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オーディオ&ビデオでも気になる製品があるので勝手にレビューする。
2回目の今回は、先ごろ発表されたレグザのテレビ。
AVなどのニュースはこちら。
有機ELパネルモデルのX9900Mシリーズ、Mini LED液晶のハイエンドモデルのZ970Mシリーズ、Mini LED液晶の標準モデルのZ870Mシリーズの3ラインナップが発表された。
仕様の有無を簡単に説明すると下表になる。
モデル名 | X9900M | Z970M | Z870M |
---|---|---|---|
パネル種別 | 有機EL | Mini LED液晶 | Mini LED液晶 |
ミリ波センシング | 〇 | 〇 | × |
立体音響システム | 〇 | 〇 | 〇 |
HDR | 〇 | 〇 | 〇 |
Dolby Atmos | 〇 | 〇 | 〇 |
ハイレゾオーディオ | 〇 | × | × |
また共通でタイムシフトマシンに対応する。
では、各モデルの特徴を見ていこう
フラグシップモデルのX9900Mシリーズは77,65,55インチの3製品がある。最近はハイエンドモデルでは40インチ台はないのだよな。
先日家電量販店のテレビ売り場に行ったが、巨大な大きさのテレビが多くて驚いた。通常売り場では小さく見えても家では大きいという定説があるのだが、それに従えば大きすぎてかなり後ろに下がらないと十分視聴できない、という気がする。77インチはそういうモデルだろう。
このシリーズの特徴は有機ELパネルにある。黒を漆黒にしてくれる有機ELパネルはバックライトが不要だから黒くなるのだ。
それはパネル自体が発光するからであって、液晶とは方式が全く異なる。
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見え方はレグザエンジンZRαにより補正されているそうだ。人肌はより美しく、夜景はコントラストがくっきりと見える。
音のほうは、重低音立体音響システムXHRを搭載している。これは3シリーズとも共通だ。複数個のスピーカによりテレビと思えない重低音を出してくれる。
そして見え方、聞こえ方を補正する上で重要なものが、ミリ波レーダーを使ったセンシング機能だ。
これは車で前を走る車や歩行者の検出をするものとして、単語を聞いたことがある人が多いだろう。
テレビからミリ波電波を出すことで、人の位置を把握する。把握した位置に対して最適な映像と音響を提供できるように補正するということだ。
映像のほうはその理論がわからないが、音についてはこういうことだろう。
通常は左右のスピーカで同等の音量で鳴らす。音源の位置を右にしたい時は、テレビに向かって右側のスピーカの音を大きく、左を小さくすることで、音を聞く人は音源の位置を把握する。
これを複数個のスピーカを使うことと、同時に複数の人に音源の位置を明確にするよう調整する、ということをやっているようだ。
WEBでは音量ではなく「スピーカーの出力タイミングを調整」と書かれているので単純なものではないかもしれない。興味がある人は特許が出ているかもしれないので探すとよい。
なお、ミリ波センシングにより、人が移動していなくなったことを検出すると自動で省電力モードになるそうだ。
映像表示に話が戻るが、地デジの2K未満の解像度を4K解像度にアップスケールする機能が以前からある。解説があったので見てみよう。
今時のテレビなのでもちろんHDRに対応。HDR10やDolvy Vision にも対応。
なお、音のほうはDolby Atmosに対応する。コンテンツが対応していれば、映画館並み、あるいはそれ以上の映像、音響体験をすることができる。
忘れてはいけない、レグザのタイムシフトマシン。これがあればレコーダがいらないと言われて久しい。
最近はネット配信で見逃し再生も可能になってきたが、それでは難しいものがある。
タイムシフトマシンを使うには対応するテレビと専用のハードディスクが必要だ。
純正品ではこれになる。
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レグザのこの春の新製品はミリ波センシングによる映像音響の補正機能だ。
どのくらいの体験を得られるのかは、店舗で試すしかない。
なお、映像の好みもあるので、他社製品含めて店舗で見比べたほうが良い。
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