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【CentOS後継】後継候補のAlma Linuxが8.5Betaを提供開始

 

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【CentOS後継】後継候補のAlma Linuxが8.5Betaを提供開始
 

いよいよあと2ヶ月。CentOSのサポート終了がやってくる。
Alma Linuxから次のバージョンである8.5のBetaが提供開始になった。
CentOS後継問題のまとめはこちらから。

連載記事はこちら
  

Alma Linuxのアップデート

3月末に8.4がGAしてから、大きな変化はない。これはライバルのRocky Linuxも同じだ。
あったのは支援してくれる企業が増えたという事だった。
詳細は下記記事参照。

また、Alma Linuxの提供主体といえるCloud LinuxがCentOSの有償延長サポートをするというニュースもあった。

8.5Betaの提供

下記でAlma Linuxがアナウンスしている。

Alma Linux 8.5Beta

Alma Linux 8.5Beta 出典:Alma Linux WEBページ

開発コードネームはArctic Sphynx、北極のスフィンクス?ってことかな。ベータ版なので製品には使うなという注意書きがある。

8.5の内容

詳細はリリースノートを参照すべきだが、簡単に書かれている。

improvements to container management tools, several new module streams, enhancements and additions to System Roles, an enhanced Cockpit web console, support for OpenJDK 17, additional security features for personal access tokens, and network time security (NTS) for NTP.

コンテナ管理ツールの改良、システムのロールの強化と追加、コクピットWEBコンソールの強化、OpenJDK17のサポート、パーソナルアクセストークンのための追加のセキュリティ機能、NTPのセキュリティ ということのようだ。

GA版がいつ出るのかわからないが、CentOSはもうあと2か月で終了だ。その後はCentOSという寄るべき標のない世界が始まる。それは混とんの世界か、新たな標による再統一か。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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