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アップル秋の恒例の新製品発表の最後は、airPods Pro。ノイズキャンセリング性能が2倍になったという。
ノイズキャンセリングイヤホンのまとめはこちら。
最近はスマホだけではどのメーカも苦しいのだろうか。例外なくイヤホンを出している。
スマホはもともと電話であったが、カメラ機能を内蔵し、計算機にもなり、ミュージックプレイヤにもなった。
その過程で周辺機器をそろえていくのは、メーカとしては自然な流れであろう。
ただ、音響デバイスはスマホメーカが考えるほど簡単ではないと聞く。デジタル的な回路の信号をアナログ信号である音に替えるときに、エコーが発生したり、ノイズが混ざりやすいからだ。
このため、とても安いメーカの製品はたいてい音に満足できない。
自分がヘッドフォン、イヤホンにBOSEを使い続けるのはそんな理由である。
BOSEのQuiet Confortという密閉型のヘッドフォンを店頭で試した人ならわかるだろう。数年前に店頭で見たときは、その場に飛行機内の騒音を再現しており、つまり大きなエンジン音が聞こえる状態になっていて、そこでヘッドフォンを着用すると騒音がほぼ聞こえなくなって代わりに音楽が流れてくる、という体験ができた。
没入感とはこういうものを言うのではないだろうか。目を閉じると寝てしまいそうな心地だったことを記憶している。
ノイズキャンセリングの得意とするものはある程度先が読めるノイズ、例えばエンジン音や工場のように一定の音が出続けるものだ。逆に人の話し声のような音に対してはあまり有効ではない。かなり聞こえてしまう。
会社の昼休みに音楽を楽しめる時間ではあったが、周りで話をされると興ざめなこともあった。
airPods Proの改良版は、ノイズキャンセリング機能を2倍にしたという。39,800円で9月23日に発売される。
注目のノイズキャンセリング機能は「適応型環境音除去」と書かれており、従来型の方法以上に新しい方法を組み込んでさらに無音の世界を提供してくれるようだ。
おそらくAIを活用してたくさんのデータからアルゴリズムを作っているのであろう。他社製品と比べてどのくらいいいものになっているか、試してみないと分からないが相当の自信を持っていると思われる。
アップルはほかのメーカと異なり、かなり初期のころからスマホにイヤホン(有線)を付けて販売していた。それ以前にiPodを販売していたオーディオメーカでもある。長年の技術の蓄積により、音響デバイスとしてのイヤホンは十分期待できるだろう。
また、バッテリ性能についても改善されている。無線イヤホンの問題はバッテリの持ちであり、手軽に使える一方で小さな筐体にバッテリまで詰め込んでいる。当然だがバッテリの容量はとても小さい。プロセッサのH2による高性能、低電力消費があるとしても全体的な省電力を徹底しないと満足できる使用時間を得られない。
air Pods Proでは、ノイズキャンセリング機能を利用の状態で最大6時間、ケースを使用した場合は30時間の利用が可能だ。通勤通学は長くても片道2時間程度だろう。往復の時間をサポートできる。
だが、 air Pods Proを音楽を聴くためでなく、騒音が大きな場所での耳の保護に使うとしたら、6時間では足りない。
ケースを使うとこの点はカバーできるが、ケースを使う場合が想像できない。どういうことなのだろうか?
アップルはスマホ、macだけでなくいろいろな製品を提供して人類の生活改善を考えているように思える。電気自動車を開発しているともいう。来年は電気自動車の発表か?アップルの先進性は常に注目の的だ。
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