スポンサーリンク
2年前に購入して使っているASRock製のベアボーン、DeskMini X600がいい。小さいサイズでお手軽に自作PC気分でPCを作ることができる。
パーツを選ぶ自由度は低いけど満足度が高い。AI用途に後継機種のDeskMini X600/USB4を購入して構築した。今回は性能測定。
ASRock製のベアボーンミニPC、DeskMini X600のまとめはこちら。
前回までに旧機種から主要パーツ(CPUを除く)を引っこ抜いて新機種に移し替えて、起動するところまで確認した。あっけない。OSのインストールがないと2時間もあれば十分だ。
前回の記事はこちら。
動画を早く見たい方はこちらからどうぞ。
2年前に作った旧機種、DeskMini X600と比較するため、当時使ったベンチマークソフトで再測定して比較する。
まずはその結果のまとめ。


DeskMini X600 性能測定 結果比較
世間ではいろいろなPCの性能測定項目があるが、前回と同じ以下のものでDeskMini X600/USB4の性能を測定する。
これらでだいたいカバーできているだろう。では見ていこう。
あらためて、DeskMini X600/USB4を構成するパーツの情報をCPU-Zで確認する。


DeskMini X600 性能測定 CPU-Z
CPUはRyzen 7 8700G、8コア16スレッド、2.8GHz動作だ。内蔵グラボはRadeon 780M


DeskMini X600 性能測定 CPU-Z
マザボはX600M+STX 2.0、BIOSのバージョンもわかる。
使用を比較しておく。メインPCのJisaku8も比べている。
モデル名 | Deskmini X600/USB4 | Deskmini X600 | Jisaku8 |
|---|---|---|---|
ケース | ベアボーン | ベアボーン | ZALMAN R1 |
CPU | Ryzen5 8700G | Ryzen5 8600G | Ryzen7 5700X |
CPUクーラー | ベアボーン付属 | ベアボーン付属 | DEEPCOOL ディープクール / AK400 |
マザーボード | ベアボーン付属 | ベアボーン付属 | ASUS TUF GAMING B550M PLUS |
グラフィックボード | CPU内蔵 Radeon 780M | CPU内蔵 Radeon 760M | GG-RTX3060-E12GB/OC/DF |
メモリ | DDR5 64GB | DDR5 32GB | DDR4 64GB |
ストレージ(OS用SSD) | WD Black SN580 1TB | (WD Black SN580 1TB) | Samsung 990 PRO 2TB |
ストレージ(仮想マシン用) | TEAM CX2 2TB | なし | SiliconPower 2TB |
ストレージ(データ用HDD) | なし | なし | WD80EAZZ 8TB |
ストレージ(バックアップ用HDD) | なし | なし | WD60EZAZ 6TB |
インタフェース | USB 3.2 Gen1(A) x3 USB 3.2 Gen1(C) x 1 USB4( C) x1 | USB 3.2 Gen1(A) x3 USB 3.2 Gen1(C) x 1 | USB 3.2 Gen2(A) x 1 USB 3.2 Gen2(C) x 1 USB 3.2 Gen1(A) x 6 USB 2.0 Gen1(A) x 6 |
有線ネットワーク | 2.5GbE | 2.5GbE | 2.5GbE |
音声インタフェース | マイクジャック付きイヤホン | マイクジャック付きイヤホン | イヤホン マイク |
ディスプレイ出力 | HDMI 2.0 x 1 DP1.4 x 1 USB4 x1 HDMI2.0 x 1(USB) HDMI1.4 x 1(USB) | HDMI 2.0 x 1 DP1.4 x 1 DSUB x 1 | HDMI 2.0 x 1(グラボ) DP1.4 x 3(グラボ) HDMI2.0 x 1(USB) HDMI1.4 x 1(USB) |
電源 | ベアボーン付属 | ベアボーン付属 | Antec NE650C |
OS | Windows 11 Home | (Windows 11 Home) | Windows 11 Pro |
モデル名 | Deskmini X600/USB4 |
|---|---|
ケース | ベアボーン |
CPU | Ryzen5 8700G |
CPUクーラー | ベアボーン付属 |
マザーボード | ベアボーン付属 |
グラフィックボード | CPU内蔵 Radeon 780M |
メモリ | DDR5 64GB |
ストレージ(OS用SSD) | WD Black SN580 1TB |
ストレージ(仮想マシン用) | TEAM CX2 2TB |
ストレージ(データ用HDD) | なし |
ストレージ(バックアップ用HDD) | なし |
インタフェース | USB 3.2 Gen1(A) x3 USB 3.2 Gen1(C) x 1 USB4( C) x1 |
有線ネットワーク | 2.5GbE |
音声インタフェース | マイクジャック付きイヤホン |
ディスプレイ出力 | HDMI 2.0 x 1 DP1.4 x 1 USB4 x1 HDMI2.0 x 1(USB) HDMI1.4 x 1(USB) |
電源 | ベアボーン付属 |
OS | Windows 11 Home |
モデル名 | Deskmini X600 |
|---|---|
ケース | ベアボーン |
CPU | Ryzen5 8600G |
CPUクーラー | ベアボーン付属 |
マザーボード | ベアボーン付属 |
グラフィックボード | CPU内蔵 Radeon 760M |
メモリ | DDR5 32GB |
ストレージ(OS用SSD) | (WD Black SN580 1TB) |
ストレージ(仮想マシン用) | なし |
