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オーディオ&ビデオでも気になる製品があるので勝手にレビューする。
今回は、先ごろ発表されたシャオミのテレビ。auで独占販売される。
AVなどのニュースはこちら。
シャオミはスマホやタブレットで有名なメーカだが、中国では掃除機やテレビも販売していた。
やっとそれらも日本で販売するという。ブランド認知度が上がったということだろう。
シャオミの印象はハイスペックなのに安い、だ。安いだけならほかにもメーカはたくさんあるが、ハイスペックなメーカは少ない。
今回発表されたテレビは1ラインナップだけで画面サイズで4機種が出ている。大きいほうから65インチ、55インチ、43インチ、32インチだ。
最近は家電量販店でも65インチを超えるようなテレビが並んでいる。置く場所に困りそうだが困らない人が多いのだろうか。
その一方で小さいテレビは少なくなり、32インチでも国内資本のメーカ製は見かけなくなった。テレビ離れで個人用の小さなテレビが不要になったということだろうか。
今回のテレビの特徴を見ていこう。
それぞれ簡単に見ていこう。
テレビも機能が高度化し、OSのようなアプリが必要だ。シャオミはGoogleと手を組んだ。といってもYOuTubeしか見れずamazon Prime Videoを見られないわけではない。OSがGoogleTVというだけのようだ。
ほかにもNETFLIX、ABEMA、U-NEXT、huluなど主だった配信サービスは登録されているようなので、テレビを入れ替えてもすぐに今まで通り視聴できそうだ。
Google対応なので、リモコンで音声操作ができる。スマホのように OK, Googleと呼べばよい。
音声検索はとても便利だ。テレビのようにキーボードがないデバイスでは、映画のタイトルを探すことが非常に面倒だが、音声で一発で検索できる。
リモコンには代表的なネット配信サービスである、NETFLIX、amazon Prime Video、YouTubeのボタンが用意されている。
なお、リモコンはamazon のFire TV同様にBluetooth接続だ。赤外線では受光部の前に物があると反応しないが、Bluetoothならそういうことはない。
最近のテレビは差別化のために音に力を入れている。Dolby AudioとDTS-Xを採用し、映画館にいるような音を再生してくれる。
さらにDTS Virtual:Xにより3Dサウンドが作られ、サラウンドスピーカがなくても四方から音が聞こえてくるような体験ができる。
このためにはアンプとスピーカの出来も気になるが、こればかりは実物を見ないとわからない。
なお、スピーカは12Wのものが2つだ。
Dolby VisionはHDRのように表示の輝度、コントラストの領域を広げることができる技術だ。
これにより色の再現性が高まり、従来はぼやけていた表示がくっきりと見える。
ディスプレイの性能も必要だがそれを制御する規格、Dolby Visionが普及してきており、再生するコンテンツも増えてきている。
またDCI-P3に90%対応しており、映像ソースの色の再現性を高めたディスプレイだ。普通のテレビで1600万色しか表示できないものがこのテレビでは10.7億色も表示できる。
そして解像度はもちろん4K。最近では小さいサイズのテレビでない限りは4Kしか選択できない。(さらに上の8Kもあるにはあるが)
ベゼルとはテレビの画面の周りにある額縁のことだ。これが薄いと、テレビを見ている感覚がなくなり、実物を見ている気分になる。
PCの世界ではずいぶん前からベゼルレスが人気で。特に2台のディスプレイを横にくっつけた時に境目が気にならないほど薄いほうが使いやすい。
では仕様を見ていこう。ここでは最上位の65インチの機種を見る。
モデル名 | TV A Pro 65 |
---|---|
メーカ | Xiaomi |
ディスプレイ | |
大きさ | 65インチ |
解像度 | 4K |
色域 | DCI-P3 90% |
色深度 | 10.7億色 |
リフレッシュレート | 60Hz |
視野角 | 178度 |
Dolby Vision | 〇 |
HDR | 10 |
サウンド | |
スピーカ | 12Wx2 |
Dolby Audio | 〇 |
DTS-X | 〇 |
DTS Virtual:X | 〇 |
OS | Google TV |
ネット配信サービス | |
NETFLIX | 〇(プリインストール) |
amazon Prime Video | 〇(プリインストール) |
YouTube | 〇(プリインストール) |
ABEMA | 〇 |
U-NETX | 〇 |
Hulu | 〇 |
音声操作 | 〇(Google アシスタント) |
スマートホーム制御 | 〇 |
Chromecast | 〇 |
Miracast | 〇 |
VESAマウント | 300 x 300mm |
ネットワーク | 有線LAN 無線LAN Bluetooth 5.0 |
入力 | HDMI x3 (うちeARCは1つ) USB2.0 x 2 コンポジット |
出力 | 光デジタル音声 3.5mmイヤホン |
消費電力 | 220W |
大きさ、重量(台座含まず) | 1,446.5 x 75 x 829.5 mm 15.8kg |
価格 | 93,280円 |
モデル名 | TV A Pro 65 |
---|---|
メーカ | Xiaomi |
ディスプレイ | |
大きさ | 65インチ |
解像度 | 4K |
色域 | DCI-P3 90% |
色深度 | 10.7億色 |
リフレッシュレート | 60Hz |
視野角 | 178度 |
Dolby Vision | 〇 |
HDR | 10 |
サウンド | |
スピーカ | 12Wx2 |
Dolby Audio | 〇 |
DTS-X | 〇 |
DTS Virtual:X | 〇 |
OS | Google TV |
ネット配信サービス | |
NETFLIX | 〇(プリインストール) |
amazon Prime Video | 〇(プリインストール) |
YouTube | 〇(プリインストール) |
ABEMA | 〇 |
U-NETX | 〇 |
Hulu | 〇 |
音声操作 | 〇(Google アシスタント) |
スマートホーム制御 | 〇 |
Chromecast | 〇 |
Miracast | 〇 |
VESAマウント | 300 x 300mm |
ネットワーク | 有線LAN 無線LAN Bluetooth 5.0 |
入力 | HDMI x3 (うちeARCは1つ) USB2.0 x 2 コンポジット |
出力 | 光デジタル音声 3.5mmイヤホン |
消費電力 | 220W |
大きさ、重量(台座含まず) | 1,446.5 x 75 x 829.5 mm 15.8kg |
価格 | 93,280円 |
65インチで10万円切り!
明確に書かれてないのでパネルは液晶と思う。
TCLやLGでは同価格帯があるが国内勢ではレグザがかろうじて2年落ちのものが同価格帯だ。今年のモデルは15万円ぐらいになる。
でも、これ、チューナレスなのだ。テレビではない。TCLやLGと比べること自体がナンセンスなのだ。
TV A Proの惜しいのは、Dolby Atmosがないこと、そしてチューナがないこと。ついでに有機ELで安く出れば衝撃になったと思う。
これらがすべてクリアになってこの価格なら間違いなく買いだろう。
タイムシフトマシンも搭載してくれると面白い競争になるのだけどな。検討してほしい。
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