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【Alma Linux】CentOS後継のAlma Linuxが9.8正式版を提供開始

 

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【Alma Linux】CentOS後継のAlma Linuxが9.8正式版を提供開始
 

CentOS8の後継の一つ、Alma Linuxから次のバージョンである9.8の正式版が提供開始になった。
CentOS後継問題のまとめはこちらから。

  

Alma Linuxのアップデート

前回の9.8Betaリリース開始時の記事はこちら。

本家RHELでは半年ごとのマイナーバージョンのアップデートが続いている。
先日の9.8Betaのリリースから評価され、順当にGAとなった。
なお、8.x系は2024年5月の8.10で終了している。

9.8正式版の提供

下記のようにAlma Linuxがアナウンスしている。

AlmaLInux 9.8 Stable GA

AlmaLInux 9.8 Stable GA 出典:ALmaLinux

対応するアーキテクチャは、いつもと同じx86_64,aarch64,ppc64le, s390xとのこと。

9.8の新機能

詳細はリリースノートを参照。
目立つ機能追加はなく、基本的に更新だ。Beta版の際の記事から引用する。

コンパイラ

  • LLVM-Toolset 21.1.8
  • Rust-Toolset 1.92.0
  • GCC Toolset 15

主要ソフトウェア

  • Python 3.14
  • MariaDB 11.8
  • PostgreSQL 18
  • Ruby 4.0
  • Nodejs 24
  • GDB 16.3
  • OpenSSL 3.5.5
  • podman 5.8.0
  • libvirt 11.10.0
  • QEMU-KVM 10.1.0
  • Samba 4.23.5

注意点

8.9から、Alma LinuxはソースコードレベルでRHELの完全互換ではなくなっている。これはRedHatのソースコード開示の方針変更により、いわゆるクローンOSをライセンス違反なしで作ることが困難になったためだ。
Alma Linuxはソースコード互換を捨て、アプリケーションレベルでの互換性維持を目指している。
このため、良かれと思ってバグを解決するコードをAlma Linuxが盛り込んでも、RedHatはそれをまだ実施してない、という意味でのソースコード不一致の可能性がある。
RedHatの方針変更によるいざこざについての結論は下記記事を参照。

まとめ

9.x系を使う人はdnfで更新することが可能だ。従い新規にインストールする必要はない。
8.x系を使う人は、脆弱性の問題やパッケージのサポートを理由に9.xに移る必要があれば、移行先の候補になるだろう。メジャーバージョンの更新時はいろいろなソフトウェアで互換性問題が出る。十分な検討評価期間が必要だ。

ダウンロードはここから。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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