ストレージ(データ用HDD) | なし |
ストレージ(バックアップ用HDD) | なし |
インタフェース | USB 3.2 Gen1(A) x3 USB 3.2 Gen1(C) x 1 |
有線ネットワーク | 2.5GbE |
音声インタフェース | マイクジャック付きイヤホン |
ディスプレイ出力 | HDMI 2.0 x 1 DP1.4 x 1 DSUB x 1 |
電源 | ベアボーン付属 |
OS | (Windows 11 Home) |
モデル名 | Jisaku8 |
|---|---|
ケース | ZALMAN R1 |
CPU | Ryzen7 5700X |
CPUクーラー | DEEPCOOL ディープクール / AK400 |
マザーボード | ASUS TUF GAMING B550M PLUS |
グラフィックボード | GG-RTX3060-E12GB/OC/DF |
メモリ | DDR4 64GB |
ストレージ(OS用SSD) | Samsung 990 PRO 2TB |
ストレージ(仮想マシン用) | SiliconPower 2TB |
ストレージ(データ用HDD) | WD80EAZZ 8TB |
ストレージ(バックアップ用HDD) | WD60EZAZ 6TB |
インタフェース | USB 3.2 Gen2(A) x 1 USB 3.2 Gen2(C) x 1 USB 3.2 Gen1(A) x 6 USB 2.0 Gen1(A) x 6 |
有線ネットワーク | 2.5GbE |
音声インタフェース | イヤホン マイク |
ディスプレイ出力 | HDMI 2.0 x 1(グラボ) DP1.4 x 3(グラボ) HDMI2.0 x 1(USB) HDMI1.4 x 1(USB) |
電源 | Antec NE650C |
OS | Windows 11 Pro |
今回の測定でわかったことは、以下の点だ。
今はメモリ、SSDの価格高騰で自作PCが難しい。コスト優先で考えるなら、最新のCPUとメモリ、1世代前のCPUとメモリの組み合わせで比較するしかない。
今回のようにDeskMini X600/USB4に旧機種で使っていたメモリをそのまま移設できるから最低限の出費で作ることができた。
自作PC冬の時代ならではのグレードアップだ。
出はベンチマーク結果を順に見ていこう。
Deskmini X600/USB4のグラフィックはCPU内蔵のRadeon 780Mだ。このため、RTX3060に比べれば性能は低い。
フルHDで測定する。
| DeskMini X600/USB4 | DeskMini X600 | Jisaku8 | |
| 最高品質 |
3139 設定変更を推奨 |
3110 設定変更を推奨 |
13052 非常に快適 |
| 高品質 |
3474 設定変更を推奨 |
3320 設定変更を推奨 |
|
| 標準品質 |
4748 普通 |
3798 設定変更を推奨 |
18305 非常に快適 |
Ryzen 8700Gなら標準品質でなら普通に使えるようだ。8600Gは設定変更推奨なので差がわかる。
先ほどのベンチマークと同様にこれも4K性能は見るまでもない。フルHDで測定する。
| DeskMini X600/USB4 | DeskMini X600 | Jisaku8 | |
| 標準品質 |
3359 普通 |
2318 重い |
12186 非常に快適 |
| 軽量品質 |
4475 普通 |
3413 普通 |
標準品質では、Ryzen 8700Gは普通であり、8600Gは重い、だ。
CINEBENCHはレイトレーシングで性能を測るベンチマークだ。実行には時間がかかるが、それはCPU性能が現れていると考えるべきだろう。
8C16TのRyzen 5700Xを積んでいるJisaku8が最高性能と考えていたが、今回の結果は違った。6C12TのRyzen 8600Gが上回った。8700Gも5700X+RTX3060を上回っている。
| DeskMini X600/USB4 | DeskMini X600 | Jisaku8 | |
|
マルチ 947 |
マルチ 723 |
マルチ 650 |
オフィス製品をシミュレートした動きをするPCMARK10では事務用途でPCの性能を測ることができる。
在宅勤務を意識したWEB会議風のテストも行われる。
このテストもGPUを酷使するものではないので、CPU性能で差が出てくる。従い、Ryzen 8700Gの方が一番いい性能を出した。
| DeskMini X600/USB4 | DeskMini X600 | Jisaku8 | |
|
7522 |
6981 |
6523 |
Ryzen 8700Gの性能は5700Xを上回っている。メインPCを交換してもいいのかもしれない。
ストレージ性能を測る標準的なツールだ。シーケンシャルの読み書き、ランダムの読み書きの性能を調べることで、バックアップのように巨大なファイルの読み書きや、頻繁な更新があるアプリケーションの読み書きをシミュレートしている。
今回用意したSSDはともにGen4規格のWD製のものだが、Jisaku8は上位のBlack(測定当時。今はサムスン)、DeskMini X600/USB4は下位のBlueを用意した。Blueにしたのは単に予算の都合だ。
SSDもHDDも使い始めが最も性能が良く、一通り書いた後の更新して書き込むフェーズになると性能が落ちてくる。使っていると今回の性能測定した値よりも落ちていく。
| DeskMini X600/USB4 | DeskMini X600 | Jisaku8 | |
|
シーケンシャルR/W 4156.59/ 4031.14 |
シーケンシャルR/W 4183.96/ 4144.99 |
シーケンシャルR/W 5215.09/ 4937.64 |
DeskMini X600は構築したときで、DeskMini X600/USB4は同じものながら使ってきたものだ。このため若干性能が落ちたようだ。
次回はAIをやってみるか。
PR