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アップルの毎年恒例のWWDCにて、新プロセッサのM2搭載MacBookとスマホ、タブレットの新OSが発表された。
macのまとめはこちら。
今回の目玉はこれだろう。M「1」と言っていたくらいなので当然2、3と続くと思っていた。
M1プロセッサの登場が2020年の初夏で最初の製品のMacBookが2020年の11月。それから2年弱でCPUが更新されて登場した。
M2の性能はすでにいろいろなところで語られていると思うが、ここではアップルのWEBでわかる範囲を見て考える。
まずM1との比較。同じMac Book Airでの比較になるが、ビデオ編集においてパフォーマンスは1.4倍という。
これらは1.6倍になっている。デスクトップPCであり同じ項目を比較しているわけではないので参考までにだが、半導体業界全体の進化=製造プロセスの微細化などにより全体的に1.4倍くらいになったのかもしれない。
特徴はほかに、軽い、薄い。バッテリは最大18時間。
7月発売でラインナップはMac Book AirとMAc Book Proだ。ソフマップでは早くも予約受付中。
この時期は秋に提供されるOSの更新情報がでてくる。奇しくもAndroidも秋に更新されるが、今頃にベータ版が広がるころだ。
iPhone用のiOSは16になる。成熟したOSになってきているので、改良は毎回大きくはない。
今年は以下のものだ。
Androidではある程度できていたものだ。iPhoneへの要望が強くあるのだろうか。
Androidと異なるのは、メール送信の予約や画像を調べる機能がついていること。
エフェクトを行い、写真の人物が時刻よりも手前に見えるそうだ。他、アップルウォッチと連携してワークアウトの状態を表示するとか、カレンダのアラームを表示してくれる。
このくらい整理されていると、Androidよりも使いやすそうだ。
AndroidではGoogle レンズに相当するのだろうか。最近はTVコマーシャルでしらない和菓子を撮影して名前を調べる、ってやっている。
アップルはその先を行って、画像そのものの加工をしてしまうようだ。つまり理解できない外国語(この例では左の中国語)を撮影して調べると、その部分を英語に書き換えて右のようにしてくれる。
iOSから分離したiPad用のOSであるが、徐々にPCのほうに軸足を向けてきている。
今回は、マルチタスクと外部モニタ対応が発表されている。
新機能のステージマネージャにより、アプリとウインドウを自動整理し、タスク間切り替えを素早くする。
作業中のアプリのウインドウは中央に大きく表示し、ほかは左に小さく表示するそうだ。
なお、ステージマネージャはM1を搭載したiPadProとiPadAirでサポート。普通のiPadでは使えないようだ。残念。
以前からできているよ、と思われるかもしれない。確かにテレビなどに画面を表示することはできた。
ステージマネージャにより最大6K 解像度の外部ディスプレイをサポート。これがミラーリングではなくデスクトップの拡張として使えるようになる。
iPad上に4つのアプリ、外部ディスプレイに同じく4つ表示できる。
M2という革新的プロセッサの改良版が出てくるのは予想できたし、今後も続くだろう。この手の話は際限なく続く。
一方でOSはどうだろうか。今回取り上げていないがMacでiPhoneを外部カメラにする機能が付くそうだが、こういう小手先レベルの改良にとどまってしまう。
ハードウェアの進化に対してソフトウェアのほうは停滞しているように思える。それはWindowsもAndroidも同じだ。数年後もたいして変わらないOSを我々は使っているのだろうか。
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