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我が家では地デジ番組の保管にアイ・オーデータ製のNASであるHDL2-AAXへのムーブをしている。
NASというとこの用途で買ったものがほとんどだが、実際はデータ保管用でNASを買う人が多いのではないだろうか。
今回はデータ用途でどのNASを選べばよいか調べてみた。
ストレージのまとめはこちら。
【データ保管】ストレージ選抜2023 おすすめのNASはこれ <==本記事10年弱前からNetGearのReadyNASを使っていた。ところがReadyNASはCPUのスペックが低いためか日々のバックアップに時間がかかるようになり、高速なNASが必要になった。
できれば地デジムーブ先のNASを兼ねたかったが、適切なものがなかったのでデータ用には自作NASを作ることにした。ちょうどその時は興味があったNAS4Free(今はXigmaNAS)がでてきて徐々に注目されていたころ。手元にあったマザーボードを活用して、3TB HDD×5のRAID-Zを組んだ。
詳細は下記参照。
それ以降はRAID-Zプールを4TB×5台で増設したり、3TB×4のRAID5構成のUSB接続ケースを買ったりしたが、今のところこの自作NASがデータ用NASの要だ。
世間的には自作NASは普通ではないので、一般的に購入できるNASでいい機種を選んでみよう。
今回はNASで求められる要件、つまり高速で大容量なものを選ぶこととした。NAS自体はエンタープライズ用もあるが、個人ユースで購入する場合、SOHOで購入する場合を想定している。企業向けはSIerに相談したほうが良いだろう。
選ぶ観点を下記のように列挙する。昨年と比較してNo.15を追加した。
| 条件番号 | 内容／補足 |
|---|---|
| 1 | NICに2.5Gbps,5Gbps,10Gbpsを搭載したもの(必須) NASなので、USB接続は除外。 |
| 2 | NICが複数個あり、チーミングによって性能アップができること(任意) 性能アップではよく使われる方法だ。 スマホではCA(キャリア・アグリゲーション)という名称で同様に複数のチャンネルをまとめて帯域を確保し、性能を2倍にする。 |
| 3 | DM-SMRドライブであってもRAID構成できること(弱い任意) DM-SMRは書き込み時にデータを重ねることで容量を増やす方式だ。 容量は増えるがアクセス速度は落ちる。それをカバーするためにHDD内に未書き込みデータのバッファを持つが、このバッファ容量を超えるとPCからはエラーになったと 見える。RAID方式によってはRAID構築時にエラーとなり、全く使い物にならない場合がある。今のところXigma NASで採用するZFSというファイルシステムで 使うRAID-Zではこれに該当しており、DM-SMRドライブでRAID-Z構成はできない。 一方で地デジ用に使うNASではRAID1構成では問題なく使えている。DM-SMRの詳細は下記参照。 性能を求めるNASではデスクトップグレードではない、高価だが耐久性のあるCMRドライブを選ぶべきだ。 |
| 4 | ファイルサーバ(必須) CIFS(SAMBA)、AFPは必須。NFS、iSCSiは任意。個人ユースでは前の2つで十分だろう。 |
| 5 | データ暗号化機能(必須) 使う使わないはユーザが選べればよい。 個人ユースのNASでは暗号化を支援するハードウェアは搭載していないことが多いので、暗号化すれば性能はそれだけ落ちる。 |
| 6 | HDDは冗長構成を取れ、故障したHDDの交換は自分ができること(必須) 冗長構成は、RAID1でも5でもいい。 壊れたときに自分で修理できることが重要だ。修理といっても、HDDの入れ替えでしかない。可能ならホットスワップ対応がいい。 |
| 7 | 管理コンソールが使いやすいこと。(弱い任意) 操作に時間がかかる、あるいはどこにどの機能があるのかわからないのでは困る。通常は大丈夫だろう。 |
| 8 | HDDの故障状況が容易にわかること(必須) SNMPなどエンタプライズで標準のものはホームユース向けではないのでメールになるだろう。 あるいはブザーでもいい。 |
| 9 | 同時アクセス可能な人数(強い任意) 10人程度は最低ライン。 |
| 10 | クラウドとの連携でバックアップが容易にできること(弱い任意) バックアップを増やすことで万が一のハード故障による復旧不能状態を回避できる。容易な手法はクラウドへのバックアップであり、夜中に勝手にバックアップしてくれるような機能を 想定。 |
| 11 | 保証期間(強い任意) 無償保証の期間があり、さらに有償延長があるか。最低限3年程度は保証があってほしい。 |
| 12 | UPS対応(強い任意) 基本は24時間連続運転になるので、不意の停電を回避するためにUPS対応が必須。数社に対応すると選択肢が増えてよい。 |
| 13 | 外出先からのアクセス(弱い任意) セキュリティホールになる場合があるが、使えると便利なこともある。 |
| 14 | ウィルス対策ソフト(強い任意) 定期的にパターンファイルを更新するような一般的に利用されているウィルス対策ソフトがNAS内で動作し、必要な場合は自動的に駆除すること。 SOHOユースなら必須。無償のものは問題がある場合を聞くので有償のほうが望ましい。個人ユースならどう考えるか次第。 |
