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1月29日の楽天モバイルの対抗策の発表でMNO4社の
新料金プランが再度出そろった。それについての比較と考察をもう一回。
ずっと使っている auについてのまとめはこちら。
再度比較する。各社発表時の記事はこちら。
更新した個所を赤字にする。太字は他のMNOより有利と思うところ。
ブランド | ahamo | SoftBank on LINE | povo | UN-LIMIT VI | |
---|---|---|---|---|---|
提供企業 | NTTドコモ | ソフトバンク | KDDI | 楽天モバイル | |
月額料金 (円・税抜) |
~1GB | 2,980 | 2,480 | 0 | |
~3GB | 980 | ||||
~20GB | 1,980 | ||||
20GBオーバ | 2,980(ただし速度は1Mbps) | 2,480(ただし速度は1Mbps) | 2,480 | ||
データ容量 | 20GB | 20GB ただしLINEサービスはノーカウント |
20GB | 自社網は無制限 パートナ網は5GBまで |
|
容量超過時の通信速度 | 1Mbps | パートナ回線では1Mbps | |||
データ容量追加費用 | 500円/GB | パートナ回線エリアでは500円/GB | |||
海外でのデータ消費 | 82か国、地域で追加料金なしで利用可能 | 20GBに含まず | 66か国、地域で2GBまで無料。以降は128kbpsで接続 | ||
メールアドレス提供 | なし | 2021年夏提供予定 | |||
通話定額 | 国内5分以内無料 | 国内5分以内無料を オプションで提供(500円) |
専用アプリ利用でかけ放題(IP電話) | ||
国内通話定額オプション(月額) | 1,000円 | 1,500円 | IP電話は無料、電話回線は設定なし | ||
通話に関するオプション | 留守番電話なし | 留守番電話無料 | |||
SIM種別 | 不明 | eSIM専用 | SIM(eSIMも対応予定) | SIM/eSIM | |
契約、手続き手段 | WEBで行う。ショップ対応はなし | 申し込みはWEB。 ショップ対応は不明 |
WEB、ショップ両方あり | ||
故障相談窓口 | オンラインで受け付け | 不明 | 不明 | WEBで受け付け。 ショップは不明 |
|
通信規格 | 4G/5G (対応予定を含む) | ||||
手数料 | 以下は無料 契約事務手数料 機種変更手数料 MNP転出手数料 テザリング |
MNP転出手数料は無料 | 不明 | 以下は無料 契約事務手数料 MNP転出手数料 SIM交換手数料 SIM再発行手数料 契約解除料 テザリング |
|
デメリット | ・キャリアメール提供なし ・クレジットカード払いのみ ・法人契約なし ・20歳以上の個人のみ契約可能。 (20歳未満は親権者が契約すれば利用可能) ・みんなドコモ割、ドコモ光セット割は対象外 ・家族通話無料なし |
・キャリアメール提供なし ・家族通話無料は不明 |
・キャリアメール提供なし ・家族通話無料は不明 |
・自社網では使えないという声が続出 ・家族通話無料はもともとなし |
|
他社にない特徴 | ファミリー割引対象 | LINEのみノーカウント | 24時間だけデータ使い放題などの新サービス(200円/日) 今後も新サービスを追加予定 |
楽天ポイントが優遇 |
*各ブランドのロゴは各社のWEB掲載のもの。
気になる点を少し。
そして今回の段階定額制を楽天が持ち出したことで、他社も同様の対抗がでてくるのではないか。
楽天の様に細分化したものは出てこないと思うので、20GBまでの間で5GB,10GB程度で区切って、
データ消費が少ない時は安くなる、という具合に。
これをやらないと、楽天に流れそうなユーザをつなぎ留められない。
一方で楽天の様に1GBまでの消費で0円という施策はやれないと思う。さすがにMNO3社の経費負担は大きく、
楽天の様に他に本業があって赤字補填ができるわけでもなく、大盤振る舞いは無理だ。
さらに楽天に痛いところを突かれたと思うのは、ゲームのダウンロードに50GBという話。
三木谷氏が例として話をしていたが、5Gが普及すれば高速だけでなく大容量にも拍車がかかり、
20GBでは足りなくなる日が来る。この三木谷氏の話は正しい。ただし、それがいつの日かというと
今年ではないし、来年でもないだろう。ごく一部のユーザは100GBでも足りないというかもしれないが
多くのユーザは依然として月5GB程度で十分だ。
20GBを超える対応をするときがいつになるか。
3社の考えは当面先送りだろう。楽天のように無制限とできればよいが、それは過去に問題と
なっており帯域制限やユーザ指定の速度制限という結果になっている。容易に解決できない問題で
あるので、触れたくないであろう。
4社の情報を再度見比べて、方針が若干変わった。
auの契約はpovoに家族丸ごと変えればよいのだが、その際に4月から有料になる楽天モバイルは
解約のつもりだった。通信可能なエリア、速度について不安があるし、20GBあれば
自分の用途では1回線で十分だ。予備としてau回線のダウンの時に使える、ドコモ回線の安い
MVNOがあればいいやと思っていた。
ところが楽天からのまさかの大盤振る舞い。なんと、1GB未満の月は0円になるという。
IP電話に楽天回線縛りがなければ、WiFi利用で携帯電話番号を1つ持つことができるってこと?
これは画期的な話だ。いつまで0円が続くか興味がある。
一方でIIJmioとmineoというMVNOを2つ契約しているがさすがにこれは余剰になる。
先に書いたようにもしものためのバックアップ回線のつもりなので、安くなければ継続できない。
mineoから新しいプランの発表があった。別記事で詳細を書こう。
サービス開始まであと1ヶ月ちょっと。さあどうなるのか?MNO戦国時代。
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