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Adobeは買い切り制のソフトウェアをやねてサブスク制に切り替えている急先鋒だが、いよいよ買い切り制ソフトウェアの利用終了を仕掛けてきた。
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一度10月1日に終了しようとしたが何らかの事情で延長した様だ。
Creative Suite6(CS6)やCreative Cloudの初期バージョンのアプリケーションで2023年2月1日以降はログインができなくなる。
ログインできないので、ライセンス認証ができずソフトウェアを使えない、ということだ。
シリアル番号ライセンスで利用している場合は継続利用が可能のようだが、この場合も再インストール、再ライセンス認証ができなくなるので、そのような事態になったら利用終了となる。
上述のように2月1日以降はログインができないしライセンス認証もできないので、そのソフトウェアの利用ができなくなる。
Adobeとしては最新の月額課金制のCreative Cloudに移行してほしいということだろう。
ちなみにCreative Cloudの12か月分の利用料は下記の通り。
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Adobeとしてはソフトウェアの不正コピーがされる心配もなく、使っていなくても購入済みの分は着実に収益になるので笑いが止まらない。
こんな強気なことができるのもPhotoshop、Illustlatorなどほかの競合ソフトウェアの追従を許さないキラーパッケージを持つからだろう。
すでにクリエイティブ業界では悲鳴が上がっているそうだ。セキュリティ面ではサポートされない古いソフトウェアを使い続けることは推奨できないが、費用面で考えたらこのようなAdobe税(と、クリエイティブ業界の人はいうそうだが)のやり方を変えないと、利用者の費用負担が重くて使いづらくなるだろう。代替ソフトウェアが登場するには競合との差が開きすぎている。機会があっても参入を考えるソフトウェアベンダは少ないだろう。
一方で正当な対価なしではソフトウェア開発は難しい。Adobeは過去にソフトウェアの不正コピーで悩まされていたのでこのような強硬手段をとる理由も理解できる。
だが、「正当な対価」とはいくらなのだろうか。年額6万円。月額5000円を超えるようなソフトウェアが正当な対価であるとはちょっと思えない。
ユーザが払えてAdobeもそれを資金にして新たな開発を行うことができる金額。それはいくらならいいのだろうか。
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