| 15 | VPN機能(任意) NASにVPN機能があれば、SOHOで簡易的な在宅勤務支援になると考える。本格的にやる場合は別にVPN装置を用意すべきだが、あくまでも簡易的な用途だ。 |
この条件で探した。
代表的な機器で比較する。
最もシンプルな2台のストレージをRAID1で保護する機種を選ぶ。下記4機種を選定した。
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ASUSの関連会社のasustorからAS1102Tよりも高性能のNAS。CPUはインテルのCeleron 2コアのものを採用。
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Synologyからはホームユースのもの。ただしNICは1Gbpsなのが難点。
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QNAPも個人用の中級クラスを選択。こちらもインテルのCeleron N4502を採用した高性能。最大2.9GHzで動くので速さを期待できる。
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上記6機種の仕様を比較する。項目名を強調しているものは上の比較項目だ。
メーカ | バッファロー | バッファロー | アイ・オー・データ | ASUSTOR | Synology | QNAP |
|---|---|---|---|---|---|---|
モデル名 | LS720D0202 | TS3220DN0202 | HDL2-AAX2 | AS5202T | DS220j/JP | TS-262-4G |
ドライブ数 | 2/2 | 2/2 | 2/2 | 0/2 | 0/2 | 0/2 |
利用可能HDD 最大容量 | 8TB(換装時) | 8TB(換装時) | 22TB | 16TB | 22TB | |
SSDキャッシュ | 2.5インチSSD | M.2. 2280 Gen3 x 2 | ||||
RAID構成 | 通常モード RAID 0 RAID 1 | RAID 0 RAID 1 | 拡張ボリューム RAID 0 RAID 1 | JBOD Single RAID 0 RAID 1 | Hybrid RAID Basic JBOD RAID 0 RAID 1 | JBOD Single RAID 0 RAID 1 |
ホットスワップ 対応 | 不明 | 〇 | × | 〇 | × | 〇 |
ファイル フォーマット | 不明 | 不明 | 不明 | EXT4 Btrfs | EXT4 | EXT4 |
データ暗号化 | 〇 | 〇 | 不明 | 〇 | 〇 | 〇 |
ディスク管理 | RAIDメンテ ナンス機能 | スケジュール された不良 ブロックの スキャン、 SMART スキャン | ||||
NIC | 2.5GbE | 2.5GbE 1Gbps | 2.5GbE | 2.5GbE x 2 | 1Gbps | 2.5GbE |
チーミング | × | 〇 | × | 〇 | × | × CPU |
メモリ | 不明 | 1GB | 512MB | 2GB | 512MB | 4GB |
外部ポート | USB 3.2 Gen1 x 2 USB2.0 x 1 | USB 3.2 Gen1 x 2 | USB 3.2 Gen1 x 1 USB2.0 x 2 | USB 3.2 Gen1 x 3 | USB 3.2 Gen1 x 2 | USB 3.2 Gen2 x 2 USB 2.0 x 2 |
ファイルサーバ | CIFS/SMB | CIFS/SMB AFP NFS | CIFS/SMB AFP | CIFS/SMB AFP NFS | CIFS/SMB AFP NFS 3/4/4.1 | CIFS/SMB AFP NFS 3/4 |
FTP | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
HTTP/HTTPS | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
Windows ACL | 不明 | 不明 | 不明 | 〇 | 〇 | 〇 |
Mac Timemachine | 〇 | 〇 | 不明 | 不明 | 不明 | 1500 |
最大同時接続数 | 不明 | 不明 | 16 | 512 | 100 | 1500 |
最大ボリューム 容量 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 108TB | 250TB |
最大共有 フォルダ数 | 400 | 400 | 300 | 512 | 256 | 512 |
接続可能OS | Windows 10/11 Mac OS 10.13以降 iOS10以降 Android 7以降 | Windows 10/11 Mac OS 10.12以降 12以降 iOS11以降 Android 4.4以降 | Windows 10/11 Mac OS Linux BSD | 不明 | Windows 10/11 Mac OS 10.10以降 RHEL 6.6 CentOS7以降 Ubuntu 14.04以降 | |
