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【自作NAS】zfsの拡張(2) 小手先の対策でしのぐ検討

 

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【自作NAS】zfsの拡張(2) 小手先の対策でしのぐ検討
 

10TB強の容量で作ったはずなのに、いつのまにか残容量が1TBを切っていたので対策を考えた話の続き。
NAS4Free/Xigma NASについてのまとめはこちら。

このストレージの記事もチェック!
  

(3)スナップショットの期間短縮

新規に書いてもファイルを削除してもスナップショットは作られる。このデータからクローンボリュームをつくって、誤って上書きした、あるいは削除したファイルを救済する。

万が一を考えて60日分くらいに設定した。
しかし、コールド用途のバックアップに対してはあまり意味がない。1ヶ月に短縮して、古いスナップショットは削除した。データの移動をするとスナップショットも相当なサイズになる。移動中はスナップショットを取らない設定の方がいいかも知れない。

これで空きが2TBくらいになった。当座は大丈夫。

。。。なんだけど、今後のことを考える。

(4)ドライブの追加

涙ぐましい努力で、残容量が拡大した。でも根本的な解決ではない。
さて。来るXデーに備え、HDD容量の追加を考える。

HDD 3TB SATA

HDD 3TB SATA

構築前に調べて分かっていたが、既設のzfsタンクにドライブ単位では追加できない。できるのは、下記2つのみ。

  • 大容量ドライブに全て置き換え現在の5台全てを例えば6TBに替える。
  • 同じRAID-Z構成のRAIDグループを作り、タンクに追加

比較してみよう。

  • ドライブのコスト
    デスクトップ向け3TBがだいたい9500円、6TBが23000円(楽天市場、2017/01/30調べ)
    共に5台買う。3TBが4.8万円+マウンタ部品代、6TBが115000円。その差は6万円強。
    不要になった3TBを転用するとして価値を半値とすると、2万円。差は4万円になるが、3TBでの追加が有利。(2)が有利
  • 設置場所
    使用しているケースのZalman製ZM-R1は、5インチ用含めドライブベイが8つある、惜しいのは1つは2.5インチ専用なので、つかえない。現在5つ使っているので空きは2つ。
    ドライブ追加の場合、少なくてもあと3つ、設置する場所が必要。製品を探すも見つからない。
    マウンタの追加が不要の6TBへの置き換えが有利。(1)が有利。
  • 電源
    ドライブ5台で計算しているので、電源容量が足りないかも知れない。
    いまは400wなので700wくらいにするのかな。+8000円くらいか。6TBへの置き換えが有利。(1)が有利。
  • 冷却
    ドライブ追加の場合、通風が悪くなるのでファンを追加するかもしれない。
    構成を変えなくてよい、6TBへの置き換えが有利。(1)が有利。

とりあえず、比較するだけでお腹がいっぱいになったので、一旦ここまで。


2019/8/31追記
容量増加は下記記事で実施。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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