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Nexus5の電池交換にトライ!

 

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Nexus5の電池交換にトライ!

2020年5月20日更新
*この記事は2017年10月16日に投稿しました
購入から2年。電池の持ちが劇的に悪くなり、内蔵電池を交換した話。
Nexus5についてのまとめはこちら。

Nexus5とは

GoogleがLGと共同開発した5インチスマートフォン。発売は2014年2月、CPUは
スナップドラゴン800クアッドコア、RAMは2GB、フラッシュのストレージは32GB、
重さ130g。持ち運びに良い機種。

発売される前はNexus4があり、発展した機種と言える。また同時期に6インチの
モトローラ製Nexus6が発売され、より大画面を求めるユーザに対するラインナップ展開がされた。

当初OSはバージョン4だったが、最終的に6までバージョンアップ対応され、
7からは発売後の経過年数の決まりのため対象外となった。最新OSへのアップデート
対象外となったが、特に遅い、操作がもたつくというほどでもなく、まだまだ使えそう。

後継としてNexus5xが発売され、Nexus5の役割は終わった。5xの後継はPixelのはずだが、
事情により日本では発売されていない。この秋(2017年秋)、Pixel2が発売された。

しかし、電池が持たない

最近のスマホは薄くて軽いが、その代償として電池を交換できない。交換できた機種は、
自分が持つものでは2012年のXperia AXが最後か。その後はしばらくガラケーと
タブレットで暮らしていたので、何年あたりから電池交換ができなくなったかはわからない。

Xperia AXのときはLTE対応の初期のもので、とにかく電池が持たなかった。
通勤時間が長かった頃でもあり、予備の電池を買って会社で替えたっけ。

今は自分で電池を交換する手を使えず、電池交換は修理扱いで出すことになっている。
その際、中身のデータは個人情報の観点で消されてしまう。また、修理なので技術料が
上乗せされ、とても高い。電池だけなら1000円程度だろうに。うーむ

いつもの検索

同じように悩む人がいると思い、ネットを検索すると、いくつも事例が引っかかる。共通なのは、

  • 交換用電池を買う
  • Y字ドライバなど道具を用意する

ということ。これだけで交換できそう。

早速探すが、純正の電池はもう在庫切れなのか、見つからない。

Xperia AXのときも互換バッテリは容量の信憑性がなく、期待したよりも短い時間で
バッテリが空になった。今回は選択肢がないので、互換バッテリと工具セットをAmazonで購入。

2、3週間という納期だったが、あっさり1週間で届いた。

工具の入った箱

工具の入った箱

箱の中身

小さなダンボール箱に電池(互換バッテリ)、ドライバ、なぜか液晶保護シールが入っていた。

工具一式

工具一式

必要な工具はY字ドライバと隙間からこじ開けるプラスチックの2本、それからギターの
ピックみたいなものでは弱かったので、自宅にあったマイナスドライバ。

こじ開ける工具

こじ開ける工具

背面カバー取外し

最初に背面カバーを外す。これがまあまあ大変。

Nexus7(2013)の故障時にも開けたが、最近のものはネジなど使わず、はめ込みだけで
カバーを留めている。Nexus5も同じ。背面カバーから四方に爪があり、これが本体に
引っかかっている。この爪を外す。

側面にイヤホンとマイクロUSBの端子があり、開口している。どちらも試したが、
マイクロUSB端子から徐々に隙間にプラスチックの道具を差し込む。

背面カバー外し

背面カバー外し

横から見た背面カバー

横から見た背面カバー

一周する。一箇所きつくはまっていた爪に手こずったが、なんとか開いた。

外した背面カバー

外した背面カバー

電池を外すためには端子2箇所を外す必要があり、そのためには上方にあるカバーを
外さなければならない。6本のY字ネジを外す。

電池を固定するねじ6本

電池を固定するねじ6本

ねじを外す

ねじを外す

外れると、端子を隙間開ける道具で取り外す。

こじ開け

こじ開け

何ピンもある、小さなコネクタと、電池の端子だった。コネクタは下方のエリアから
延びており、何らかの制御配線なのだろう。

電池取外し

さて、電池を外す。ユーザが交換できる機種では容易に交換できるが、こういう
技術者が作業するものは、最低限の仕組みで作られている。つまり電池が移動中に
ゴソゴソと動き、周りの部品に余計なテンションや疲労を与えないようにするため、
mm単位できっちり合わせる精度の電池置き場ではなく、電池を接着する。
接着された電池を4cm四方程度の電池置き場から抜き出す。その際テコの原理で周りの
基板を起点にエイッと起こそうとするが、ここで力を入れすぎると基板や上に載る
部品が壊れるので注意。

てこの原理

てこの原理

周囲にマイナスドライバを差し込み、端子付近で電池裏に回してテコの原理で少しずつ
浮かせ、遂にはがれた。両面テープではなさそう。せめて両面テープにしてくれたらなあ。
写真の黒い部分が接着部分で真ん中は何もない。電池の周囲だけはがせれば取れる。

はがした電池

はがした電池

交換、後始末

新しい電池を設置し、端子2つをつなぐ。

新電池を設置

新電池を設置

ショートに気をつけて、この時点で一度起動するか確認する。
普通にロゴが表示され、異音も異臭もないので大丈夫だろう。
シャットダウンして、外していたカバーをはめて、6本のY字ネジをしめる。
背面のカバーは押して全部の爪が噛んでいる事を確認する。

再度起動する。普通に起動した。ネットワークアクセス、カメラなどの動作を確認して、
電池の状態を確認する。

あれ。残り3時間?
交換前と大差ないのは互換電池のためだろうな。仕方ない。

作業終了

作業終了

電池交換作業を終えて

今年はこういう修理ネタが多い。先日直したブルーレイレコーダが再度修理になりそう。
次回はその話になりそう。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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