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13日のauに続いてソフトバンクからも新サービス発表会が14日に開催された。
ソフトバンクについてのまとめはこちら。
ソフトバンクの現状が冒頭にあった。
まずは累計契約数。前年比107%となっている。
グラフを見ると、ソフトバンクはほぼ横ばい、Y! mobileが700万契約と、増加に貢献したようだ。
今は2618万の累計契約という事か。
3ブランドを通した5Gの契約は1000万超とのことだ。ただこの数って、LTE/5Gの契約なら、LTEを使っているユーザもカウントしているのではないかな。
驚くことに基地局はKDDIと協業しているとのこと。
たしか春先に総務省から指導を受けていた。改善したのだろうか。
そして、10月末には基地局が2万局、人口カバー率は80%になるという。いよいよ普及期に入るようだ。
1年半で80%とは、楽天同様に最近は早い。
5Gを使えるエリアは確実に広がっている。ただ、虫食い状態で広がるので、あとで述べるパケ止まり、が発生しているのだろう。
なんにせよ、進んでいくためには過渡期の問題だから今は仕方ないってことかな。
5Gのトラヒックは激増とのこと。エリアが増えてユーザが増えているのだから、そうだろう。
新サービスは以下のものだった。
順に見ていこう。
自分は使っていないので5G通信の問題はわかっていないが、パケ止まり、という問題があるそうだ。
下図に書かれているが、原因はLTEと5Gのエリアを行ったり来たりという事のようだ。
弱い5Gの電波を優先して強いLTEを無視する、という事が原因なのかな。
全てが5Gでカバーされればこの問題は無くなるので、過渡期の問題だろう。
これを改善するためにソフトバンクはデータを収集しているそうだ。ビッグデータ解析をやっているのだろう。
一方で、各社の5G体感速度の比較を掲載している。携帯電話で重要なのは下りの速度だ。
実際に速度がでていなくても体感速度が速ければユーザは満足する。
グラフのデータをどう出したのかわからないが、この値をそのまま信じると
という事のようだ。
3社の端末をならべて比較しないとなかなかわかりづらいことなので、数字、割合だけを信用してよいか
分からないが、このグラフだけをみるとドコモを選ぶかな。 もちろん速度だけでは決めないものだ。
そして2022年には人口カバー率が90%に達する。
ここまでくればほぼ5G対応は終わったといえる。
月額料金の差がなければ、LTEにしがみつく理由はない。リーズナブルな5G端末があれば5Gにアップグレードも可能だ。
一方で各社が音声、データ通信以外のサービスに力を入れている。ソフトバンクは今回、YouTube Premiumを半年無料で提供してきた。
半年間無料で、7か月目以降は25~43%オフになる。
YouTube は基本的にCMが入るサービスだが、PremiumにすればCMなしにできることをテレビCMで流していた。
CMにより途中で切れてしまう事が嫌なユーザにはたまらない。
スマホユーザには響く企画だ。もっといって、永年無料ならかなり集客できるだろうに。
ソフトバンクは旧日本テレコムなどの固定回線も吸収してきたが、2014年以降は携帯回線を使って固定回線のように
家庭にインターネットを提供するサービスを開始した。Softbank Airだ。固定回線とAirの合計で820万件になったそうだ。
最近はドコモも同様の機材を提供してきている。
5G対応により、下りは2.1Gbpsに及ぶ。初代が110Mbpsだったので19倍のスピードだ。
MVNOでもないモバイルWiFiのジャンルが最近目立ってきているが、それらの共通の課題はデータ容量が上限ありという点だった。
ソフトバンクが提供するAirはデータ容量が無制限になるという。これはメリットが多いだろう。固定回線の代わりにするのに容量に上限があっては動画や音楽を十分楽しめない。
そして新規契約、Air4からの機種変更の場合の特典が用意されている。
新規の場合は2年間毎月700円引き、機種変更の場合はAir4の残債が0円になる。
また新料金プランに契約した場合は、ひかり電話相当の電話料月500円が永年0円。
これって、デバイスが固定電話の携帯電話と同じなのかな。
それからPayPayの状況報告があった。今やユーザは4,100万人を超えている。QRコード決済は第1位だ。
お得な特典が提供されるそうだ。
クーポンでいろいろ頂けるSuper Fridayが帰ってくる。
ポイントは金曜以外も使えるというところか。
Pixel6を秋に発売すると発表。Pixel6 Proはソフトバンクが独占販売とのこと。
もちろんGoogleからSIMフリー機は発売されるだろうが。
13日のpovoの発表に比べると「新サービス」としてのインパクトは薄めだが、Air5を核に周辺サービスを充実させているようだ。
ソフトバンクとしてはLINEMOの999円プランで対策済みなので、今すぐ携帯電話料金のプランをいじってくることはないのだろう。
ただ、povo2.0の影響でLINEMOの制度設計を変更をするのかもしれないな。
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