ユーザ アカウント数 | 300 | 300 | 300 | 4096 | 1024 | 4096 |
グループ数 | 300 | 300 | 100 | 512 | 256 | 512 |
日本語対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
クラウド連携 | Amazon S3 Dropbox Azure One Drive | Amazon S3 Dropbox Azure One Drive | Amazon S3 Dropbox Azure Cloudn Cloudian フレッツあずけ～る | Amazon S3 Dropbox Azure One Drive Baidu Cloud IBM Clound Rackspace Cloud Back Blaze B2 Alibaba Cloud Google Drive | Amazon S3 Dropbox One Drive Baidu Cloud Back Blaze B2 Alibaba Cloud Google Drive | 不明 |
VPN対応 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
外出先からの アクセス | 〇(Web Access) | 〇(Web Access) | 〇(Remote Link3) | |||
ウィルス対策 | Trend Micro NAS Security | Trend Micro NAS Security | Trend Micro NAS Security | ClamAV | Antivirus Essential | ClamAV |
故障通知 | メール SNMP | メール SNMP | メール ブザー SNMP | メール SMS | SNMP | |
DTCP ソフトウェア | 不明 | 不明 | DixiM Media Server | sMedio DTCP Move | sMedio DTCP Move | sMedio DTCP Move |
故障通知 | メール SNMP | メール SNMP | メール ブザー SNMP | メール SMS | SNMP | メール SMS ブザー SNMP |
消費電力 (スリープ時) | 不明 | 不明 | 不明 | 1.3W | 5.06W | 8.198W |
消費電力 (通常時) | 36-48W | 85W | 73W | 17W | 12.46W | 12.448W |
UPS対応 | シュナイダー エレクトロニクス | オムロン | シュナイダー エレクトロニクス オムロン 富士電機 EATON | Advise APC BELKIN BlueWalker CyberPower Eaton FT UPS Legrand Mecer PowerBox POWERCOM PowerShield PROLink Tecnoware Tripp Lite | APC AEG Power Solutions Eaton Cyber Power Omron | |
Read性能 (RAID 1) | 260.7MB/s | 226.6MB/s | 551MB/s | 112.93MB/s | ||
Write性能 (RAID 1) | 180.9MB/s | 143.5MB/s | 561MB/s | 112.91MB/s | ||
大きさ、重量 | 92×128× 207mm 2.3kg | 170×170× 230mm 4.7kg | 83 x 144 x 185mm | 170 x 114 x 230mm 1.6kg | 165 x 100 x 225.5mm 0.88kg | 168 x 105 x 226mm 1.55kg |
保証 | 1年 | 本体、HDD3年 | 本体3年 | 3年 | 2年 | 不明 |
延長保証 | +2年 | |||||
その他 | HDMI出力 | HDMI出力 | ||||
価格(amazon) | 26,410円 | 56,430円 | 26,061円 | 43,027円 | 28,691円 | 69,800円 |
メーカ | バッファロー |
|---|---|
モデル名 | LS720D0202 |
ドライブ数 | 2/2 |
利用可能HDD 最大容量 | 8TB(換装時) |
SSDキャッシュ | |
RAID構成 | 通常モード RAID 0 RAID 1 |
ホットスワップ 対応 | 不明 |
ファイル フォーマット | 不明 |
データ暗号化 | 〇 |
ディスク管理 | |
NIC | 2.5GbE |
チーミング | × |
メモリ | 不明 |
外部ポート | USB 3.2 Gen1 x 2 USB2.0 x 1 |
ファイルサーバ | CIFS/SMB |
FTP | 〇 |
HTTP/HTTPS | 〇 |
Windows ACL | 不明 |
Mac Timemachine | 〇 |
最大同時接続数 | 不明 |
最大ボリューム 容量 | 不明 |
最大共有 フォルダ数 | 400 |
