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Google Driveアプリをインストールしてみたら驚きの発見

 

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Google Driveアプリをインストールしてみたら驚きの発見

ちょっと前からPCに表示されていた、Google Driveのアプリケーションが利用可能になったようだ。
早速インストールしてみた。
ソフトウェアのまとめはこちら。

この記事のポイント

  • Google Driveアプリケーションがリリースされた
  • オブジェクトストレージをブロックストレージとしてマウントしている
  • ただし実態は今までとかわらず。バックアップなどで使いやすくなるのかも

 

Google Driveアプリケーションとは

自分自身、インストールするまでどういうものか想像つかなかった。
結果的に、そういうアプリだったのね、と理解ができた。

Google Driveはご存知のようにクラウドストレージだ。スマホで撮影した写真をGoogle Photoとして
無制限にアップロードできていたが、初夏にそのサービスが終わっている。
今は容量に応じて15GBまでは無料、以降は月額課金がある。容量を選択することで支払う金額が変わる。
詳細は下記参照。

ブロックストレージとオブジェクトストレージ

で、クラウドストレージという物は、じつはWindows OSとは相性が良くない。
WindowsはMS-DOSを元にしたGUI操作のOSで、MS-DOSは基本的に文字で操作するCUIのOSだが、
MS-DOS自体はUNIXを参考に作られたといわれている。コマンドは似ている。

しかし異なるのが、ストレージに対する考えだ。MS-DOSやWindowsがCドライブ、Dドライブと物理的なストレージデバイスに対して
ドライブという概念のストレージのまとまりを定義している。(確かWindows7以降と思うが、記憶域という機能でこの辺りは解除されているそうだが)
ドライブという単位は実はブロックストレージといわれるもので、ストレージ上のデータはOSが使う管理領域を介して、このあたりにAのプログラム、こっちはBのデータというように
それ自体は用途がわからないデータをストレージ上に書きこんで、なおかつOSが管理領域にデータのまとまりの範囲とその正体を書きこんでおくことで復元できる。
言い換えれば、ブロックストレージはOSがない限り復元できない方式で記録している、常にOSとセットで使う方式だ。

対してクラウドストレージはオブジェクトストレージの方式で実装されている。
これはファイル単位でオブジェクトストレージに格納しており、その付帯情報を属性として記録しておく。
これによりオブジェクトストレージにつながるデバイスはそのファイルを指定することでファイルそのものを取得できる。

ブロックストレージはOSを例えばWindows10からChromeOSに変えるとアクセスできないが、オブジェクトストレージはAndroidでもiOSでもアクセスして取得できる。

WindowsのCドライブ、というドライブレターを割り当てるブロックストレージの代わりに、オブジェクトストレージをCドライブにすることは一般的にはできない。
このためGoogle DriveをGドライブにする、ということは通常できない。

ところが、Google Driveアプリケーションにより、これが可能になる。紹介しよう。

インストール

準備ができているとインジケーションが出ていたので、早速インストールする。
クリックするとウインドウが開いてインストールが始まった。

Google Driveインストール

Google Driveインストール

まずはGoogleアカウントでログインする。ブラウザ上に見慣れたログイン画面が表示される。

Google Driveインストール

Google Driveインストール

するとアプリをダウンロードしていることを確認しろという。
よくわからないが、コントロールパネル>プログラムと機能 で探すと、インストールされているようだ。
あれ?

Google Driveアプリ

Google Driveアプリ

まあいいかと思い、そのまま進める。ブラウザでの操作は終わったようだ。

Google Driveインストール

Google Driveインストール

アプリケーションの設定

ここからはGoogle Driveアプリケーションの設定になるのだが、実際には、Google DriveをPCとどう同期させるかという設定くらいしかしない。以前のGoogle Drive共有と何が違うの?と思える。

ログインボタンをクリックする。

Google Driveアプリ設定

Google Driveアプリ設定

ログインするアカウントを選択する。

Google Driveアプリ設定

Google Driveアプリ設定

Google Driveアプリ設定

Google Driveアプリ設定

同期するフォルダを確認する。

Google Driveアプリ設定

Google Driveアプリ設定

Google Driveアプリ設定

Google Driveアプリ設定

同期方法は2つあるが、これは一般的な選択肢だ。
ファイルをオンラインで利用するか、オフラインでも利用できるかだ。Google Driveでは前者をストリーミング、後者をミラーリングと呼ぶようだ。

前者の場合、PCのローカルストレージにはファイルをおかないので、空き容量を圧迫しない。
代わりにオフラインになると参照できない。
後者の場合、PCのローカルストレージにレプリカを作成するので、オフラインでも参照できる。
代わりにローカルストレージの空き容量が少なくなる。

どちらを選ぶかはユーザの好みによるのだが、自分の場合はデスクトップPCではミラーリング、ノートPCはストリーミングで良いと思う。
ちなみに今回は自作メインPCのJisaku7に設定しているが、ミラーリングではなくオフラインとした。基本的にGoogle Driveはスマホ、タブレット側で追加するのみなので、PCはバックアップのため参照できればいいくらいであるためだ。

Google Driveアプリ設定

Google Driveアプリ設定

Google Driveアプリ設定

Google Driveアプリ設定

Google Driveアプリ設定

Google Driveアプリ設定

PCのフォルダの中身をGoogle Driveにバックアップする機能もあるが、これをやると無料15GBが簡単になくなるのでしないように、設定をオフにする。

Google Driveアプリ設定

Google Driveアプリ設定

保存をクリックして設定が終わる。
Google Driveアプリ設定

Google Driveアプリ設定

アプリ導入の効果

するとエクスプローラが開いた。Gドライブ?そんなドライブは作っていない。

エクスプローラ

エクスプローラ

あたかもブロックストレージであるかのように、GドライブにGoogle Driveがマウントされた。
ほう。そういうことか。

ただ、マイドライブをクリックして進むと、ユーザーの下の自分のアカウントフォルダ内にあるGoogle ドライブにたどり着く。単なるシンボリックリンクのようだ。

まとめ

Google Driveアプリケーションにより、クラウドストレージをブロックストレージとしてドライブレターを割り当てることができる。
最近は必要性が減ったが、依然としてドライブレターがないと動作しないソフトウェアはあるので、そういう場合は重宝するだろう。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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