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Display Portの新規格 2.0の発表

 

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Display Portの新規格 2.0の発表

2020年3月3日更新
ちょっと間が開いてしまったが、ディスプレイを接続する規格の一つ、
Display Portに新たな規格が策定された。
ディスプレイについてのまとめはこちら。

DisplayPortとは

PCとディスプレイを接続する規格はいくつかある。
古くはRGBといわれる15ピンのアナログ接続、ディジタル化の第1歩だったDVI、
そしてAV機器も採用するHDMIがある。

一時期は4Kディスプレイの接続する規格としてDisplayPort以外に
リフレッシュレート60Hzのサポートがなく、独壇場であった。
しかしHDMIに2.0が策定されてから、すっかりDisplayPortを聞かなくなった。
他の規格と比べて、メインディスプレイにすると都合が悪いことがあるとか、
ディスプレイ側でも低価格機での採用が進まないなど、いろいろな話を聞く。
ちなみに信号レベルではHDMIとDisplayPortは互換性があるそうで、
変換アダプタが売られている。USB Type CのAltモードでディスプレイ信号を流す場合も
規格上はDisplayPort信号になっているが、自作メインPCのJisaku6ではHDMIに変換して、
これを2台のディスプレイにつないでいる。

そんななか、DisplayPortを管理する団体であるVESAが新しい規格を発表した。

新規格2.0

VESAのニュースによれば、8K(7680×4320),HDR-10を見据えた規格のようだ。

  • 帯域が77.37Gbps
  • DP1.4aとの互換性
  • VR対応
  • Thunderbolt3の物理インタフェースを採用

この規格で接続すると下記の大きさを利用できる。

  • 1台の16K(15360×8460)@60Hz (DSCで圧縮時)
  • 1台の10K(10240×432)@60Hz(無圧縮)
  • 2台の8K(7680×4320)@120Hz(DSCで圧縮時)
  • 2台の4K(3840×2160)@144Hz(無圧縮)
  • 3台の10K(10240×4320)@60Hz(DSCで圧縮)
  • 3台の4K(3840×2160)@90Hz(無圧縮)

8K放送はNHKによりオリンピックを対象にして放送の準備が進む。
しかし実際に普及するかどうかは価格次第だ。
テレビでなくディスプレイが安くならなければHDMI2.0で十分ということになる。

機器は2020年末頃に発売されるとか。
まだ自分には不要だが、8Kでどういう世界になるか楽しみでもある。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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