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先日10GbpsのNICを使ったNASが発表されたと記事を書いた。
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字の如く、1Gbpsを上回る2.5Gbpsで通信する規格だ。
おそらく、通信規格としては1Gbpsのあとは10Gbpsで決まりだったはずだが、
提供するための機材がなかなか安くならないため、
どこかのベンダがこういう分割した規格を考えたのだろうか。
似たようなものに、5Gbps、40Gbpsというものもある。
2.5Gbps、5Gbpsは10Gbpsの4分割、2分割という意味であり、
10Gbpsがまだまだ高価だった(今でも高価ではあるが)数年前に
その帯域を分けて異なる客先に提供することを考えていたのではないだろうか。
逆の発想で40Gbpsはまだ100Gbpsが高価すぎるので、
比較的安価な10Gbpsの機材を転用できるように4本束ねて40Gbpsにしているようだ。
数年前にすでにバックボーンは100GbpsにしたというMNOやISPの話を聞いたことがある。
そういうインフラを担う会社にとって100Gbpsの投資負担は大きいので、
つなぎで40Gbpsというものが現れたのだろう。
外見は地デジ録画の待避先にしているHDL2シリーズと同じに見えるので、
少なくともNICもNICだけ差し替えているだろう。
想像だが、ネットワークの高速化に伴い処理も高速にする必要があるので、
SoCも更新しているのではないか。
みたところ、HDDレスモデルは設定されていない。
地デジの番組転送の速度に上限があるようでは意味がないから、
当分はSOHOや小規模支社の共用ファイルストレージの置き場として使えそうだ。
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