接続可能OS | Windows 10/11 Mac OS 10.13以降 iOS10以降 Android 7以降 |
ユーザ アカウント数 | 300 |
グループ数 | 300 |
日本語対応 | 〇 |
クラウド連携 | Amazon S3 Dropbox Azure One Drive |
VPN対応 | |
外出先からの アクセス | 〇(Web Access) |
ウィルス対策 | Trend Micro NAS Security |
故障通知 | メール SNMP |
DTCP ソフトウェア | 不明 |
故障通知 | メール SNMP |
消費電力 (スリープ時) | 不明 |
消費電力 (通常時) | 36-48W |
UPS対応 | シュナイダー エレクトロニクス |
Read性能 (RAID 1) | 260.7MB/s |
Write性能 (RAID 1) | 180.9MB/s |
大きさ、重量 | 92×128× 207mm 2.3kg |
保証 | 1年 |
延長保証 | |
その他 | |
価格(amazon) | 26,410円 |
メーカ | バッファロー |
|---|---|
モデル名 | TS3220DN0202 |
ドライブ数 | 2/2 |
利用可能HDD 最大容量 | |
SSDキャッシュ | |
RAID構成 | RAID 0 RAID 1 |
ホットスワップ 対応 | 〇 |
ファイル フォーマット | 不明 |
データ暗号化 | 〇 |
ディスク管理 | RAIDメンテ ナンス機能 |
NIC | 2.5GbE 1Gbps |
チーミング | 〇 |
メモリ | 1GB |
外部ポート | USB 3.2 Gen1 x 2 |
ファイルサーバ | CIFS/SMB AFP NFS |
FTP | 〇 |
HTTP/HTTPS | 〇 |
Windows ACL | 不明 |
Mac Timemachine | 〇 |
最大同時接続数 | 不明 |
最大ボリューム 容量 | 不明 |
最大共有 フォルダ数 | 400 |
接続可能OS | |
ユーザ アカウント数 | 300 |
グループ数 | 300 |
日本語対応 | 〇 |
クラウド連携 | Amazon S3 Dropbox Azure One Drive |
VPN対応 | |
外出先からの アクセス | 〇(Web Access) |
ウィルス対策 | Trend Micro NAS Security |
故障通知 | メール SNMP |
DTCP ソフトウェア | 不明 |
故障通知 | メール SNMP |
消費電力 (スリープ時) | 不明 |
消費電力 (通常時) | 85W |
UPS対応 | オムロン |
Read性能 (RAID 1) | |
Write性能 (RAID 1) | |
大きさ、重量 | 170×170× 230mm 4.7kg |
保証 | 本体、HDD3年 |
延長保証 | |
その他 | |
価格(amazon) | 56,430円 |
メーカ | アイ・オー・データ |
|---|---|
モデル名 | HDL2-AAX2 |
ドライブ数 | 2/2 |
利用可能HDD 最大容量 | 8TB(換装時) |
SSDキャッシュ | |
RAID構成 | 拡張ボリューム RAID 0 RAID 1 |
ホットスワップ 対応 | × |
ファイル フォーマット | 不明 |
データ暗号化 | 不明 |
ディスク管理 | |
NIC | 2.5GbE |
チーミング | × |
メモリ | 512MB |
外部ポート | USB 3.2 Gen1 x 1 USB2.0 x 2 |
ファイルサーバ | CIFS/SMB AFP |
FTP | 〇 |
HTTP/HTTPS | 〇 |
Windows ACL | 不明 |
Mac Timemachine | 不明 |
最大同時接続数 | 16 |
最大ボリューム 容量 | 不明 |
最大共有 フォルダ数 | 300 |
接続可能OS | Windows 10/11 Mac OS 10.12以降 12以降 iOS11以降 Android 4.4以降 |
ユーザ アカウント数 | 300 |
グループ数 | 100 |
日本語対応 | 〇 |
クラウド連携 | Amazon S3 Dropbox Azure Cloudn Cloudian フレッツあずけ～る |
VPN対応 | |
外出先からの アクセス | 〇(Remote Link3) |
ウィルス対策 | Trend Micro NAS Security |
故障通知 | メール ブザー SNMP |
DTCP ソフトウェア | DixiM Media Server |
故障通知 | メール ブザー SNMP |
消費電力 (スリープ時) | 不明 |
消費電力 (通常時) | 73W |
UPS対応 | シュナイダー エレクトロニクス オムロン 富士電機 EATON |
Read性能 (RAID 1) | 226.6MB/s |
Write性能 (RAID 1) | 143.5MB/s |
大きさ、重量 | 83 x 144 x 185mm |
保証 | 本体3年 |
延長保証 | |
その他 | |
価格(amazon) | 26,061円 |
メーカ | ASUSTOR |
