の花火

明るさ最大の花火

管理画面を表示。左端のmoto g7 plusは背景色が異なるので比較が難しいが、
こういう場合は有機ELの優位性は見えない。

明るさ最大の管理画面

明るさ最大の管理画面

晴天の屋外

おなじ写真を表示して並べた。左からmoto g7 plus、Xperia  XZ3、Xperia  XZ1。
moto g7 plusはちょっと指紋などで汚れている。残念だ。
また、moto  g7 plusのみ光沢のあるフィルムになっている。

メタル写真

メタル写真

木の写真

木の写真

上からmoto g7 plus、Xperia  XZ3、Xperia  XZ1。

TDR

TDR

あと、Xperia  XZ3単独の写真。動画を再生してみた。
暗いシーンはこんな感じで見える。

暗い動画

暗い動画

どれが良いかは一目瞭然。
やはり有機ELがいいのだ。

注意すべき点

そんな有機ELに死角はないのか。実はある。

1.焼き付きしやすい

素子が発光するので、かつてのブラウン管のように焼き付く。静止画は要注意だ。

2.パネル寿命が短い

液晶の6万時間に比べて有機ELは半分だ。
しかし10年程度の使用を想定すると、問題なさそうだ。

3.電力消費が多い

液晶に比べると1.5倍くらい消費する電力が多い。

あとはまだ生産が成熟していないためなのか、単価が液晶に比べると高い。
差別化要素があるので高くできるという点もあるが、
大量生産にならない限り安くならないのは、当たり前か。

その他

夏からレビューを続けてきたXperia XZ3もこれで終わり。すっかり普通に使っている。
Xperia XZ1を早めに交換したために、まだXperia XZ1は現役だ。
ただし、OSのサポートは、なくなった。

まだ使えるのだが、SIMがないので使い勝手が悪い。
以前mineoのドコモSIMを挿したが認識しなかった。
もちろんSIMロックは解除した。
このため、au SIMを試そうと思う。

Xperia XZ3が壊れたときの予備にしているが、来年くらいには子供用に出してもいいかもしれない。
(子供は古い端末はいやがると思うが)

話をXperia XZ3に戻す。いつもの使い方でネットを使うと、毎日充電が必要だ。
同じ使い方をmoto g7 plusでやってもそうはならない。
ほぼ同じ時期に買ったから、劣化ではないだろう。
やはり、軽くするためにかなりバッテリ容量をへらしているのかなぁ。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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