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1年前に購入して使っているメインスマホのXiaomi 11T Pro。使い心地を記録する。
ハイエンドSoCを搭載しつつ安価なシャオミのフラッグシップ、Xiaomi 11T Proのまとめはこちら。
当時のメインスマホはXperia XZ3だった。次の機種のXperia 1が出た後だったが、投げ売り状態になっていると聞きつけて、近所の電気屋を探して得た。
もちろん満足していたが、1年たち、2年たちと仕様が古くなり、また、元々バッテリのためなのか本体が分厚くて重いことが気になっていた。
次のメインスマホはどうするかな。漠然と考えていたが、その頃が携帯電話の月額使用料を下げる話で盛り上がった時期で、もはやキャリアの機種変更で安く買うことができなくなり、別の手を考える必要があった。auからpovoに変えたのはこの頃だ。
仕方ないので安く買う方法を探すと、MVNOで回線契約をするか、ヤフオクあたりで買うかと絞り込んだ。候補はもちろんXperia 1 かXperia 5だ。
しかし、候補として考えたXperiaやGoogle Pixelは高い。10万円近くになる。どうしたものか。
そこに登場したのが、Xiaomi 11T Proだった。
その前にRedmi Note 10 Proを購入しており、シャオミ製品の使い心地やおおよその性能は確認できている。OSに癖があるので敬遠していたのだが、Redmi Note 10 Proで慣れた。要はiOSにAndroidを似せているだけだ。
11TProが当時のハイエンドSoCの1世代前を搭載していることもあったので、使って後悔することはないだろうと考え、購入に踏み切った。
では、使い心地を見ていこう。
Xiaomi 11T Proは、6.67インチ有機EL、2,400 x 1,080の解像度だ。1つ前のメインスマホであるXperia XZ3に比べると画面は粗い。
Xperia XZ3はの6インチ有機ELディスプレイであり、2,880 × 1,400の解像度だ。
ミッドレンジのスマホでは幅が1,080ピクセルであることが多く、多くのスマホがフルHDで、Xperia XZ3はQHDということだろうか。
実際に短辺が1,080ピクセルで困った、という記憶はない。
仕様によれば、大きさは164.1 x 76.9 x 8.8mm、重さは204gだ。Redmi Note 10 Proもそうだったが、持つとずっしりと重さを感じる。ほぼ直方体の形状なので、金色だったら金の延べ棒気分を味わえるのかもしれない。(そこまで重くはないが)
服のポケットに入れて運ぶと、入っているという存在感を感じるが特別に重いというわけではない。
なお、Xperia XZ3の大きさは158.0 x 73.0 x 9.9mm、重さは193gだ。Xiaomi 11TProと大差はない。
1億画素の触れ込みで売られた機種だ。このブログのレビューでもいろいろな被写体を撮影した。
今回はいつものフィギュアをマクロレンズで撮影してみた。トラックボールのほうは通常の広角レンズだ。
曇天の昼間の室内、結構薄暗い状況で行った。比較のため先日のiPadレビューで掲載したiPhoneSE2の写真も載せておく。
写真自体は明暗の加工はせず、データ量削減のみしている。写真のクリックで拡大表示する。
マクロレンズ撮影の場合は、レンズと被写体の距離が5cm未満だった。花などさらにズームして写したい場合はさらに近づくこともできる。
マクロレンズ撮影の場合はデフォルトで決めた写真のサイズ(ここでは3,000 x 4,000)とはならず、1,944 x 2,592に固定になるようだ。レンズが違うからかなぁ。
ミラーレス一眼も持っているので普段のちょっとした撮影はミラーレス一眼だが、ピント合わせに苦労することが多い。他店に焦点を合わせることができるスマホのほうが便利な時は11TProを使っている。
購入時のレビューはこちらを参照。
通話はpovoの定額制で使い、外出時は楽天モバイルで通信する。24時間使い放題がほしいときはpovoを使う。
楽天モバイルは有料になったが維持しているので、povoよりも優先して利用している。速さの面ではpovoのほうがいい。
ちなみにAPN設定などはしなくても楽天モバイル、mineoは認識していた。新しいMVNOが出てきたら認識しないかもしれないが、既存のMVNOであれば大丈夫だろう。
外出する機会があったので、外でpovoの5Gと4Gの通信速度を測定した。また我が家のフレッツ光経由のWiFiも掲載しておく。
手段 | 測定結果 | |
---|---|---|
povo 5G | 下り:562.91Mbps 上り:84.40Mbps |
|
povo 4G | 下り:34.54Mbps 上り:14.16Mbps |
|
WiFi | 下り:25.69Mbps 上り:3.81Mbps |
注意:povoの5Gと4Gの測定は異なる所、異なる時間帯で実施しているので参考情報。
WiFiはずっとWANの性能が落ちているので特に上りが悪い。
購入当時の性能測定はこちら参照。
Xiaomi 12T Proは神ジューデンで売っているが、11T Proは元祖神ジューデンだ。実は充電時間は11T Proのほうが短い。理由は不明だが。
100Wの急速充電器で充電した場合のみ、17分で満充電になる。実際に試してみたが、本体の電源を切っていたにもかかわらずかなり熱くなっていた。バッテリへの負荷が心配だ。
最初の頃はバッテリ持ちが良かったが、徐々に劣化しているように思える。
外出すると、使う時間にもよるが充電が必要だ。
最近の充電では、残り75%で20時間弱使えると表示されている。おおよそ27時間ぐらい使える計算だ。
以前の測定では条件が違うものの93時間となっていた。1年で減っていくものなのか、あるいは最初の測定条件が特殊だったのか。
自宅ではWiFiもSIMもOFFにしている。電話の着信があれば出るが、それ以外は外出のために待機しているイメージだ。このため、バッテリを消費するアプリが何かと表示せると、アイドルとセルスタンバイが上位にいる。
バッテリ状態をCPU-Zで見た問題なさそうだ。
Media Pad M5では問題になって最近では使う頻度が下がっているが、ストレージ32GBでは厳しい。
Xiaomi 11TProは128GBモデルなので、問題なし。
Android12ベースのMIUI13が最新だ。
Android13になるのはいつか不明。
全く問題ない。
本ブログを表示し、YouTubeの動画を再生した。
1年が経ち、後継機のXiaomi 12T Proが発売された。今回はMNOであるソフトバンクも販売し、TVCMも投入されている。
2億画素のカメラ!と聞くと早速24回分割の計算をしてしまうが、まあ待て、まだ11T Proも分割払いが半分残っている。
13T Proを期待して今年はスマホ新規購入なしで進めていきたいところ。我慢できるかなぁ。
新しいものに気持ちが揺らぐことはあるとしても、11TProに今のところ欠点は見つからない。安く買えることで仕様を妥協できるなら12T Proではなく11T Proでもいいと思う。
ミッドレンジ機に飽きたら、ハイエンドSoCを載せた1世代前のXiaomi 11TProもいい選択だと思う。
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