|---|---|
モデル名 | AS5202T |
ドライブ数 | 0/2 |
利用可能HDD 最大容量 | 22TB |
SSDキャッシュ | 2.5インチSSD |
RAID構成 | JBOD Single RAID 0 RAID 1 |
ホットスワップ 対応 | 〇 |
ファイル フォーマット | EXT4 Btrfs |
データ暗号化 | 〇 |
ディスク管理 | スケジュール された不良 ブロックの スキャン、 SMART スキャン |
NIC | 2.5GbE x 2 |
チーミング | 〇 |
メモリ | 2GB |
外部ポート | USB 3.2 Gen1 x 3 |
ファイルサーバ | CIFS/SMB AFP NFS |
FTP | 〇 |
HTTP/HTTPS | 〇 |
Windows ACL | 〇 |
Mac Timemachine | 不明 |
最大同時接続数 | 512 |
最大ボリューム 容量 | 不明 |
最大共有 フォルダ数 | 512 |
接続可能OS | Windows 10/11 Mac OS Linux BSD |
ユーザ アカウント数 | 4096 |
グループ数 | 512 |
日本語対応 | 〇 |
クラウド連携 | Amazon S3 Dropbox Azure One Drive Baidu Cloud IBM Clound Rackspace Cloud Back Blaze B2 Alibaba Cloud Google Drive |
VPN対応 | 〇 |
外出先からの アクセス | |
ウィルス対策 | ClamAV |
故障通知 | メール SMS |
DTCP ソフトウェア | sMedio DTCP Move |
故障通知 | メール SMS |
消費電力 (スリープ時) | 1.3W |
消費電力 (通常時) | 17W |
UPS対応 | Advise APC BELKIN BlueWalker CyberPower Eaton FT UPS Legrand Mecer PowerBox POWERCOM PowerShield PROLink Tecnoware Tripp Lite |
Read性能 (RAID 1) | 551MB/s |
Write性能 (RAID 1) | 561MB/s |
大きさ、重量 | 170 x 114 x 230mm 1.6kg |
保証 | 3年 |
延長保証 | |
その他 | HDMI出力 |
価格(amazon) | 43,027円 |
メーカ | Synology |
|---|---|
モデル名 | DS220j/JP |
ドライブ数 | 0/2 |
利用可能HDD 最大容量 | 16TB |
SSDキャッシュ | |
RAID構成 | Hybrid RAID Basic JBOD RAID 0 RAID 1 |
ホットスワップ 対応 | × |
ファイル フォーマット | EXT4 |
データ暗号化 | 〇 |
ディスク管理 | |
NIC | 1Gbps |
チーミング | × |
メモリ | 512MB |
外部ポート | USB 3.2 Gen1 x 2 |
ファイルサーバ | CIFS/SMB AFP NFS 3/4/4.1 |
FTP | 〇 |
HTTP/HTTPS | 〇 |
Windows ACL | 〇 |
Mac Timemachine | 不明 |
最大同時接続数 | 100 |
最大ボリューム 容量 | 108TB |
最大共有 フォルダ数 | 256 |
接続可能OS | 不明 |
ユーザ アカウント数 | 1024 |
グループ数 | 256 |
日本語対応 | 〇 |
クラウド連携 | Amazon S3 Dropbox One Drive Baidu Cloud Back Blaze B2 Alibaba Cloud Google Drive |
VPN対応 | 〇 |
外出先からの アクセス | |
ウィルス対策 | Antivirus Essential |
故障通知 | SNMP |
DTCP ソフトウェア | sMedio DTCP Move |
故障通知 | SNMP |
消費電力 (スリープ時) | 5.06W |
消費電力 (通常時) | 12.46W |
UPS対応 | |
Read性能 (RAID 1) | 112.93MB/s |
Write性能 (RAID 1) | 112.91MB/s |
大きさ、重量 | 165 x 100 x 225.5mm 0.88kg |
保証 | 2年 |
延長保証 | +2年 |
その他 | |
価格(amazon) | 28,691円 |
メーカ | QNAP |
|---|---|
モデル名 | TS-262-4G |
ドライブ数 | 0/2 |
利用可能HDD 最大容量 | 22TB |
SSDキャッシュ | M.2. 2280 Gen3 x 2 |
RAID構成 | JBOD Single RAID 0 RAID 1 |
ホットスワップ 対応 | 〇 |
ファイル フォーマット | EXT4 |
データ暗号化 | 〇 |
ディスク管理 | |
NIC | 2.5GbE |
チーミング | × CPU |
メモリ | 4GB |
外部ポート | USB 3.2 Gen2 x 2 USB 2.0 x 2 |
