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Nifmoから30GB/50GBプランが提供開始

 

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Nifmoから30GB/50GBプランが提供開始

MVNOの老舗、Nifmoから大容量プランが登場。
MNO(キャリア)、MVNO、SIMフリーのまとめはこちら。

発表内容

まず先頭に下記のように書かれている。

Nifmo 30GB

Nifmo 30GB

出典:Nifmo WEBサイト

おうち時間の増加に伴い、大容量プランを業界最安値クラスの低価格で提供します。
光回線が引けない場合の通信手段として、ぜひご活用ください!

ほう。固定回線を引けない場合のための回避策としての大容量プランか。
それぞれのプランの料金は下記の通り。GB当たりの単価はけっこう高いな。ストレージとは大違いだ。

30GBプラン :3,600円 / 月~ (1GBあたり120円)
50GBプラン :4,800円 / 月~ (1GBあたり96円)

GBあたりの単価

自分は意識していなかったが、契約中のプランはどうだろう。
契約していない代表的なプランも掲載している。

提供会社 データ容量 金額(税別) GB単価(円/GB)
mineo 500MB 700円 1,400円/GB
IIJmio 3GB 900円 300円/GB
楽天モバイル パートナ回線5GB 2,980円 596円
UQモバイル 10GB 2,980円 298円/GB

一般的な3GB 1000円弱は、UQモバイルの提供する10GB 3,000円弱と同等のGB単価だ。
一方でmineoの500MBプランは非常に割高だ。IIJmioの始めた480円プランでもまだ高い。
楽天モバイルはパートナ回線のみで計算しているが、自社回線は通信無制限であるので計算結果は変わってくる。

MVNOの今後

楽天モバイル、UQモバイル、Y!モバイルの中速大容量安価なプランの出現で、
低速だが安価だったMVNOが選択されにくくなってきている。
低速でもいい用途であれば安いMVNOを使うこともあるが、いったん速いサービスを使ってしまうと
MVNOに戻ることは難しい。

今回Nifmoが大容量を出してきた。これに匹敵するのは自社網の楽天UN-LIMITくらいだろうか。
在宅勤務でのWEB会議、休校中のリモート教育など固定回線でないと苦しい使い道が増えてきた。
光回線を敷設できない事情がある家では、無線でやるしかない。どんなときもWiFiの例にもあるように、
無線では通信無制限はありえない。

最終的にはどういう形に帰結していくのだろうか。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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