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【気になるテレビ】レグザの新製品 2023春モデル

 

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【気になるテレビ】レグザの新製品 2023春モデル
 

オーディオ&ビデオでも気になる製品があるので勝手にレビューする。
2回目の今回は、先ごろ発表されたレグザのテレビ。
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ラインナップ

有機ELパネルモデルのX9900Mシリーズ、Mini LED液晶のハイエンドモデルのZ970Mシリーズ、Mini LED液晶の標準モデルのZ870Mシリーズの3ラインナップが発表された。

仕様の有無を簡単に説明すると下表になる。

モデル名 X9900M Z970M Z870M
パネル種別 有機EL Mini LED液晶 Mini LED液晶
ミリ波センシング ×
立体音響システム
HDR
Dolby Atmos
ハイレゾオーディオ × ×

また共通でタイムシフトマシンに対応する。

では、各モデルの特徴を見ていこう

X9900M

レグザ X9900M

レグザ X9900M 出典:レグザ 以下同じ

フラグシップモデルのX9900Mシリーズは77,65,55インチの3製品がある。最近はハイエンドモデルでは40インチ台はないのだよな。
先日家電量販店のテレビ売り場に行ったが、巨大な大きさのテレビが多くて驚いた。通常売り場では小さく見えても家では大きいという定説があるのだが、それに従えば大きすぎてかなり後ろに下がらないと十分視聴できない、という気がする。77インチはそういうモデルだろう。

このシリーズの特徴は有機ELパネルにある。黒を漆黒にしてくれる有機ELパネルはバックライトが不要だから黒くなるのだ。
それはパネル自体が発光するからであって、液晶とは方式が全く異なる。

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映像エンジン

見え方はレグザエンジンZRαにより補正されているそうだ。人肌はより美しく、夜景はコントラストがくっきりと見える。

重低音立体音響

音のほうは、重低音立体音響システムXHRを搭載している。これは3シリーズとも共通だ。複数個のスピーカによりテレビと思えない重低音を出してくれる。

ミリ波センシング

そして見え方、聞こえ方を補正する上で重要なものが、ミリ波レーダーを使ったセンシング機能だ。
これは車で前を走る車や歩行者の検出をするものとして、単語を聞いたことがある人が多いだろう。
テレビからミリ波電波を出すことで、人の位置を把握する。把握した位置に対して最適な映像と音響を提供できるように補正するということだ。

レグザ テレビ ミリ波センシング

レグザ テレビ ミリ波センシング

映像のほうはその理論がわからないが、音についてはこういうことだろう。
通常は左右のスピーカで同等の音量で鳴らす。音源の位置を右にしたい時は、テレビに向かって右側のスピーカの音を大きく、左を小さくすることで、音を聞く人は音源の位置を把握する。
これを複数個のスピーカを使うことと、同時に複数の人に音源の位置を明確にするよう調整する、ということをやっているようだ。
WEBでは音量ではなく「スピーカーの出力タイミングを調整」と書かれているので単純なものではないかもしれない。興味がある人は特許が出ているかもしれないので探すとよい。

レグザ テレビ ミリ波センシング

レグザ テレビ ミリ波センシング

なお、ミリ波センシングにより、人が移動していなくなったことを検出すると自動で省電力モードになるそうだ。

超解像度

映像表示に話が戻るが、地デジの2K未満の解像度を4K解像度にアップスケールする機能が以前からある。解説があったので見てみよう。

レグザ 超解像度

レグザ 超解像度

地デジは実はフルHDの解像度ではなく1,440 × 1,080だ。水平が70%くらいしかない。これを最初に1,980に伸ばして、さらに2倍に伸ばす。およそ2.7倍引き延ばす。そして縦方向に2倍にの引き延ばす。
これを単純にするとブロックノイズというJPEGファイルの高圧縮されたものでよく見られた画像ができあがる。
単純な引き延ばしでは美しい画面にはならないので、補完処理をいろいろやっていると想像する。
注意点は、低解像度を高解像度に変換する魔法はないということだ。いかに人間の目で見て自然に見えるかという点で誤魔化す方法を各社で競っている。

HDR

今時のテレビなのでもちろんHDRに対応。HDR10やDolvy Vision にも対応。
なお、音のほうはDolby Atmosに対応する。コンテンツが対応していれば、映画館並み、あるいはそれ以上の映像、音響体験をすることができる。

レグザ HDR機能

レグザ HDR機能

タイムシフトマシン

忘れてはいけない、レグザのタイムシフトマシン。これがあればレコーダがいらないと言われて久しい。
最近はネット配信で見逃し再生も可能になってきたが、それでは難しいものがある。

レグザ タイムシフトマシン機能

レグザ タイムシフトマシン機能

上図の上のポイントはネット配信でも可能だが、下は難しいだろう。
見逃し配信は主にドラマやバラエティであって、ニュースなどは少ない。例えばちょっと用事があってニュースの頭が見られない場合に、タイムシフトマシンは便利だ。その場でニュースの頭から視聴できる。

タイムシフトマシンを使うには対応するテレビと専用のハードディスクが必要だ。
純正品ではこれになる。

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Z970M

レグザ Z970M

レグザ Z970M

X9900Mシリーズから有機ELパネルをminiLED液晶に変えたものと考えてよいだろう。あとはハイレゾオーディオの機能がなくなっている。
ライアンナップは85インチ、75インチ、65インチだ。
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Z870M

レグザ Z870M

レグザ Z870M

Z970Mシリーズからいろいろな機能を削った標準モデルだ。75,65,55インチの3製品がある。
売りのミリ波センシングはない。座った位置に応じた映像、音響調整は不要であればこのモデルで十分だろう。
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まとめ

レグザのこの春の新製品はミリ波センシングによる映像音響の補正機能だ。
どのくらいの体験を得られるのかは、店舗で試すしかない。

なお、映像の好みもあるので、他社製品含めて店舗で見比べたほうが良い。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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