スポンサーリンク
最近自宅のPCのストレージ容量が残量0に近づき、慌ててUSB接続外付けHDDケースを買った話。
このため、古いデータを追い出すためのUSB接続の外付けケースを購入した。
手軽なUSB接続のHDDケース、GW3.5AX2-SU3のまとめはこちら。
では外観をたっぷり見たので、今度はHDDを設置してハードウェア的なインストール作業を行う。
背面にネジがありこれを緩めて引き出すと、中にHDDを2つ設置できるフレームが出てくる。
下図でいうと、左が背面。
完全に引き出して、下の設置場所にHDDを1台置いてみた。ガードレールがあるのですんなり入る。
HDD右上あたりがコネクタ部だが、HDDケース側にSATA信号と電源のコネクタが一体になったコネクタがある。ここに挿す。
完全にコネクタに入れた状態。当たり前だがぴったりサイズ。
この上に今度はもう1台をいれる。
その前にネジをつけて固定する。HDDの両端に2か所ずつ取り付けられるようにネジ穴が開いている。ここにネジをつける。
裏返した、HDDの背面側。特筆すべきことは何もないが、強度のためフレームがちゃんと覆っているのは好ましい。
本当に枠だけであると、力が加わったときに変形してしまいそうだから。
では、2台目も設置する。1台目同様に横からガイドレールに沿ってするする入れて、ネジで固定するだけ。
AtBGCgL@@w܂ƓuOɕVxA^cɂȂ܂B
PCに接続して認識させたら、RAID1ではなく、2台のHDDに見えていた。あれ?
マニュアルを読むが粗い印刷なのでよくわからない。うーむ。
ネットを見てもうまく探せないが、箱を改めて見たら、内部のディップスイッチの設定について書かれていた。
説明書が宛にならず箱をみなければならないとは。初めての経験だ。
箱に従って、スイッチを下図のようにして、RAID1にする。赤矢印のところのスイッチを2つともHDDの反対側に引く。
これで電源を入れて暫く動かしておく。注意点はUSBケーブルをPCにつないでおくとPCの電源断を検知して一緒に落ちてしまいかねないので、つながないことか。でも、つないでいてもRAID構築中は落ちなかったように思うが、そもそも状態がよくわからないので判断が難しい製品だ。
無事に終わったようなので改めてPCにつなぐ。
まずはOSに認識させる。普通の内蔵や外付けの場合と同じだ。スクリーンキャプチャのみにしておく。
用意ができたので、性能測定をやる。使うツールはいつもの Crystal Disk Mark。
自作メインPCのJisaku7にUSB3.0でつないでいる。都合によりマザーボード直結の端子ではなくハブの先にした。但し測定中はハブにつながっている他の機器はうごいていない。
で、性能は下図のようになった。
コピーにやたら時間がかかると思ったら、かなり性能が悪いようだ。同じUSB接続のLHR-4BRHEU3は異なるバージョンで測定していたので比較が難しいが、NASのHDL2-AAXで測定したものがあるので、下に貼る。
このようにHDD自体はWD Blueという共通のものであり、HDL2-AAXはDM-SMRのHDDであるのにも関わらず、この性能差。
HDDであることを考えるとUSB3.2Gen1(USB3.0)規格だから遅いというわけでもなさそうだ。
普段使いには厳しい性能ではあるが、必要な時に電源を入れて、USBケーブルでつなぐだけなので、まあ安いからいいだろう。
自作メインPCのストレージ不足から選定したUSB接続の外付けHDDケースであるGW3.5AX2-SU3。
つなぎ程度の意味でデータ退避のために購入したものなので、データが壊れなければとりあえずはいい。
PR