ファイルサーバ | CIFS/SMB AFP NFS 3/4 |
FTP | 〇 |
HTTP/HTTPS | × |
Windows ACL | 〇 |
Mac Timemachine | 1500 |
最大同時接続数 | 1500 |
最大ボリューム 容量 | 250TB |
最大共有 フォルダ数 | 512 |
接続可能OS | Windows 10/11 Mac OS 10.10以降 RHEL 6.6 CentOS7以降 Ubuntu 14.04以降 |
ユーザ アカウント数 | 4096 |
グループ数 | 512 |
日本語対応 | 〇 |
クラウド連携 | 不明 |
VPN対応 | 〇 |
外出先からの アクセス | |
ウィルス対策 | ClamAV |
故障通知 | |
DTCP ソフトウェア | sMedio DTCP Move |
故障通知 | メール SMS ブザー SNMP |
消費電力 (スリープ時) | 8.198W |
消費電力 (通常時) | 12.448W |
UPS対応 | APC AEG Power Solutions Eaton Cyber Power Omron |
Read性能 (RAID 1) | |
Write性能 (RAID 1) | |
大きさ、重量 | 168 x 105 x 226mm 1.55kg |
保証 | 不明 |
延長保証 | |
その他 | HDMI出力 |
価格(amazon) | 69,800円 |
主要機種がそろったので比較表を埋めた。下表を見る限り、QNAPは不明なために×がついている機能がある反面、他社に比べて優れている機能が多く、◎が多い。12はUPS対応なので、仕事でNASを使う場合にはないと困るが、完全に個人ユースなら無くても困らないかもしれない。
なお、バッファローは14のウィルス対策ソフトの記載が見つからない。これはないと困ることが多いので、本当にないのか確かめたいところだ。
| メーカ | バッファロー | バッファロー | アイ・オー・データ | ASUSTOR | Synology | QNAP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| モデル名 | LS720D0202 | TS3220DN0202 | HDL2-AAX2 | AS5202T | DS220j/JP | TS-262-4G |
| 1 NIC | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
| 2 チーミング | × | 〇 | × | 〇 | × | × |
| 3 RAID | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 4 ファイル サーバ |
△ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 5 暗号化 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
| 6 HDD交換 | △ | 〇 | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
| 7 管理 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 8 故障通知 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 9 同時アクセス 数 |
△ | △ | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
| 10 クラウド 連携 |
△ | △ | 〇 | 〇 | 〇 | ？ |
| 11 保証期間 | △ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ？ |
| 12 UPS | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ？ | 〇 |
| 13 外出先 | 〇 | 〇 | 〇 | ？ | ？ | ？ |
| 14 ウィルス 対策 |
〇 | 〇 | 〇 | △ | △ | △ |
| 15 VPN | ？ | ？ | ？ | 〇 | 〇 | 〇 |
〇：条件を満たす △：条件を一部満たす ×：条件を満たさない ？：不明
2ドライブ構成でホームユースを対象とした場合は、地デジ保管機能をもつバッファローやIOデータ製よりも海外勢のほうが機能が多く性能が良いことがわかる。今回比較したものでは、ASUSTORのAS5502Tが比較の中では優位だった。
ただしウィルス対策機能が無償のものであるとか、外出先からのアクセスが可能か不明な点が不安要素ではある。それを補って、クラウド連携とＵＰＳ対応メーカの数が多いことが特色だ。価格が高い問題があるが、CPUに高性能なインテル製を採用しているためである。性能と価格を天秤にして安価に済ませたければ下位モデルを選べばよいだろう。
今のおすすめは、ASUSTORのAS5502Tに決まり。
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