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メイン自作PCのJisaku8には今、ディスプレイを4台つないでいる。ここに使っていないディスプレイを2台つないで6台構成にしようと思いついて、USB接続のアダプタを探した話。
ディスプレイについてのまとめはこちら。
自分はノートPCよりもデスクトップPCを使っている。デスクトップPCはディスプレイがつながっていないので別途用意する必要があるから、PCを使う歴史と同じくらいディスプレイも使っている。
コネクタの規格だけでも、古くはデジタルRGB、8色しか表示しない規格だった。アナログRGBになってコネクタがVGAになり21世紀になったらDVI、HDMIと変わり、今ではDisplay Portも使っている。主力はHDMIだが。
今はメインのディスプレイ、5X40を中心に、LGの34インチウルトラワイド、26インチTV、そして13インチ3KのディスプレイをRTX3060が持つ4つの出力ポートにつないでいる。
その一方で、設置場所が遠い、あるいはケーブルがないので繋げないものが4つある。Iiyamaの23インチディスプレイは仕事専用にしているので除外するが、一時仕事用に使っていた15インチのモバイルディスプレイ、以前購入した10インチのTV、8インチの車載用ディスプレイがある。
上述のようにグラボのRTX3060は4ポートあるが、4つとも使っている。従い既存のグラボのポートはもうない。
何らかの手段で映像出力ポートを増やすしかない。方法は5つくらいか。
PCI/eのスロットがあればもう1枚増設できるかもしれない。しかし、できないときに金銭的なコストが大きい。
電源が足りないリスクもある。結構出費が多そうだ。
RTX3060は4ポートだが、世の中には仕事用でもっとポート数があるものがある。価格コムで調べると、MATROXのM9188というものが8ポート持っている。
自分の自作PCで使えるかどうかわからないし、価格も37万円と高価だ。2枚目増設と同様にちょっとこの方法は安易に採用できない。
これが一番簡単だ。USB-C端子がDP Altモードに対応していれば、変換アダプタを用意するだけでHDMIポートになる。
USBハブを兼ねて、HDMIも増設できるドッキングベイ方式のものもある。例えばこれ。
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モバイルノートを外出時に持ち歩き、事務所に帰ってきたらディスプレイ、電源、有線LANなどにつなぐ場合、ケーブルをいくつもつなぐことになる。
その点こういうドッキングベイなら、USB-Cだけで事足りる。
この方法が一番楽なのだが、前提としてCPUに内蔵されているiGPUがあるか、マザボ内でグラボと連携する必要がある。自分の自作PCの構成では対応していないので採用できない。
これが二番目に簡単だ。USB3規格のアダプタをつなぎ、HDMIなどのケーブルをつなぐだけ。この場合はUSBはDP altモードに対応する必要はない。
注意点はアダプタ内のチップがどのメーカ製かという点で、DisplayLinkが一番好評だ。注意点は同時に接続できる上限があることだろう。
またUSBポート1つで通常1つのHDMIにつなぐことができるが、いくつもHDMIポートを増設したい場合はそれだけUSBポートを消費する。
この点が懸念事項だが、アダプタは比較的安価なので実行しやすい。
以前試してうまくいかなかった。仮想ディスプレイドライバをインストールして、ネットワーク越しで別のPCやタブレットをディスプレイにする方法だ。
表示する内容をネットワークで送信するのでそれなりの負荷がかかるが、問題はPC側あるいはタブレット側の問題でうまくいかなかった。
以上から簡単な方法である4でやってみる。
上述のようにUSBポート1つに対して1つのHDMIポートというものが普通の形態だ。例えば以前購入したもので、今も前メイン自作PCのJisaku7につないでいるものがこれだ。エレコム製で4K対応のもの。
ちょうどamazonでセールをやっていたので探したらいいものがあった。
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USBのハブ機能があってHDMIポートが2つある。これは満点だ。しかし何か気になる。よく調べていくと、どうもこれは4ではなく3の方の機器、つまりDP AltモードでHDMIを表示するもののようだ。
とするとJisaku8は対応していないので、この製品は無理だ。
他にないかと探したら、DisplayLinkチップではないものの2ポート持つアダプタを見つけた。WAVLINKのWL-UG7602HCだ。
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チップセットのSM768は、Silicon Motion製のグラフィックプロセッサ。デュアルチャンネル対応だ。H.264のハードウェアビデオコーデックをサポートしている。Silicon Motionという会社は今回初めて知った。ちょっと不安を感じたがまずはトライしてみよう。
購入するといつものように翌日には届く。外箱は小さい。右側が本製品。
箱の中身は、本体と説明書の紙くらい。ドライバは紙に書かれているサイトからダウンロードする。
本体は軽い。80gだ。短辺にHDMIポートが2つあり、4K/2Kの記載がある。
上述のようにドライバはWAVLINKのサイトからダウンロードする。まず製品モデルを入力する。
下に製品のリンクが表示されるのでクリックする。次のページでドライバのダウンロードができる。
なお、マニュアルもここでダウンロードできる。
ダウンロードしたドライバをZIPから展開し、実行する。
INSTALLボタンをクリックすると開始するがあっという間に終わる。早い。
マニュアルにはPCの再起動をするとあるがソフトウェアは求めていない。念のため再起動する。
何回かHDMIポートの抜き差し、ディスプレイの電源ON/OFFを行って、認識した。心配したRTX3060との干渉はなさそうだ。
ここで5と表示されているものが8インチの車載用ディスプレイだ。小さいけど解像度はフルHDなので、大きく表示されている。
なお、増設するもう一台の15インチディスプレイは、VESAマウントの穴がないディスプレイをモニタアームにつけるためのアダプタの到着待ちでまだつけていない。設置したら2と3のディスプレイの間に縦長で設置するつもりだ。
複数のディスプレイをまたがるとどうしても作業がやりずらい。このため単一の大きなディスプレイを求めた。動画編集のような場合は巨大なディスプレイがやりやすい。しかし複数のExcelを表示し手会計処理したいような場合は、複数のディスプレイでもいい。ディスプレイの大きさがそろっていなくたっていい。
最近よくあるのが、PDFに取り込んだレシートを1や3のディスプレイに表示して、それを見ながら3のディスプレイにいくつも広げたExcelに入力することだ。
そういう作業をするときにX(旧Twitter)をちょっと見たいとなった時、後ろに回ったウインドウを探すのも面倒くさい。小さな8インチの5のディスプレイを使えるとらくちんだ。
縦長に設置する15インチディスプレイにはエクスプローラを常駐させようと思っている。
普段はメインのディスプレイだけで作業は足りるがちょっと画面を拡張したいことがあって、今回HDMIを2ポート増設した。さらに増設したい場合は、テレビと切り替えている左のディスプレイ4を専用のものに変えるのだろう。
2ポート目のディスプレイの準備ができたら続きを書こう。
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