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VESAがDisplay Port2.1を策定 2.0の改良規格

 

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VESAがDisplay Port2.1を策定 2.0の改良規格
 

PCのディスプレイ規格を策定する団体であるVESAがDisplay Port 2.1を策定したと発表した。
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Display Port 2.1の概要

2.1は2.0の改良版といえる。

VESA Display Port 2.1

VESA Display Port 2.1 出典:VESA

具体的にはUSB4規格に適合できるような改良を行った、ということのようだ。解像度などについては2.1と変わっていない。
DPは1.2の頃からUSB-Cを使ったDisplay Port Alt Modeを提供しており、USB-Cのケーブル1本でUSBの機器との接続、給電だけでなくDP信号を通すことができる。
このため、2.0で認証を得ている機器は2.1でも規格を満たすとのこと。(ただし後述の機能があるので認証にはならない)
2.1では新たに帯域を管理する機能が追加された。USB4接続のUSB-Cケーブルで他に機器が接続されている場合、データトラフィックを効率的に通信できるように管理するそうだ。USB4はThunderbolt4と同義であるといえるので、従来のUSBのようにPCとディスプレイを直結するケースではなく、デイジーチェーンの場合を指しているとおもわれる。

DPの歴史

規格を決めているVESAはモニターアームの規格定義でも知られている。もともとはPCI規格の拡張カードが出てくる前にPCの拡張カードのバス規格を定めた団体だ。その用途はグラボだったので、当時から一貫してディスプレイ関連団体なのだな。

ここでDPの歴史を振りかえっておこう。


規格バージョン
1.01.21.31.42.02.1

策定年
2006年2009年2014年2016年2019年2022年

目玉機能
なし3D映像
広色域
mini DP
デイジー
チェーン対応
HDR静的データ
USB-C
HDR動的データ
32chオーディオ
ストリーム
DP Alt Mode
USB4 対応USB4での帯域管理

帯域
8.64Gbps17.28Gbps25.92Gbps25.92Gbps77.37Gbps77.37Gbps

解像度(60fps)

1920x1080(FHD)

2560x1440(QHD)

3840x2160(4K)
〇(30fps)

7680x4320(8K)
---

解像度(120fps以上)

1920x1080(FHD)

2560x1440(QHD)
-

3840x2160(4K)
--

7680x4320(8K)
------

規格バージョン
1.0

策定年
2006年

目玉機能
なし

帯域
8.64Gbps

解像度(60fps)

1920x1080(FHD)

2560x1440(QHD)

3840x2160(4K)
〇(30fps)

7680x4320(8K)
-

解像度(120fps以上)

1920x1080(FHD)

2560x1440(QHD)
-

3840x2160(4K)
-

7680x4320(8K)
-

規格バージョン
1.2

策定年
2009年

目玉機能
3D映像
広色域
mini DP
デイジー
チェーン対応

帯域
17.28Gbps

解像度(60fps)

1920x1080(FHD)

2560x1440(QHD)

3840x2160(4K)

7680x4320(8K)
-

解像度(120fps以上)

1920x1080(FHD)

2560x1440(QHD)

3840x2160(4K)
-

7680x4320(8K)
-

規格バージョン
1.3

策定年
2014年

目玉機能
HDR静的データ
USB-C

帯域
25.92Gbps

解像度(60fps)

1920x1080(FHD)

2560x1440(QHD)

3840x2160(4K)

7680x4320(8K)
-

解像度(120fps以上)

1920x1080(FHD)

2560x1440(QHD)

3840x2160(4K)

7680x4320(8K)
-

規格バージョン
1.4

策定年
2016年

目玉機能
HDR動的データ
32chオーディオ
ストリーム
DP Alt Mode

帯域
25.92Gbps

解像度(60fps)

1920x1080(FHD)

2560x1440(QHD)

3840x2160(4K)

7680x4320(8K)

解像度(120fps以上)

1920x1080(FHD)

2560x1440(QHD)

3840x2160(4K)

7680x4320(8K)
-

規格バージョン
2.0

策定年
2019年

目玉機能
USB4 対応

帯域
77.37Gbps

解像度(60fps)

1920x1080(FHD)

2560x1440(QHD)

3840x2160(4K)

7680x4320(8K)

解像度(120fps以上)

1920x1080(FHD)

2560x1440(QHD)

3840x2160(4K)

7680x4320(8K)
-

規格バージョン
2.1

策定年
2022年

目玉機能
USB4での帯域管理

帯域
77.37Gbps

解像度(60fps)

1920x1080(FHD)

2560x1440(QHD)

3840x2160(4K)

7680x4320(8K)

解像度(120fps以上)

1920x1080(FHD)

2560x1440(QHD)

3840x2160(4K)

7680x4320(8K)
-
Wikipediaの情報を参考に作成。

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HDMIとDPの関係

信号レベルではHDMIとDPとDVIは互換性があるといわれていた。しかし4K,8Kになってくるとどこまで互換性があるか。
DVI(一般的に使われるのはDVI-D)は4Kに対応していない。
HDMIは4Kに2.0で対応しているが、DPと互換性があるか不明だ。

JAPANNNEXT様提供の5X40(5K解像度ディスプレイ)では自分の自作PCとHDMIで接続した際は表示しなかった。おそらくHDMIケーブルが2.0でなかったものと思う。2.0対応ケーブルでは表示したし、DP1.4では問題なく表示している。

DP1.4をHDMIに変換して接続することはやっていないのでできるかどうか不明だ。
HDMIがライセンス料を取る団体で、DPはライセンス料を取らない団体という、似たような規格でありながら正反対の方針ということもあり、AV機器ではHDMI以外に選択肢がないがPCでは徐々にDP、それもAlt Modeを使ったUSB-Cに移行しているように思える。

あと数年たてばHDMI搭載PCは無くなって、DPとUSB-Cだけになるのかもしれない。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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