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HDL2-AA0/Eが生産終了なのか入手困難になり、その後継であろうHDL2-AAXシリーズを買ってもう1年。
今日はHDL2-AAXの使い心地をレビューする。
2.5GbEのLANを備えた地デジ番組保管向けNAS、HDL2-AAXのまとめはこちら。
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このNASを使う機会は先代と同様、ブルーレイレコーダの内蔵HDDがいっぱいになった時だ。
内蔵は3TBあるが、だいたい1クール経つと残量が10%を切る。さすがに危険なので、終わったドラマからNASに移行する。番組によってはブルーレイにも書き出す。終わったら削除している。
NASに移動した番組を見る機会は実はそんなに多くない。所有欲を満たしているだけかもしれない。
現在使っているものは昨年構築したHDL2-AAX1号機だ。2021年の夏ドラマ、オリンピック特番から保存を開始し、2022年冬ドラマまで3クール保管して6TBの容量の半分強を消費している。あと2クール、つまり2022年夏クールが全部入るかどうかというところだ。
ダビングにかかる時間は先代と変わらない。おそらくダビング10の仕様だろう。
HDL2-AAXのCPUがよくなっても、LANに2.5GbEを使っても、10回程度の1時間ドラマのダビングは夜寝る前に開始して、朝起きたら終わっている、という程度だ。40本くらいのダビングになると12時間くらいかかっている。
寝ている間に実行するので問題はあまりないが。
まずはこのダビングスピードの遅さだが、これはおそらく無理だろう。
もう1点は、起動時のBEEP。終了時もなるが非常にうるさくてドキッとする。
もう少し控えめな音にしてほしい。
WDのブルーラインの6TBを入れている。悪評高いSMRのドライブだが、問題なく使えている。
もしかしてダビング10の遅い速度のおかげで書き込みが間に合っているのかもしれない。
自作NASのXigma NASでは、SMRドライブは使えない。ZFSというファイルフォーマットのせいなのかもしれないが、書き込み速度が速いからだろう。SMRドライブは内部に書き込みキャッシュがあり、書き込みがなくなってからキャッシュのデータを本来書くべきSMRのエリアに書き込むそうだ。このため、書き込みがずっと続くとキャッシュ容量をオーバするので、エラーとなる。Xigma NASはこのために使えないと想像している。
SMRについての詳細はこちら。
先代のHDL2-AA0/Eの最初のものは3TBで作っている。これを6TBに換装すれば書き込める容量は増える。
ファームウェアの更新で8TB、10TB以上に対応できるようになれば、そういうHDDを購入することでNAS筐体を買う数は減らせるし、置く場所も考えなくてよい。
今現在、地デジ番組を保管しているNASは机の上に5台もある。さすがに多いと思っている。
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購入したままのHDL2-AAXでは地デジ番組の保管ができない。必ずIOデータのサイトでソフトウェアライセンスを購入して機能を有効にする。改めて手順を紹介する。
まず、NASの設定画面から、「システム>パッケージ>追加」に進む。
ここにあるメディアサーバのチェックを入れて下の追加ボタンを押す。
5分程度ぐるぐる表示があって終わる。一覧表示するとした図のようになる。
次にホームに戻り、「共有>メディアサーバー設定」をクリックする。
右上のDTCP-IP対応版へアップグレードをクリックする。
ここで一度再起動しろと言われるので、NASを再起動する。
その間でも、作業の前でもいいが、IOデータのサイト(IO Plaza)に行き、ライセンスを購入する。価格は1,019円。
購入してライセンスキーを確認したら、NASの設定画面に戻る。再びホームから「共有>メディアサーバー設定>DTCP-IP対応版へアップグレード」だ。下図の注意事項が表示される。
次へをクリックして、ライセンスキーを入力する。登録ボタンをクリックする。
問題なく終わったら、上のほうに登録したライセンスキーが表示される。これで地デジ番組のダビングを受け付けられるようになる。
一度ライセンスを購入したら再購入は不要。ただしファームウェアを更新するとリセットされるそうなので注意。
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